「猫」キャプテン・マーベル うじさんの映画レビュー(感想・評価)
猫
4月に公開されるアベンジャーズ・エンドゲームの予習的な
作品だと思います。マーベル・コミックを映画化したものを
全部観続けている方には、見落とすことができないと思いますが
マーベル・シネマティック・ユニバースに思い入れが
ある方以外の方には・・・・・
お話は、マーベルが記憶を失っており、
なぜ彼女がスーパーパワーを身に付けたのか、
そもそも彼女は何者なのかを、サスペンス的に
追っていきますが、ヒーローとして覚醒してからは
完全無欠のむちゃくちゃ強いヒーローなので
それまでのサスペンス的な展開はなんか
どうでもよくなってしまいます。
映像や、ヒーロー、敵方のデザインは
お話の時代が90年代半ばなので、その時代の
SF映画に意識してあわせているのか、そんな感じです。
(アクアマンもそうでした。)
映像もアクションもそんな感じです。
電車の上のアクションは、スティーブ・マックティーンの
「ハンター」のアクションを彷彿させます。
敵(?)のデザインも、ふるっ、ださっを狙っているものと
思われます(CGも使っていると思いますが、昔の特殊メイク的な
感じ満々です。)。
ニック・フューリーを演じているサミュエル・エル・ジャクソン
はCGで30歳くらい若返っています。吹替えで観たのですが、
ニック・フューリー専門となった竹中直人は、いつもは重厚な
吹替えをしていますが、若い時代ということなのか、また、お笑いも
少し入っているのかということで、昔の軽い竹中直人の
雰囲気で吹替えしています。それはそれで面白かったです。
「笑いながら怒るニック・フューリー」をやってほしかったです。
※「猫」が出てきます。
ニック・フューリーがメロメロになります。
※ジュード・ロウは冴えない感じです。
※いつものご承知のとおり、観られる場合は、
エンドロールの最後まで席をはずしてはいけません。
※できれば、3DかIMAXで観たほうがよいかもしれません。
(今回は吹替え2Dでした。)