「内なる残虐性」ちいさな独裁者 豆さんの映画レビュー(感想・評価)
内なる残虐性
万人にオススメしたいけどオススメ躊躇しちゃう映画。
狂気と嘆きって違うようでもの凄く近くて似てるんじゃないかって思えてくる。
何年か前に観たサウルの息子って映画を思い出す。衝撃が恐ろしさが凄すぎて脳がフリーズ状態。
己が置かれている状況と立場によってまたは損得によって内なる残虐性が顔を出す。感情の麻痺… 自分がそうならないとは言い切れない。かといって「戦時下のあの状況なら仕方ない」で済まされるのだろうか…
現在にも通じ一石を投じているかと思います。
いくつもの屍を踏みつけ闇に消えていく…
衝撃の逸品です。
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