映画ドラえもん のび太の月面探査記のレビュー・感想・評価
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大人向きの子供用作品的な映画。光の表現は上手い。
内容は、タイトルそのままの月でもし兎が🐇居たらと言う仮説を定説にするバッチを付け月に兎の王国と環境を作る話。そして同時に月に住んでいる生命体に出会い別れを通じて友情を育み想像力を信じる事の大切さを伝えてる作品。印象に残った台詞は『想像力は未来だ。人への思いやりだ。想像を諦めた時に破壊が生まれるんだ!』ドラえもんの最後の決戦の火蓋を切る時の台詞。この作品で伝えたかった事が、ジョン・レノンの『イマジン』の様に聞こえて来そうでした。印象的な場面は、やはり月面の空気のない状況での冷たそうな太陽光や月光に照らされる決戦前夜の其々の顔や場面がカッコよくて今までにない精神年齢の高さを感じました。『月震?!』『地球見風呂🌏』などの気の利いた表現も楽しかったと思いますが、子供には少し難しいかもなぁと言う懸念は残ります。個人的には静香ちゃんが月面でバッチを付け外して絶体絶命のピンチを助かるヒントを得る場面では、何故死なないの?!と仮説か定説か現実か区別出来なくなり残念に感じました。月には非常に興味もあるので個人的には楽しかったです。全体として、永遠の命への視点・エネルギー問題・友情・想像力等と云う盛りだくさんな内容をテンポ早く綺麗な三幕構成で、あの量の脚本(250P)を良く2時間に纏めたなぁと感心しました。
のび太は月にうさぎがいると思い、ドラえもんと一緒に月の裏側にうさぎ...
のび太は月にうさぎがいると思い、ドラえもんと一緒に月の裏側にうさぎの王国をつくる。そんなのび太の発想がのび太らしく可愛らしい。
辻村深月が脚本。始めは冒険要素が少ないかなと感じたが、中盤辺りからは良かった。ルカを助けに向かうシーンは感動的でした。やっぱりいつも機転が効くのはしずかちゃんですね。
おもしろく観れました。
前髪がきまらなくてさ This is a gift from the moon
出発の準備をする一人ひとりを丁寧にうつしたセリフのない場面が凄く良い。今までのシリーズのテクニックが詰まってる感じがした。子供を映画館につれてきた親だったら、いろいろ乗り越えてきた自分のこと、これからの子供のことをダブらせて泣くんじゃないだろうか。
スネオだけ来ないんだけどジャイアンだけスネオを信じてる。そして「いやぁ前髪がきまらなくてさ...」この脚本。あとの方のシーンのセリフだけど「ここは俺とスネオが食い止める」っていうのもあるし、わりとスネオ回。ジャイアンがパワー系のキャラクター(今作は超音波だけど)と意気投合して活躍は劇場版では通常営業なんだけど、スネオやみんなにも見せ場があった。
「大儀」「骸」「異物」とか小さい子にはわかりにくそうな言葉が入ってるな、とか思った。
お前たちを兵器に利用させるわけにはいかない!!
今回の凄い秘密道具は「異説クラブメンバーズバッジ」だ。天動説から地動説へとコペルニクス的転回を果たしたという歴史を踏襲し、地球を天動説的考えにするとどうなるか?という発想がユニーク。これをネトウヨ的発想に転換してみるとかしても、かなり違った風景が我々に飛び込んでくるのかもしれません。また、ドラえもんがブルース・ウィリス説だったり、ジャン・レノ説だったり想像力を高めながら観るのも楽しいかもしれません。
メインとなるプロットはこの異説バッジをつけるだけで、見え方が変わるというもの。月にウサギ王国を作ったからといって、バッジをつけてない人には見えない。また、終盤に登場する逆転の発想も頭を使わせてくれるし、見終わったら論理学的発想さえ生まれてくるはず。ひょっとすると形而上学や唯物論のような能力も勉強したくなるかもしれません。
ウサギ王国の地下には11人のエスパルとう人工生命体が住んでいて、それぞれがエーテルという特殊能力を持っている。ムービットたちが主なキャラだと思っていたら、徐々にエスパルや彼らの故国かぐや星のディアボロが中心となる。軍隊の隊長であるゴダートもいいキャラクターだし、ルカやルナの存在もいい。自らの失敗によりかぐや星を荒廃させたため、光を取り戻すためにエスパルが必要だと信じ込まされていた兵士たち。しかし、本当の目的は・・・といった壮大な物語があったのだ。
帝国主義の権化であるとも思われるディアブロの声が吉田鋼太郎だったり、ルナが広瀬アリスだったりと、ゲスト声優陣も迫力あったし、子供向けだと思わせておいて大人をも魅了する辻村深月の脚本も良かった。映画ドラえもんでもちょくちょく取り上げられているのですが、力を持ったものを兵器に利用することは絶対に許されないことだ。
しずかちゃんの入浴シーンはある。
絵は綺麗
ドラえもんと敵とは同じロボットだが考え方が違うこと。
永遠の命はいらないこと。
おそらくこれらがテーマになるのだろうが、ストーリーが進むと突然発言されるのが惜しい。もっと前半にそう考えていると思わせる行動が有れば、映画全体を通して訴えかけられたと思う。いい事言ったなで終わってしまうことが勿体ない。命を言うなら、植物を元気にすべきではない
話が進むにつれて難しくなっていく
ドラえもんというか、冒険小説を読んでいる感じ。
近年のドラえもんでは良作だと思う。だが、脚本を直木賞作家の辻村さんが担当しているだけあって正直内容を理解するのに集中するのに必死であまり感情移入できなかった。
カットされて放送されているように見えたのでDVDでまた観たい。
ひみつどうぐが恐ろしい
軽々しく月をテラフォーミングして新しい文明を産み出してしまうことが恐ろしいと思ったが、そんな事を考えてるとドラえもんは楽しめない。
気軽に神様になれるドラえもん達に理屈は似合わない。
と自分に言い聞かせながら観た。
のび太を全く崇拝しないムービットたちに笑ってしまう。
帽子を被ったルナがポケモンマスターに見えて仕方ない。
餅が好きな自分は餅料理が嬉しいので行ってみたくなった。
ノビットのヘンテコ感は凄いがあの才能は理解されにくそう。
それにしても吉田鋼太郎が声優として合っているのは良かった。イケボだし、今後声優やっても問題なさそうだけど、忙しそうだよね。
ややこし
ややこしい。
難解というわけではないけど、
設定がごちゃごちゃしてて、
世界が二重構造みたいになってるからややこしい。
もっと昔みたいにシンプルで良い気もするけど、
それを39回も繰り返すわけにもいかないだろうし、
シリーズ物の難しさではあると思う。
ドラえもんは子どもの物だから、
僕が子どもの時に映画館でワクワクしながら見た、
竜の騎士のような映画体験を子どもたちにも
してもらえたらなぁと思います。
ちょいマイナーな原作エピソード、ご存知!?
