「ドストライクな作品」mid90s ミッドナインティーズ 90'sさんの映画レビュー(感想・評価)
ドストライクな作品
自分も90年代中頃に高校生だったためどハマりした作品。KIDSの影響を感じさせる作風。編集と演出の巧さが際立ってとても初監督とは思えない。16mmフィルムが90年代感を更に演出してます。冒頭サニースリッチが着てるTシャツで、当時の時代感を醸成させつつ年上のイケてる先輩役のオーランプレナット、ナケルスミスがマジかっこいい。二人ともプロのスケーターながら演技もいけてる。サニーもしかりだがカリスマ性がびんびん!今後の活躍が期待される
ジョナヒル監督の西海岸オルタナヒップホップ愛を感じまくる選曲が最高。
ファーサイドのパッシングバイをラストにもってくるキレの良さで完全にノックアウト。
トレントレズナー&アッティカロスのスコアも素晴らしい。ソーシャルネットワークに通じるものがあり思春期の成長と危さが表現されている。
ただの思春期ものじゃなく当時の時代感。10代にして夢とか希望がない、無気力で、家庭に問題がある。まさに90年代ノスタルジー。
パンフレットがかなり充実しており絶対買うべき!
映画も音楽も多感な10代の時期に浴びた作品は特別なものになってますよね。
しかし、映画は進化し続けてるけど音楽は90年代で止まってる気がするのは自分だけでしょうか。まあ、ヒップホップはだいぶ進化てか変化しましたけどポップスとロックは止まってる。EDMが2010年代に生まれたけどハウスミュージックはリバイバルされてる。
今晩は。
トレントレズナーと言えば「ナイン・インチ・ネイルズ」と思っているNOBUです。初めまして。
多分、ほぼ同年代(私の方が少し上かと思いますが)の方ではないかと拝察します。
「ニルヴァーナ」は別格として、「ダイナソーJr」「スマッシング・パンプキンズ」初期「レッチリ」は今でも、家人の断捨離攻撃を微妙に躱し、社内の個室・・じゃなかった車内で爆音でかけています・・。
昨日、ある素晴らしきドキュメンタリー映画を観たのですが、映画にとって音響、音楽の大切さを今更ながら感じました。
取り分け、学生時代に頻繁に聞いていた音楽が映像途中で流れると、一気に気持ちが高揚します。
今、一番楽しみなのは「ワンダーウーマン1984」でのニュー・オーダーの「ブルー・マンデー」の使われ方です。全く流れなかったら、客電が灯った後、席を蹴り上げて劇場を出ないようにしないとなあ・・と真面目に考えています。
返信不要です。 では、又。