劇場公開日 2019年2月8日

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ちいさな独裁者のレビュー・感想・評価

全87件中、21~40件目を表示

4.0誰でも「なれる」怖さ

2020年2月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

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ヨロレイヒ

3.0え!実話なの!?

2020年1月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

盗んだ制服で、どんどん偉そうになっていくヘロルト
実際二十歳の男に周りがどんどん騙されていく。
当時のドイツ、ヒトラーの威光、勲章や制服に惑わされ、どれだけ権威主義体制なのかがわかる。
それにしてもヘロルトの口のうまさ、結構堂々としていて確かにその辺の才はあるのだろう。
だがラスト、悪事がばれてまた脱走するあたりが所詮口先だけなんだなぁと落胆する。
まあ、日本もこんな風に口先だけのバカが多いので大して変わらないんだろう。
エンドロールは滑稽でとても良かった。

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まあ映画好き

3.5戦争と言うもの

2020年1月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

戦争と言うものがどういう人物を産み出すのかと言うことが良く伝わる映画。

最後のエンドロールは現在へ警鐘を鳴らしているのでしょうか。

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Headhunter

5.0衝撃

2019年10月15日
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こんなことが実話だなんて。
そしたら、ユダヤ人大虐殺も、ヒトラー一人のせいにしてるけど、ドイツ国民全体でユダヤ資本を強奪するためにやってたんじゃないかとも推測出来ますね。
なんだか凄い映画です。

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アサシンⅡ

3.0狂気的

2019年9月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

前半はなんとなしに面白おかしく観ていたが、気づいた頃にはある意味引いてた自分がいた。
その狂気的な振る舞いは他の兵隊たちをあざむき、むしろ自分たちが略奪や殺戮を繰り返しエスカレートしていくわけだが、考えてみたら騙すヘロルトも騙される兵隊たちも初めからクズなわけで、最後にはお互いの立場も理解しながら止められない流れの中愚行を繰り返していく。
これが事実だということがにわかに信じられないし、劇中の最後の一言には衝撃だった。
ほんとに本当の出来事か??今の感覚でははかれないほど、めちゃめちゃな時代だったのだろう…
いやぁしかし話変わりますが、はきはきとしたドイツ語ってかっこいいですな!

《鑑賞履歴》
2022/9/12

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ぽじのふ

5.0期待以上!!

2019年9月4日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

予告編から面白そうだなと思って観に行ったら完全に期待以上でした
実話の物語ながらストーリーは面白いし、役者さんの演技すごいし
この映画を通したメッセージ性も考えさせられるところがあり多くの人に観て貰いたい映画

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FBI

4.0人間の心の闇を見せ付ける

2019年7月8日
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怖い

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しずる

5.0「小さな独裁者」は今でも世界中にいる。

2019年6月10日
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転がる石の様な人

4.0史実と言う事で。。。

2019年5月27日
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鑑賞方法:映画館

興奮

収容所の所長は少佐だと思うので、主人公は大尉でなく、少佐であった方が良かった。
が、観賞後に実話だったと聞いて、最後にビッくり!
ならば、大尉という設定でヨシ
最初の逃亡時の顔と、後半の顔が別人の様に代わる事で彼の心の中がよく表れていた。
素晴らしい演出力と演者に、この映画のすばらしさを感じた。

エンドロールは「返ってきたヒトラー」みたいだった。
この映画を観たら「サウルの息子」をまた観たいと思った。

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YAS!

3.5よかった

2019年5月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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吉泉知彦

4.0(°_°)予想通り胸糞悪し

2019年5月11日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

予想通り胸糞悪い映画でした。
偽物が権力を握り立派な様相をまとえば悪いことならなんでもできちゃうってことでしょう。その偽物の命令に逆らえなくなるのが本当に怖いところ。エンディングは明らかに現代にダブらせているメッセージがあるってことでしょう。
レビューの中に安倍首相へ見せたいと言ってた人がいましたが私は逆で、何年か前民主党が政権を握っていた時代がこの状態であったんじゃないかと思いました。鳩山、菅、明らかな偽物。あれが続けば大虐殺に似た状態に日本の政治はなっていたのだろうと思います。

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おにっち弐号

4.0“比較的”面白いナチス内部映画。

2019年5月7日
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鑑賞方法:映画館

 「誤ったことをしてしまったら、せめて認めろ・・・?」 なんだかわからない父親の言葉らしいが、そんな単純構造の頭の20歳のヘロルト。部隊を抜け出し偶然拾った将校の制服を纏うと人が変わったようになる。道中、脱走兵と思しき兵に何人も遭遇するが、一様に「部隊からはぐれてしまった」と言う。ちょっと騙してみるかという軽い気持ちで始めた成りすましに皆まんまと引っかかっていく様子が面白いのだ。一人、ズボンの丈が合ってないことに気づいた上等兵もいたが、逆にヘロルトを利用しようとしたのだろう。軍用車の後ろを歩くのが不満そうに思えた。

 人間は皆権威をまとったかのような制服には弱い。いや、男ならコスプレイヤーやメイド喫茶でも弱いじゃないかと思った方、それもある意味正解なのかもしれない。周りの人間が逆にもてはやし、忖度することによってコスプレ本人もその気になるからだ。

 ナチスの映画としては珍しくユダヤ人迫害シーンが一切ない。これも特徴の一つなんだろうけど、ナチス・ドイツに限らず、戦争を行ってる国ならばどこでも当てはまりそうな戦争心理が描かれている。敵前逃亡とか脱走兵というのは重罪であることも全世界共通だろうし、食うものに困った兵士が民家に侵入、略奪、レイプ、殺人など、非人道的な行為すら万国共通。そんな彼らの罪を許し、仲間になれ!と上官に説得されれば、二つ返事でほいほいついて行くのも理解しやすい。病気も蔓延してなさそうだし、人肉を食らうまでの鬼畜に陥っていないだけまだ可愛いものだとさえ思う・・・。とにかく、どんな戦争にもこうした悪魔的状況が必ず生まれるものだということはハッキリ言える。