ドラえもん映画39作目。
今年は人類初の月面着陸から50年。
今後、NASAは再び月を目指す計画や日本もインドと共同で月の裏側を目指す計画があるというニュースを聞いたばかり。
そんなタイムリーな中、ドラえもんとのび太たちも映画では初となる月の世界へ。
月で謎の白い物体の映像が捉えられた大ニュース。
学校でも話題持ちきりの中、月のウサギだと信じるのび太。
バカにされたのび太は、ドラえもんのひみつ道具“異説クラブメンバーズバッジ”を使って月にウサギたちの王国を造る。
元ネタは原作漫画のひみつ道具とエピソード。ファンなら知ってるが、そうじゃないと結構マイナーかも。
手作りのウサギたち“ムービット”はよりキュートに。のび太みたいなダメムービットも。
のび太の失敗作のウサギ怪獣も勿論。
ウサギ王国はファンタスティックで夢のような楽しさ。
ある日のび太は、不思議な少年ルカと出会う。(って言うか、この出会いのシーンが某アニメそっくりで、ミステリアスな美少年のルカはさながらカ○ルくん!?)
いつもの友達にルカも加わり、月のウサギ王国へ。
楽しく遊んでいたが、ウサギ怪獣に襲われ、のび太がはぐれてしまう。
そこを助けたのが、ルカ。
皆と合流してから、ルカは驚くべき秘密を打ち明ける…。
実はルカはカグヤ星出身の異星人で、“エーテル”という超能力のような力を持つ“エスパル”。
ここ月の裏側で、同じエスパルの子供たちと1000年以上もひっそり暮らしてきた。(ルカの姉ルナは何とかぐや姫のモデル!)
何故彼らは故郷の星から逃れてきたのか。
カグヤ星はエーテルの力を悪用した破壊兵器で荒廃し、今も尚彼らとその力が狙われていた…。
原作のエピソードを基に映画オリジナルの展開は、ここ最近の主流。
月からそして宇宙の彼方へと、大スケールの冒険。
SF要素やなかなかシリアスなテーマ、アクションをメインにしながらも、
のび太とルカの友情、クライマックスでドラえもんが訴える想像力の尊さ。
映画ドラえもんの王道。
今回脚本を担当したのは、直木賞作家の辻村深月。(恥ずかしながら、よくご存知無いが…)
ドラえもんの大ファンらしく、本作もあちこちに映画ドラえもんのあるあるネタが。
自分たちの王国造りは、『雲の王国』や『ねじ巻き都市冒険記』。
今回の敵ディアボロは、『海底鬼岩城』のポセイドンを彷彿。(ドラえもんの「壊れてお詫びします~!」も)
独裁・恐怖の統治は、『宇宙小戦争』や『鉄人兵団』。
ドラえもんとのび太たちが予言の勇者なのは、『大魔境』。
その他にも細かい点で「おっ」と思わせる通なニヤリネタがふんだんにあり、確かにドラえもんファンだ。
王道やあるあるネタで、無難に楽しめる今回の映画ドラえもん。
でも無難であって、特筆した映画ドラえもんではなく…。
序盤の謎やルカとディアボロの部下のゴダートの関係、今回のメインのひみつ道具である異説クラブメンバーズバッジの使い方など、巧みに伏線張られ話も練られてるように見えて、格別そうでもなく…。
ここら辺もうちょっと、直木賞受賞のミステリー作家としてのオリジナリティーや本領を発揮して欲しかった。
直木賞作家とは言え、藤子・F・不二雄の想像力に及ばず。
ゲスト声優は、吉田鋼太郎はさすがの貫禄だが、柳楽優弥と広瀬アリスはちと…。
エンディング後の次回予告。
劇場で観てたら『竜の騎士』のリメイクか!?…と思ったろうが、『新恐竜』!
宇宙冒険も映画ドラえもんの王道だが、恐竜も鉄板!
シリーズ最大のヒットとなった『宝島』チームで、果たしてどんな新しい映画ドラえもん恐竜ワールドとなるか…!?
話が難しくないか?
子供に理解出来るのかなぁと思いながら、大変失礼たけど、また寝ちゃった。。アニメ、ダメだなぁ。。。
でも小学4年生の娘はちゃんと理解出来たと言ってる。
私がイカンのだね(´×ω×`)
自分が小学生の時、あんなにもドラえもん映画が好きだったのに。。残念な大人になってしまったようだ( U__U )
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