「パワーバランス崩壊」キャプテン・マーベル Sulejmaniさんの映画レビュー(感想・評価)
パワーバランス崩壊
エンドゲームの前作ということですが、一応単体としても評価すると全体的にテンポよくできていたと思いました。個人的に成長劇としてはイマイチ流れが速すぎるかなとは感じましたけど、ヒーロー映画ですしアクションも盛り込むことを考慮すればあまり気にする必要はないですね。
ここからは一人のファンとしてですが、コアがなんなのかと思って見ていたらまさかのスペースストーンというのは驚きましたね。結局ワンダやピエトロ、ヴィジョンと同じでキャロルも「ストーンの影響を受けて能力を得たヒーロー」の一員となったわけです。適当になってると言えばそれまでですが、映画では描ききれないような原作の細かい設定を上手く省略しているということで受け入れれば、ここの点もMCUの世界観やヒーローが愛され、そして長続きしている理由の一つかなと個人的に思います。
それと、これは超個人的ですが、アベンジャーズ計画の名前の発祥を取り入れたのはなんだか少し強引な感じがして正直これ入れなくても良くないか?と思ったのと、こちらはミスったのかわかりませんがシールドの名称の矛盾が一番気になってしまいました…
まああと気になる伏線と言えば
・その後のスクラル人の動向
・(上のと同じだろうけど)本編からエンクレまでの間は相当な年月が経つがキャロルはずっとスクラルの新たな居住地を探す以外に何かしていなかったのか?
・バイオハザードのゾンビみたいなグースの正体
・この映画の時期のロナンとgotgのロナンとの変化
こんなもんですかね。
要は何が言いたいのかといいますと、キャプマが強すぎ。
最後に。
Thank you Stan Lee.