 実話を基にしているらしいので、ここまで空軍大尉を演じ切るのは凄いことだと思う。たしかに嘘のつき方も徹底していて、“総統直々の命令”だと言えば誰も逆らえなくなる。犯罪者収容所では90人ものドイツ逃亡兵を虐殺するが、そこで味を占めたヘロルトは今まで自分で手を汚さなかったのについに自ら射殺する。さらに空爆を逃れた仲間たちとともに“即決裁判所ヘロルト”なる車で街を街宣したりする。タイトルバックがドーンと出たから、もういい加減に捕まれよと思ってもまだ続く。この蛇足的なまでに執拗に映像化するのも嫌戦感を煽る効果なのかもしれないなぁ・・・。

 “比較的”ネタのコメディアンのシーンは笑いたいのに笑える雰囲気じゃなかった。同じ状況で自分だったらどうする?と問われると、やはり服従するんだろうな~と、一般人がファシズムに走る心理面を描いたブラックコメディ作品でした。

〈追記〉
ナチスの制服を着る話なら『ウォーキング・ウィズ・エネミー』の方がおすすめです!

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kossy

4.0かなり奥深い

2019年4月28日
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鑑賞方法:映画館

ナチス将校の軍服は現代に言い換えれば地位や権力やお金である。実力のない者がある日突然に地位や権力やお金を持つと一気に変貌し破滅する典型的な事例であり人間の欲望を見事に表現している。故にこれは単なる歴史の1ページではなく現代にも通じる社会の闇を描いた作品。ナチス戦犯者の名を借りた現代への忠告でもあり、かなり奥深い印象を受けた。
2019-93

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隣組

4.0仮の話だ、私は軍服を盗んだ。

2019年4月25日
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鑑賞方法:映画館

実話だという。観ながら頭に浮かんでいたのは、落語の「らくだ」だった。はじめ、横暴なやくざ者と、そいつにいい様にこき使われていた屑鉄屋が、いつの間にか立場が入れ替わりだして、気の弱かった屑鉄屋がやくざ者を顎で使いだす噺だ。つまり、さっきまでAという立場だったものが、ちょっとしたきっかけでBになる。すると、Bとしての立ち振る舞いが板につくようになっていく。その状況が同類なのだ。
そして、そんなハロルトに気が付きながらも、そのまま便乗してしまおうと、虎の威を借る奴の浅ましさも描く。
まったくもって、精神が極限状態に陥った、終戦間際の狂気をまざまざと見せつけられた。先がどうなるか、そのヒリヒリ感とハロルトの「名演技」に脱帽。

ただ、エンドロールのおふざけは、悪趣味すぎるなあ。

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栗太郎

5.0最高に後味の悪い映画

2019年4月21日
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怖い

最後まで胸糞悪い展開ですが誇張はあるでしょうが実話なのでしようがありません
主人公が地位や肩書きに翻弄される様は実にリアルです

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omake

4.0権力への盲従

2019年4月10日
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鑑賞方法:映画館

終戦間近の混乱期、脱走兵が偶然にも手にしたSSの制服で「独裁者」になっていく物語。だが、彼は段々と将校を演じていくのではなく、もはや身につけたその瞬間からその威力に取り憑かれているようにも見える。
丈の合わぬ制服を見抜く者もいるが、結局は互いが互いを「利用する」。戦争末期という混乱もあるが、何より「上の者に盲従する生き方」が恐ろしい。着ている本人が一番「制服」に盲従して残虐な行為を行なってしまうのだ。絶対的な存在の恐ろしさを感じた。
制服の威力を失った後の裁判も些か滑稽ではあるが寒気がする。
印象に残ったのはエンドロール。明らかに現代と思われるところで尋問する彼ら...。やはりどことなく薄ら寒くなるラストであった。
借りてきた権威とその盲従への恐ろしさをひしひしと感じた一作。

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andhyphen

4.0【カルト宗教団体の行為を(思い出したくもないが)想起してしまった作品。人は、何故容易に空っぽな洗脳にひっかかるのであろうか・・。】

2019年3月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

ー 中身のない空っぽな人間が大衆を扇動し、残虐な行為を表情一つ変えずに取り巻きに指示し、又は自ら遂行する。ー

◆感想

・この映画の主人公に共感する部分は皆無であるが、何故彼がこのような蛮行をあの時代に平然と行った背景は理解出来る気がする。

・エンドロールで流れる、現代ドイツの街角で蛮行に及ぶ彼らの姿は制作サイドの現状に対する警鐘であろう。

・他の方も言及されていたが、若い世代に観て頂きたい映画である。

<現代でも、同じような状況が世界で繰り返されている。
 人間とは過去に学ばない生き物なのであろうか・・。>

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NOBU

5.0安倍首相に見せたい映画です。

2019年3月16日
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心理描写に優れた作品ですね。ただ、わずか、ひと月にも満たない間に起こった事件であることを考えると、物事を単純して考える必要があるでしょうね。もともと、その個人が持っていた思想と呼べない思考を理解すれば、同じような事が、常に起こると考えた方が良いのでしょうね。警鐘として観ました。

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Moriki

4.5すごく好き。白黒で観たい

2019年3月13日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

難しい

人間の愚かさ、単純さ、いろんな面が見られて面白かった。
面白かったという言葉が適切じゃない作品なんだけど、今年30本くらい観た新作の中で一番好きかもしれない……

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まきもどし
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