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バルト・キングダムのレビュー・感想・評価
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昔のヨーロッパの罠張り争い。
13世紀バルト海沿岸の小国ゼムガレ、独自の宗教を信仰する。
その国の滅亡を謀ろうと王や王子が毒殺され、新王までが命を狙われる。
国の為や宗教の為に戦う兵士達は日本の戦国時代と同じだなと思った。
しかし、戦い方などは日本とは全く違うので見ていて面白かった。
日本人の知らない歴史を垣間見る作品です。
ヨーロッパ中世。バルト海の小国が、ローマ十字軍の酷い奸計から国を守るために戦うストーリー。
史実をもとにした映画のようですが、かなりマイナーな歴史なので日本人の私にはピンとこないものがあります。しかし映画としては良く出来ていると思いました。突然の戴冠、大国の侵略、民の動揺、裏切り、敗走、そして・・・。
最初から映画の為に作られたようなストーリーがクライマックスのカタルシスを盛り上げます。
どうしても戦闘シーンが小規模になってしまうこと、船上での戦闘シーンがやや拙い印象を受けたことがマイナスでしたが、十分楽しめた作品でした。
世界史は知らないことが多いので、このような映画で知識を増やすのも良いかもしれませんね。
ここでも、あっちでも、どこでもキングダム。
1202年、リガにおいてバルト地方を征服しバルト人をキリスト教に改宗させることを目的として帯剣騎士団が設立された。
1236年2月19日、グレゴリウス9世が教皇勅書を発してリトアニアへの十字軍を発令した。
ザウレの戦い。1236年9月22日、リヴォニア帯剣騎士団と異教徒のジェマイティヤ人が衝突した戦い。リヴォニア帯剣騎士団に征服されていた諸部族の反乱を引き起こした。
と、事前に予備知識を仕入れての鑑賞。
映画は「ザウレの戦い」までを描いています。ザウレでは8,000の十字軍と4,000のジェマイティヤ人が交戦したとされていますが、映画の規模感は、その10分の1位かなぁ。でも、面白かった!
チャンバラ萌えする俺的には十分な内容で文句ありません。ローマの鬼畜振り、考えてみれば他の大陸だけじゃなく、欧州内でも発揮されてたんだ。ひでぇな、全く。
この前観た、長澤まさみのキングダムと比べると、日本人的には、まさみの方が好き。あっちの戦闘シーンの方が、お藝術的。バルトは「ナタ振り下ろしてタタキますよー」だから。
部族間の確執や裏切りなんかは、ジャパニーズ戦国時代の国取りゲームと、イメージが重なるところもあり、興味深かったです。
EUシネマデーズ2019 三作目。
人、多くてびっくり。ポーランド映画祭はガラガラ。ワイズマンweekは、ほぼ無人だったけど。
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