「色々誕生する物語」キャプテン・マーベル kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
色々誕生する物語
一番気になったのはサミュエル・L・ジャクソン演ずるニック・フューリーが若作りしてたこと(CGか?)。もう69歳になるというのに年齢を感じられなかったのですが、走るシーンはちょっとやばかった。あれは老人の走りだ。猫を可愛がるシーンも素敵なサミュエルだったけど、いきなり「プリーズ・ミスター・ポストマン」を歌うシーンが良かった♪(何故この歌?)
冒頭のスタン・リーを絡めたロゴ、THANK YOU STANの文字、そして最後となるであろうカメオ出演、どれもこれもが感涙。思えば『スパイダーバース』のアニメ・スタンも良かった。そして、誕生したのはキャプテン・マーベルだけではない。ニック・フューリーだって、猫のグースだって、アベンジャーズという名前ですらここで誕生したのだ。
そんな『アベンジャーズ エンド・ゲーム』前の一本。DCのスーパーマン級のヒロインを持ってきて、半分に減らされたアベンジャーズの穴埋めにしようという魂胆か。フューリー人脈恐るべしってくらい凄い。そんなこんなで、エンドゲーム観る前に予習しなきゃいけないところも映画界のマルチ商法で恐ろしい・・・
ストーリーはヒーロー単体なため単純化されていましたが、「これが戦争よ」という言葉に表されるように、戦争の意義、「敵」って何なの?と、考えさせられる。序盤にスクラル人を悪玉として描いているところもいいし、敵だ、侵略者だと洗脳されるという恐ろしさも伝わってきた。相手の言い分も聞かなきゃね・・・
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