ハロウィンのレビュー・感想・評価
全85件中、41~60件目を表示
ローリーがサラ·コナーに見えた。
カーペンターのオリジナルを観たのが40年前。ローリーに孫がいるなんて、時間の流れを感じてしまった。オリジナルへのオマージュにはニヤリとさせられたが、ローリーがマイケルの妹だった設定はどこへやら?ましてやパート2の「ブギーマン」で火だるまになったのに、なんで生きてたの?おまけにルーミス医師の(故ドナルド·プリーゼンス)後釜の行動に理解出来ず。自分も殺されると思ってなかったんかい!まあ、オールドファンには観て損はないかなって感じ。
稀に見る"完璧な続編"
オレンジ色のタイトルロゴ。
カーペンターの音楽。
オープニングからして鳥肌物だった。
ハロウィンに求められる全ての"お決まり"を取り込みつつ、新作としての面白さをしっかり担保しているのは流石だ。
安易なバイオレンスやCGに甘んじることなく、シリーズの定石に従った手堅い演出も素晴らしかった。
世代をまたいだローリーの復讐劇。
現代に蘇るブギーマンの惨劇。
これがガチンコでぶつかり合うんだから面白くないわけがない!
最後の最後まで無駄なく楽しめた。
オススメ!
けっこうよかった
シリーズは最初のとロブゾンビのしか見ていないのだけど、それもすっかり忘れてしまい、誰だろう?とずっと思いながら見た。でも面白かった。
おばあちゃんの家がかっこいい。あんなふうに家を要塞化して暮らしたいし、常に敵に応じる備えはしておきたい。
息子が殺人鬼になって、家族で殺し合いをするという切ない話であった。
知ってる人は知っている
アイツの怖さを知ってるか、アイツの強さを知ってるか
ホラー映画の金字塔がまさかの復活
個人的にはとても好きですが、やはり一作目が一番になってしまう
続きモノの雰囲気なので初見だとツラいかな
あと、どうしても昨今のハリウッド映画にありがちな展開になるのはしょうがないのかな
オスカーを狙う!
ボーイフレンドのキャメロンの行為に怒ったアリソンが帰り道にオスカーに近道を教えてもらう。ここぞとばかりにオスカーは漁夫の利を得ようとアリソンにキスを迫る。あぁ、これでマイケルによって殺されるだろうな~と予感させる一幕であった。
そのオスカーという名で思い出したのではないのですが、精神療養所(?)での囚人の一人が「フィガロ!フィガロ!」と叫んでいることと、ブギーマンがマイケル・マイヤーズという名前なので、どうしても『ボヘミアン・ラプソディ』を思い出してしまいました(またかよ)。
第一作である『ハロウィン』を低評価したまま興味もなかった続編たち。調べてみると、死んだはずのマイケル・マイヤーズは何度も復活を遂げているし、ジェイミー・リー・カーティス演ずるローリーも死んでる様子。2作目以降はなかったものとして、1作目のあらすじさえ覚えておけばOKらしい。多くの方が今回のローリーをターミネーターシリーズのサラ・コナーズの様だと書いている通り、直接対決を予感した彼女が訓練し、武器を揃え、自宅まで改造して要塞として改築しているところはまさしくサラ!更に3作目、4作目をなきものとして新たなターミネーターにサラとして参加するリンダ・ハミルトンといったところもそっくりではないか(『ターミネーター ニュー・フェイト』参照のこと)。
低予算主義のジョン・カーペンターではあるが、それが名作を生む所以なのかもしれません。この作品もカーペンターの音楽を使い、映像そのものも古臭さを感じるくらい雑な作りになっています。一応5.1chサラウンドにはなってますが、その音響効果も全く古いままで、最近のホラーやアクション映画と比べてみても、とても耳に優しいくらいの作品でした。
笑えるシーンもいっぱいあった気がします。ローリーの行動そのものもそうだし、ある意味マッド・サイエンティスト化した医者とか、オスカーとか、ヴィッキーの彼氏とか・・・特に、“2018年10月31日”という刺青なんて・・・わけわからん(笑)。
一作目の続編としてみれば、これもありかな(-.-)y-~ でも、で...
一作目の続編としてみれば、これもありかな(-.-)y-~
でも、でも、ブギーマンが
怖さなくなってる(-""-;)
自分的には、ロブゾンビ版が好きだなー
2019-33
欠陥住宅。
シリーズを観たことはなく、ブギーマンはビジュアルしか知りませんでしたが、全然ついていけます。
ジョイマン映画(いきなり出て来てごめーん、のやつ)なのですが、音響には驚くけどその先が怖くないという不思議な映画。
ばあちゃんひとりで家の中を探索シーンはよかったです。音響のあと怖くないけど←
なぜかっていうと、音響のあと定番の殺戮シーンだと思うのですが、そこがかなりサクサク。盛り上げ方も物足りない。
そして、40年間ブギーマンを殺すために生きてきたばあちゃんが建てた家なんですけど…
ブギーマンを閉じ込める柵やら、ライトやら、火薬やら、大金かけて建ててるはずなのに、キッチンのたてつけ緩すぎ(笑)
ブギーマンも年食ってるはずなのに、ひょいって🤔?
