「羅列に次ぐ羅列」バイス ono-winさんの映画レビュー(感想・評価)
羅列に次ぐ羅列
筋としては「こいつらこんなひどい事してたのかよ、許せねぇ!」ってとこだし、それを味わいたくて観に行ったんだけど、そこまでのエモーションは無かった。
語り口が意外と淡々としてるというか、それぞれのエピソードがフラットというか。
もちろん911以降のエピソードに重きを置こうとしてるとは思うんだけど、それもそんなに印象に残らなかった。
終盤に語らせる本音っぽいセリフも、それまでのエピソードにそういう信念を持って行動しているというような描写があんまり無かったので唐突というかなんというか。
イメージ映像の連続も羅列にしか見えなかったし、なんかこうまとまってなくてもったいないなーって感じ。
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