きみと、波にのれたらのレビュー・感想・評価
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爽やかで前向きで素敵
ファンタジーラブストーリーなので観る人を選ぶかもしれませんが、私は爽やかで前向きなストーリーを楽しめました。ひなこが港の死を乗り越えていく姿を、波にのることで表現していますが、それがキレイでグッと来ます。
アニメでしか出来ない色々な表現も良かった。劇中なんども口ずさむ主題歌が印象的でした。オムライスが食べたくなります!笑
惜しい
2019-62
ホラー映画だった。
12時に予約と思っていたら19時だったので、急遽映画で時間つぶしすることにした本日2本目。
こちらは全く観る気がなかったけど、時間帯的にこれしかなかったので、ポイント鑑賞。
うん、まぁ、これファンタジーとして楽しめる人ならいいと思います。
恋人を海でなくし、その恋人との想い出の歌を歌うと水中に恋人が現れる....
それで水筒や便器に話しかけたり、等身大のスナメリに水ためて一緒に歩く女の子って怖くね?!、と思っちゃうすさんだ心なんです、すみません。
私なら周りの目を気にして、自宅だけで楽しみますが...あと消防士であんな髪長いのいないでしょとか、どうも非現実的な部分が合わなくて、だめでした。
あと特別ザイル好きでもないところに、上手とは言えない声の演技でしたので...
女子二人は上手かったです。川栄の上手さはわかってたけど、松本穂香ちゃんが想像以上に声優でした。
絵もね。
可愛いのですが、『天気の子』の予告編のほうが抜群に綺麗でわくわくします。
「見どころどこ?」と呟いたお客さんがいました。
たぶんタワテラのとこ違う?(笑)
湯浅ワールド
トイレの中で歌うな(笑)
タイトルはネタバレなので置いといて…(一番の笑い処)
予告を何度か見ているうちに爽やかな世界観が気になって映画館に足を運ぶことに。
キャラが好きになれれば大満足できる作品と言える。
個人的には主人公の女の子がとても好きになれたので大満足。
水の質感やそれを通したキャラの顔の表現など印象に残るシーンが多く心に残る作品となった。
以下雑記。
見た目の印象そのまま、天然スウィーツな女子とクールなイケメンという王道な感じの恋愛作品。
予告編でほぼ話のあらすじが分かってしまう上に開始15分くらいでだいたいの人間の役割から話の展開が大まかに読めてしまうが、それはそれで変にひねりを加えて台無しにするよりはよいだろう。
予告では奇跡の出会いと銘打ったものの、恋人になるきっかけにやや物足りなさを感じた。
あの規模の火災だとすんなり救出することは難しいのでは。それくらいあっさりとしている。サスペンスドラマやパニック映画ではないので仕方ないが、トントン拍子で恋人になってしまうのは勿体ない。
やはり恋愛ものはデキるかデキないのかのハラハラ感が重要なので、あっさり結ばれてしまってはその後の展開は壊すしかなくなってしまう。
その壊れる部分もあっさりしていて、もう少し悲劇的な演出ができればよかったのかもしれない。あまり露骨に泣かせにくるとウザいのかもしれないが、あれだけの好青年なので勿体ないかと。
例えば約束の時間に遅れるから先に行ってて、の後に事故に遭うとか。その日に海にさえ行かなければ、と言った後悔があればもう少し死に重みが出たと思う。
伏線となった思い出も少し設定を生かしきれなかったと思う。
過去に主人公に助けられたから携帯のパスワードが分かった、というロジックなのは分かるが、それだと2回目は助けられなかったという悲劇的な結果の方が勝ってしまう。
しかも子供の頃と違って泳げるようになっていたのに、そんなに簡単に息絶えてしまうものかと。
徹夜の体力不足だけでは少しうーん…
遺品に対する主人公の知りたいという思いを魅せたいのであれば、例えば喧嘩していて何日も口を利いておらず、主人公の死に際の生活の様子を少しでも知りたいとか、
一緒に撮った動画のデータが残っていないかとか、
もう少しスマホ特有の魅せ方があったような気がする。
その為に急遽回想シーンを織り込んで辻褄を合わせをした感じが否めない。どうしてもその辺のご都合主義が作品を薄っぺらくしてしまう。
もしその過去に接点があった設定を活かすなら
本当は昔から知ってたんだよ、とか
2度目は助けてあげられなくてゴメン、というような台詞があってもよかったと思う。
ビル火災に謎の水が纏わりつくというのもこれでは完全にファンタジーになってしまい日常感がぶっ飛んでしまうので無し寄りの無し。
これだけは特に頂けないといった印象であった。
もちろん死んだ彼氏が現れる時点でファンタジーではあるが、あくまでもそれは主人公と彼氏の間だけの狭い空間で展開すべきであろう。
そうしないと超常現象を多くの人が見たらテレビ局が騒ぎ出すのでは?ネットで騒動になるのでは?と要らぬ妄想が膨らんでしまう。
ヒーローものでよくある主人公の身分は明かしてはいけないといったお約束と同様で、不思議体験はあくまでも主役たちの中だけで留めておく必要がある。
そうしないと消防士が必死の思いで消火活動をしているシーンも非常に薄っぺらくなってしまい、苦労が全く伝わってこなくなってしまう。
なんだか不思議な現象で勝手に鎮火してしまいました、では緊迫感が全く伝わらない。
今回のテーマは「水」であるが、その対極となる「火」を織り交ぜたのはよかったと思う。
なので見せ場のシーンでもう少し水と火がせめぎ合うシーンがあれば格好よかったのではないか。
例えば消防ホースの水が途中で出なくなってしまって、火に巻かれてしまい絶体絶命…!!