入口ドアの壁薄すぎなのも気になるんですが、ばあちゃんが対峙するために敢えてそうしたのか?100歩譲ってそれはいいとして、キッチンの目的は違うはず。
リフォームの参考にして下さい。
よくあるリメイク
当時はエポックメイキング、今見るとちょっとねと言われがちな過去のホラー、スラッシャー映画のリメイクですね
冒頭の若者の「学生を皆殺しにしたんだろ?」「それは誇張」「4、5人殺されたくらい、世間じゃもっと酷い事件がある。よくある事件じゃないか」って会話が伏線になるかと思いましたが特に何でもなし
マイケルがすーっと現れて殺し回る、よくあるリメイクでした
ローリーがいなくなるシーンの効果音がまるで殺人鬼側のようで笑いました
一作目以外はなかったことに。
オリジナル一作目の正統続編。
過去に量産された続編やリメイク版のことは忘れましょうw
殺し方だけを見れば、13金やらオーメンやらファイナルディスティネーションやらがさんざっぱら愉快な死に様を提供してくれた今、正直言って地味極まりないのは間違いありません。
ただ、本作のメインストーリーが殺人鬼マイケルとオリジナルの生き残りローリーの対決で、あくまで人間対人間なんですね。なのでこの地味さはストーリーとしっかり噛み合ってます。雰囲気も基本的にシリアスなので、まとまりはかなり良いと感じました。
オリジナルで何があったかは一応説明がありますが、あらすじ的にまとめられてはおらず散りばめる感じなので、wikiとかで軽く予習しといた方がいいかもしれません。
派手さは全くないし、ツッコミどころもやっぱり多いですが、それでもここ最近のホラーの中ではかなり当たりの部類だと思います。
いつまで続くのか?
ジョン・カーペンター監督による1978年の名作ホラー「ハロウィン」の40年後を描いた続編との事も、全部でシリーズ8作品ほどあるようです。
「13日の金曜日」もそうですが、無差別殺人犯が毎回出てきては観客を怖がらせる内容に何の変化もないのですし、今回のエンドロールも次回作を匂わせる終わり方で、最終回はきっちりと決めて欲しいと思います。
作品の出来は「まあまあ」程度で、この手の作品を見慣れてしまうと怖さ半減という感じが実感です。
どす黒い過去と対峙せよ
伝説的スラッシャーホラー『ハロウィン』の正統続編が登場!
クラシックなホラーシリーズではあるが、真っ白で
無表情のマスクを付けた殺人鬼の風貌に見覚えが
あるという方も多いんじゃなかろうか。
まあ『ベイビードライバー』でのハロウィンマスクの
ネタにピンと来なかった方もいるだろうし、2018年
からホラーゲーム『デッド・バイ・デイライト』に
ゲスト的に登場している彼を見て「このマスクの
おっさん誰やねん」と思っていた方もいるだろうが……
マイケル・マイヤーズさんはですね、
ホラー映画界じゃそりゃもう大変な大御所なんすね。
いわゆるスラッシャーホラーというホラージャンル
における第一人者であられせられるぞ。控えよろう。
スラッシャーホラー自体の元祖は『悪夢のいけにえ』('74)
辺りかもだが、郊外や人里離れた地で、不気味な風貌の
殺人鬼が、単身で次々と残虐な殺人を起こす、いわば
“黄金方程式”を確立したのは『ハロウィン』('78)のはず。
マイケル・マイヤーズ御老公の恐怖映画史的立ち位置
の話はここまでにして、本題のレビューに移ります。
...
これまで8本が制作されたシリーズのうち、
今回は1、2作目以降の設定をリセットした内容。
なのでシリーズ未見の方は「40年前のハロウィンの夜、
覆面姿の殺人鬼マイケル・マイヤーズが実妹ローリーを
狙って連続殺人を起こしたが捕まり、精神病棟に収容
された」くらいで考えておけばだいたいOKです。
とはいえ本作で描かれるマイケル・マイヤーズは、
シリーズを通して確立された彼の特長をより
純化したキャラクターになっているとも感じる。
ジェイソン、フレディ、チャッキー、キャンディマン等
過去にも数多のホラーキャラが創造されてきたが、
彼らには怨恨なり快楽なり殺人を犯す動機が存在し、
過剰なまでに残虐で血生臭い殺害方法を取ったりする。
だが、マイケル・マイヤーズの犯行にはそれが無い。
何故殺すのか、何が目的なのかがまるで見えない。
武器を手に入れたり身を隠したりするついでに、
たまたま目についた人間を殺す。それも、
ハンマーや包丁といったごく一般的な
日用品や己の体を使い、ただ無造作に殺す
(あの無機質さは『殺す』ではなく『壊す』に近い)。
中盤、ハロウィンに沸く街の中を平然と練り歩き、
人目に付かない場所を選んで無関係な住民を
次々殺害していく様をワンカット長回しで
とらえたシーンの恐ろしさは出色だ。
彼の行為からは怒りも喜びも感じられない。
劇中では何人かの登場人物がどうにか彼の人間性を
引き出そうと試みるが、彼は全く反応を見せない。
例のマスクを取り戻す事に執着していたり、自分の
血縁者の殺害に執拗にこだわるというパターンは
見られるが、それさえ何故なのか明確に示されない。
マイケルはまさに劇中で呼ばれる通りの“純粋悪”なのだ。
超常的な存在ではない、我々と同じ生身の人間のはず
なのに、まるで悪夢か亡霊が具象化したかのような
掴み所の無さと不死性を常に漂わせている。
彼からは“人間”が感じられない。あのマスクの裏には
どす黒い虚無と、もっとどす黒い殺意しか存在しない。
そこが心底恐ろしい。
...
