「良くも悪くもアメコミヒーローのジャスト女性版」キャプテン・マーベル DKさんの映画レビュー(感想・評価)
良くも悪くもアメコミヒーローのジャスト女性版
タイトルロールのいつものマーベルの所に、スタンリー御大のみで登場。胸が熱くなったまま本編へ。
あと今回初めてIMAX 3Dで鑑賞したが、最終的には2Dのアイマックスが良かったんじゃないかと思った。
ブリー演じるキャロルことヴァース。
思ったより早くジュードローが登場して、スターフォースのメンツはかなり好き。ただ色々と既視感があったかもしれない。
クリーのシュープリームインテリジェンスがAIという設定は面白いと思った。
クリー人として、エイリアン達と戦争中で殲滅させたがるのだが、その流れで地球に漂着したキャロル。
記憶がもともと曖昧のまま、徐々に手掛かりをつかみかけて1人の女性へと辿り着く。
その方が研究していたエンジンからパワーを得るが、ジュードローリーダーが黒幕でもあった。なんとなくそんな気もしてた、、
カーチェイス、飛行船でのシーン等全体的にスターウォーズと似てたかなと思ってた。また、マーベル単独ヒーローものだから、割とネタ切れ感があったのかなと。その分フューリーの過去や、コールソンの若手時代等小ネタは多かった。
猫のグースがまさかフラーケンという危険生物でクラーケンみたいに飲み込んじゃうやつという設定は面白かった。
終盤で覚醒したキャロルが強すぎるのだが、多分この映画は男と女で大分見方が変わるんだと思う。アメコミアクションのヒーローものとして全要素あるのだが、僕から見た違和感がそこにあった。もっと女性らしさを戦闘やらなんやらに入れて欲しかったかなと思ってて、これだとただのアメコミヒーローの女性版にすぎないかもしれない。でもそれを上回るぶっ飛んだ強さがあるから、バランスとりつつサノスをぶっ飛ばして欲しい。