このビルは高すぎて水圧が届かないんだ!!
そこを彼氏の不思議な力で水を送り込んで間一髪で消火…!!
というようなギリギリの展開の方がリアリティがあるし、周囲の人間は超常現象とは気が付かないはずだ。
どう見ても水が空中に留まっていて壁の隙間があるのに下に落ちずしまいにはモブの消防士が謎の水の塊です!という台詞で思わずしょんぼり…
もし自分がその場に居合わせたらスマホで撮影するのに夢中になっていただろう。
これTwitterに上げたらバズって有名になれる!とか思ってそう。
あとクライマックスの後はいらないかな。
魔女の宅急便のように危機一髪の最大の山場を乗り越えたらそのままエンディング、どうしてもその後の説明が欲しいならエンドロールに止め画のスライドショーでいいので、それとなく後日談を描く方が最大の感動のまま終わることができてよかったと思う。
犯人逮捕のくだりはそこまで丁寧に説明しなくてもヤフーニュースのトップの画像をエンドロールに貼っておけばいいだけでは…。
全体的に尺が足りないというか時間の使い方が勿体ないかな。起承転結で言えば転まで引っ張り過ぎ、彼氏が死ぬシーンはもっと前か、思い切って死ぬシーンから始めるくらいでもよかった。
前半ののろけてるところはキャラが好きじゃないと退屈だろうな、死んでからものろけてるし。テンポ遅いなと。波に乗れてない。
もしそのおのろけを有効に使いたいならいっそのことTLに突き抜けてもよかったかもしれない。お色気路線。
ライフセーバーになるくだりもクライマックスの後で思い立つのは遅い。自分探しがテーマならそれだけをメインに彼氏の死から立ち直る様をまざまざと描き切った方が青春と言った感じではなかろうか。
オムライス、コーヒー、花屋、ライフセーバー、消防士、スナメリ…
2クールで収まるかなぁ…それを2時間?そうか…
全部説明しきってしまうと、ああそうなんだ…やっぱりそうなるのね、と少し寂しい気分になってしまう。敢えてオチははっきりさせずに観客の想像に任せてもよかったのかもしれない。
残った誰と誰がくっつくのか、と想像を膨らませつつ家路に着くのも映画の醍醐味ではないだろうか。
最後にひとこと。
妹てめえ…
波にのりきれませんでした
キャラのデザインはあまり好きじゃない
期待してただけに…
ゆるゆるな感じで観るのがよいかも
ヒロインの声、川栄李奈さんとても良かった(松本穂香さんも!)
作品は海と波乗りが舞台の純愛ファンタジーで
海や水たっぷりの爽やかなひと時を味わえました。
ゆるゆるな感じで観るのがよいかも。
主題歌ウクレレで弾き語りしてみたい。
恋の形
作画が気になってみた映画
『夜は短し歩けよ乙女』の監督ということは知っていたけれども、見たことがなかったから比べた評価は出来ないのを前提に…
爽快感な始まりがこれからの明るい物語を考えさせてくれて好きだなって思った。
感動するところもあったし、他のキャラとの関係性もよかった。
夏が始まったなって感じがして、海に行きたい!そう思わせてくれる青春ラブストーリー
実際この建物みたことある!みたいな絵もでてきたりしてアニメの世界という離れた世界ではなくてアニメと現実をつなげてくれる映画でした。
前半の部分が結構流れ気味なところがあってもう少しここがどうしてこーであーでってきになるぶぶんはたくさんあった。
これは全体を通して言えることなんだけれども同じ曲を歌いすぎ!
