「アメリカのそういうところが…」キャプテン・マーベル satoru otsuboさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカのそういうところが…
marvel作品は一通り見ることにしたので見た、見る前からこんな感じなのかなぁと思っていた通りの内容
私は特撮に政治だとか情勢のようなものを取り入れるのは好きじゃない、キャプテンアメリカの1作目もそうだった。キャプテンアメリカの場合は仮想のドイツが相手だったので100歩譲ってあの映画オリジナルの設定として見れたが、キャプテンマーベルはあまりにもリアルだ。
この映画を見て自分(男)は何を感じればいいのか、女性は勇気をもらえるのかも知れないが、私はなぜ娯楽映画を観に来て叱られたような気持ちになって帰らなければならないのか?
単純に女性ヒーローが男性ヒーローと同じように敵をバッタバッタと倒していけばいいのに、女は感情にながされるだとか女には無理だという台詞を何度聞かされるのか。絶対にもっとサッパリとしたやり方でキャプテンマーベルの魅力は引き出せたと思う。
設定を見るとmarvel世界最強らしいが、そんな最強のヒーローが男に縛られすぎでは?ブラックウィドウはうだうだ言わず戦果で魅せてくれる。ざっと観た感じアメコミでもキャプテンマーベルを通してフェミニズムを表現しているようだが、ここまでやっているのか?監督の思想によってキャプテンマーベルの魅力が削られていないかが知りたくなった。
総評するとキャプテンマーベルのキャラクターとしての魅力は5段階で4くらいあると思うが見せ方がこういってはなんだが女々しいと感じた。ヒーローをプロパガンダとして使うのはヒーロー映画として純粋に見れなくなるのでやめてほしい、アメリカのそういうところが苦手。
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