マイケルの恐怖を描きつつ、この映画は理不尽な暴力
により人生を歪められた女性達のドラマも描いている。
40年前から悪夢の再来に備え、様々なものを犠牲
にしながらも復讐の牙を研ぎ続けてきたローリー、
殺人鬼に怯える母ローリーの為に不遇な子供時代を
過ごし、未だに母と距離を取り続ける娘のカレン、
一方、事件の影響を受けずに育った孫娘アリソンは、
過去に囚われるあまり誰とも疎遠な祖母の身を案じる。
マイケルの犯行は不気味なほど動機が欠如
しているが、ローリーは違う。叫び出すほど
の恐怖を乗り越えてでも、彼女にはマイケル
に立ち向かわねばならない動機がある。
自分の人生を滅茶苦茶にしたどす黒い過去の亡霊と
対峙し、愛する娘達の人生を守ることができるのか?
そして自分自身の人生を取り戻すことができるのか?
ローリーが暗がりから放つあのセリフ、そして
全ての決着が付く瞬間には思わず胸が熱くなった。
あ。あと、震えっぱなしの怯えっぱなしだったカレンの
“あの瞬間”には鳥肌! 母ちゃんたち超かっけェ!
...
シリーズ恒例の主観視点が無かったのはちょっと
残念だが、これは今回マイケルを徹底的に理解し難い
存在として描こうとした上での演出排除かしらん。
あと例の医者の行動は極端すぎやしないかと感じたり
(あの人はつくづくルーミス医師の弟子失格やね)、
殆どの男性キャラの扱いが中途半端な点も気になるが……
前述の長回しシーンや、トイレでの"プレゼント"、
マネキン乱立、偽ジャック・オー・ランタン等々、
ゾッとするような印象的な恐怖シーンはわんさか。
単なるスラッシャーホラーには無い厚みを感じる物語、
マイケル・マイヤーズの恐怖の真髄に迫る演出など、
個人的にはかなり満足な新作でした。4.0判定です。
<2019.04.12鑑賞>
ホラー界のサラ・コナー
決して新しいわけでないです。最近のグロ過ぎスプラッタや心理ホラーと比べて怖くないです。でもこういうB級感溢れるホラーって安心して観られるというか。
それとローリー・ストロードが、サラ・コナーのようにオラオラになってて苦笑。マイケル、さてはお主生きておるな!
公開が季節ハズレだったのが、残念。
続編に期待するものの名作はありません
ああ、期待していたんだけどね・・・・アメリカでは去年10月に公開して、大ヒットしていたので、去年からまだかまだかと首を長くして待っていたんだけど・・・・「シリーズ、続編に期待するものの名作はありません」本作品、本当にジョン・カーペンターが携わっているのか・・・しかし、無かった事にしてくれ「ハロウィン2」から「ハロウィン8」までジョン・カーペンターが絡んでいたんだからね・・・本作品に期待した俺が悪かったのか・・・・
まず、「ハロウィン(1978)」の何か怖かったのか、全く理解していないよ・・・・
やっぱ、ブギーマンと言ったら、あの息遣いでしょ、あれが正に当時は怖かったんだよね・・・あれが近づいてくる恐怖・・・・本作品、全くありません・・・・・
当時の「ハロウィン(1978)」の衝撃を知っている者として、今の若い奴に「つまらない」「怖くないじゃん」と言われて、1作目まで価値が落ちるのが嫌なんだよね・・・
「13日の金曜日」も「ハロウィン」も続編やシリーズ化されない方が良かったな・・・・
どうして、こんなのが出来たんだろうな・・・・
PS
俺の左の席に若い男子の二人組、右に三人組、それぞれポップコーンを買い込んで席に座ったので、覚悟したけど、上映中は、酷い酷い、紙の音、くちゃくちゃ食べる音、うるさくて仕方がない・・・
猿と映画見ているんだと思わないと映画館で映画なんかみれないよな・・・・
東宝も、音が出やすい紙袋でポップコーンなんて売るなよ!東宝も再来月値上げするみたいだし、あんなポップコーン売るぐらいだから、10年以上通ったけど、東宝の映画館も考えなくてはいけない時に来ているかな・・・
思い切って通う映画館変える事を本気で考えよ・・・
全85件中、41~60件目を表示