いや、それがこの映画の魅力なのかもだけど
でもでもなんだろ歌いすぎて貴重感がなかったなぁ
これが私的にううんっておもったとこ
でも見たことに後悔ないよ!
うう、つらい!つらいよー!
小学生だったら良かった。誰が?って、私が。
「んなワケあるかいな」の連発で私は大人になったんだなぁと老いを実感させてくれる作品です。
ファンタジー部分にツッコミはありません。死んだはずの恋人が水の中に現れた?!いいじゃない。愛じゃない?
そうじゃないリアルとして表現されている部分にツッコミが止まらないんです。
大人になってから「天使なんかじゃない」を読んだ感覚です。主人公の方のカップルを見たあの感覚。ぞぞぞ
だがしかし、さすが湯浅監督、さすがサイエンスSARU!水の表現がとっっても素晴らしい!!アニメーションであそこまで瑞々しいのはほんとこのスタジオだけじゃない?という素晴らしさ。リアルを追及してCGにならず、あのバシャバシャ感素晴らしい。
あと、どこかで感情むき出しの全力疾走があるのかと期待しましたが、それはやはりおしゃれな感じになっとりました。
わんぎょがチラっと出てきてなごみます。
アニメーションだからできること
少女漫画的、と評されていたので(でも、少女漫画はやっぱり
好きなので)
やや期待しすぎず観に行きましたが、
…素晴らしかった!
主人公たち以外のキャラクターもいい味出しているし、
少女漫画世代には、港の君をずっと守る、というシンプルな
セリフも、すんなり入ってきます。
ラストの波乗りシーンは、
アニメーションにしかできない表現に
ただ圧倒されました。
それまでのストーリーが吹き飛ぶくらいの、爽快感。
一緒に波に乗っているみたい!
これだけでも、観た価値があると思いました。
ラスト、ひな子が号泣するところは、
込み上げるものがあって、涙してしまいました。
その世界から、現実に戻りたくない、そう思わせてくれた
久しぶりの映画でした。
劇場で見て、本当に良かった!
波にのる
今年もアニメ映画は国内外共に強力ラインナップ。
国内でも定番のTVアニメの劇場版やゲームを基にした映画化、原恵一、新海誠ら人気監督の新作が。そして、この屈指の異才にして鬼才も。
湯浅政明監督の作品と言えば、『マインド・ゲーム』『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』など、言葉で説明するより見て貰った方が伝わり易いだろう。
湯浅ワールドとしか言い様が無い独特の作風、世界観。
そんな監督が本作で手掛けるのは意外や意外、ラブストーリー!
大学入学を機に、子供の頃住んでいた海辺の町に越してきたひな子。理由は、サーフィンが大好きだから。
ある日、住んでるアパートの火事騒ぎで、消防士の港と出会う。
ひな子の薦めで港もサーフィンを始め、そして二人は惹かれ合っていく…。
夏限定の物語ではなく、一年を通して描かれるが、やはり開幕早々の夏の青い海!青い空!
海!夏!恋!
これからの季節にぴったりだろう。
付き合い始めたひな子と港はとにかくラブラブ。
少女漫画のような理想的過ぎるシチュエーションではあるが、明るく元気なひな子と好青年の港は嫌みの無い爽やかカップル。二人の将来についても…。
ロマンチックなシーンもあり、湯浅監督が王道的な恋愛モノを手掛けるとは…!
でも、ご安心を。湯浅は湯浅。
ある冬の海で、港は溺れた人を助けようとして命を落としてしまう。
悲しみに暮れるひな子。何をしても港を思い出し、サーフィンすら辞めてしまう。
そんな時、不思議な事が。
二人の好きなある歌。その歌を歌うと、水の中に港が現れ…!?
ラブストーリーから突然、風変わりなファンタジーへ。
ちょいシュールでありつつも、不思議な設定とファンタスティックな水の演出は前作『夜明け告げるルーのうた』を彷彿。
序盤と終盤の事件的な花火と火事、そしてクライマックスの“波乗り”、ダイナミックな表現であると同時に個性的。
湯浅ワールドは健在。
ある歌を歌うと水の中に港が現れる。
ひな子は常に水筒を持ち歩き、海洋生物のビニールおもちゃに水を入れ、外を出歩くように。
傍目には奇行で、悲しみのあまりおかしくなったか。
ちなみに、水の中の港が見えるのはひな子だけ。
でも、それでもいい。また港と一緒に居られるのなら…。
ずっとこのままでいいのか。
抱き締める事も出来ない。キスする事も出来ない。手と手が触れ合う事すら出来ない。
最愛の人を失った悲しみは同情する。
でも、ずっと引き摺っててはいけない。
また、ひな子は自分の将来という波に乗れない。
自分は何をしたいのか。
まるで波に溺れた状態のひな子の道しるべとなったのは、港。
港は何故冬の海にサーフィンをしに行ったのか。
港がひな子を“ヒーロー”と呼ぶ理由。
ひな子と港の“最初の”出会い。
喪失からの立ち直り、自分の将来、港の存在…全ての出来事や出会いには必然と運命的な意味があり、クライマックス、文字通り再び波に乗るひな子の姿には胸がすく。
しっかりと、一人の少女の成長が描かれている。
おっちょこちょいだが、快活なひな子の声にオメデタ川栄李奈は合っている。って言うか、なかなか巧い。
港の後輩ら周りのサブエピソードも描かれ、中でも港の気の強い妹はナイスキャラで、声を担当した松本穂花は最近個人的にお気に入り。
画のタッチやキャラデザインは、目を見張るほど美しく繊細でリアルではなく、作風も含め、好き嫌いは分かれるだろう。
だけど、これまでの湯浅作品に比べマイルドな作りで、受け入れられ易い筈。
しかしながら、先週末の国内ランキングで初登場9位なのは残念無念…。
ファンは大勢居るが、まだ細田守や新海誠のような大ヒットや一般認知の波には乗れず…。
かと言って、本作は決して凡作や失敗作ではない。
少女と青年の恋、
前向きなメッセージ、
らしさもたっぷり、
好編の湯浅流ラブ・ファンタジー!
今後も幾つもの企画を抱える湯浅監督。
中でも気になるのは、久し振りに『クレヨンしんちゃん』に復帰するプロジェクト、『SUPER SHIRO』!
後半凄く面白くなる映画❗
星🌟🌟🌟🌟予告編を観て面白そうだと思い観たのですが…正直港とひな子のシーンや港が亡くなり水の中の港と戯れるシーンちょっと退屈でした❗特に水の中の港と戯れるシーンは亡くなった彼を忘れられないイタイ女みたいに見えて全然共感できませんでした❗しかし後半港の携帯の暗証番号のあたりから面白くなっていきラストは思わず感動してウルッときてしまいました❗こういうもっていき方もあるんだなとちょっとびっくり❗ただ声優は川栄李奈特に片寄涼太は声が細くちょっと役柄に合ってない気がしました❗脇を固める松本穂香、伊藤健太郎は良かったのですが…
評価を気にせず体験してほしい嬉しいギャップ映画
宣伝も恋愛を全面に出していたからそのイメージが残りすぎていたのかもしれない。
実は恋愛映画の殻を被った人の内面を丁寧に描いた物語である。
波にのれる、のれない、オムライスの卵のメタファー
よく取材されている消防士とゆう仕事とサーフィンの描写
2人でいる日常の切り取り方
素晴らしい演出が散りばめられている。
脇の2人がとても良いので4人の群像劇でもある。
シンプルで王道なストーリーに丁寧に丁寧に描写を積み重ねていく。
だからEDで涙が溢れてしまう。
さらにリピートした時にはOPから泣けてしまう、劇中の何気ない台詞が効いてくる…巧みな脚本にも脱帽。
2人の表情も甘いとゆうよりさっぱりしていて愛らしい、きっとバランス配分がよく考えられている。
画と演出が相当うまくないとできないことだ。
今回は湯浅監督作品の中でも派手なお芝居は少ないが、2人のダンスシーンとラストシーンの映像カタルシス、音楽の組み合わせにも驚いた。
宣伝が宣伝なだけに思っていたのと違う、とゆう意見もあるかもしれない。
カップルもいいけど友人と観てもいいかもしれない。
こうゆう作品こそ、クチコミで広まり劇場で盛り上がってほしい。
湯浅監督作品だから観た。
自分は、EXILEファンではないし、今さら夏のラブストーリーでもないし。カップルのああいう想い出づくりも、自分ごとでないし。サーファーやライフセーバーや消防士を目指したことないし。
まったくターゲットでない。この映画の。
でも観れちゃった、楽しく。
さすが!湯浅監督。
ダンボールの山が崩れてくるズルズル感。消防士訓練の揺れるロープと人物。風にずっとそよいでる髪の毛。水入れたスナメリのボヨンボヨン感。などなど。
シーンごとに、眼を見張る動きが盛り込まれてる。そこまで動きをつけなくても場は成立すると思うのだが。さすがです!
ありえない!ファンタジーな展開を受け入れてしまえるくらいの、水の表現。すごいなー。
あー。楽しかった。
ついついストーリーに引っ張られて、細かいところ見逃した気がするので、またそのうち観たい。
あと、川栄さんよかった。声優もできるのね。産休明けが待ち遠しい。
手抜きアニメ?
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