君は月夜に光り輝くのレビュー・感想・評価
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ちょっと説明不足な映画❗
星🌟🌟🌟 ちょっと期待してたのですが…あんまり感情移入できなかったです❗何故すんなり代行を引き受けたのか?代行している時も遊園地とか全然楽しそうじゃなくやらされてる感があってじゃ何で引き受けたの?みたいで共感できなかった❗後でお姉さんの件だと分かるけどそれらしい伏線を張ってくれてれば良かったけど…北村匠海 永野芽郁どちらも演技は上手いのに…凄く残念でした‼あと発光病で光って死ぬのなら永野芽郁を光らせるべき ❗じゃないと説得力が出ないと思う❗あと久しぶりの優香が看護師役でいい演技してました❗
軽くネタバレになるのかもしれません。
めいちゃんは今後に期待!
今回はめいちゃんが可愛かったから何も言うまい。
まだまだ19ということもあって、高校生役はいけるんですね。
病院という狭い世界の中で、たった一人との出会いで、自分の世界がどんどん広がってゆく喜びをとても上手に表現できていたと思います。
最後のクライマックスシーンはとても素敵でした。
設定自体はすでにこの世に沢山ある内容だと思いますが、これはこれで一つの作品に仕上がっていたのではないでしょうか。
めいちゃんはまだまだ若いし、とてもかわいくて演技も上手なので、本当の意味ではこれからに期待!
少し年代が過ぎてしまったからなのか、涙は出ませんでした(笑)
高校生とかの時期に観てたらすごい胸が切なくなって、ため息ついていたかもですが、今回はそこまでいかなかった。
ある意味で、現実を知ってるからかもだし、あり得ないような出逢いをして、たまたま美男美女で、意気投合して、最後は…
なんてあまり共感できないよって思ってる自分がいるかも。(でも、まみずのお父さんの涙にはまじで共感した笑)
でも、たまにはこういう世界観の映画観て、自分の高校の時とかの感性を思い出してみるのも悪くないかなと。
恋愛系の話はやっぱり、人の数だけパターンはあるし、その中で、本当に感動するような作品に出会えるのはまれですよね。
でも、たまに出会う喜びがあるからこそ、また観に行ってしまうのかな。
という独り言。。。
映画として楽しめた
「ミッション:インポッシブル」のイーサン・ハントが
どんなに危険な目に合っても、決して死なないのが映画。
この作品は、ラブストーリーではあるが、
ヒロインが実在しない「発光病」に罹っていること、
代行体験(スマホが大活躍)なる意味の分からないこと、
などが設定されていて、映画そのものだ。
突っ込みどころが気になり、この作品に批判的な方も、
そんなにむきになることは、ないのでは。
難病がテーマの「君の膵臓をたべたい」と被る、
おまけに北村匠海がまたヒロインの相手、
けれども・・・
入院している女子高生のヒロイン・「渡良瀬 まみず」。
発光病で余命宣告を受けている。
彼女がやりたかったことを、
クラスメイトの岡田卓也が代行体験し、その感想を彼女に話す。
そんなやっかいなことを、すんなり受け入れてしまう
お人よしな卓也に、違和感がないのは、
「君の膵臓をたべたい」の「僕」のイメージがあるからだと思う。
いくつかの代行体験のエピソードのシーンが、あっさりと繰り返される。
そんなにスピードが速いと、この後どんな展開になるのか、
少々心配になる。
これの繰り返しだけなら、つまらないなと思いつつ、
後半の見事な展開にやられた、といった感じ。
映像で表現出来るものは、映像で、
抽象的なこと、つまりこの作品が伝えたかったことは、
2人の会話のやり取りの中にきっちり表現されている。
心にしっかり刺さりました。
ラストの演出が感動もの。
永野芽郁の笑顔が頭の中に残り、流した涙が、
救われる思いがした。
この作品は、「君の膵臓をたべたい」とは
違った意味での素晴らしさがあり、観ておくべきだと思います。
これは一つのジャンル
永野芽郁頼りになってません?
私は私でよかった
号泣せずにはいられません。
発光病という不治の病にかかってしまった、渡良瀬まみず(永野芽郁)。
新学期から、まみずのクラスメイトで、訳あってまみずの病院までクラスメイト達が書いた寄せ書きを届けることになった岡田卓也(北村匠海)。
ある日、まみずのお見舞いにきた卓也は、まみずが大切にしていたスノードームを壊してしまう。その罪滅ぼしとして、まみずの死ぬまでにしたいことを卓也がして、それをまみずに話す、代行体験をすることになった。代行の回数が増えるに従って2人はお互いに惹かれていく。しかし、惹かれていくにつれ、まみずの残りの時間が短くなっていく。
ラスト、まみずがした最後のお願い、
『幸せになって』
で、涙が止まらなくなる。
佐野徹也さんが書いた原作とは少し違い、香山の兄が、発光病で死んだという設定になっていたりと、映画用に少し変更してありました。
原作は読んだが、映画をみていないという方も、映画はみたけど、原作を読んでいないという方も、どちらもみていない方も絶対オススメです!
映画館には、ハンカチを忘れずに持って行ってくださいね 笑。
死ぬことは生きること
永野芽郁がいい。この人は菅田将暉主演の映画「帝一の国」のときはホンワカしたおっとり感があって、あのドタバタした映画を少し地面に引き戻す重要な役割を果たしていた。当時は17歳で実際も高校生だったはずだが、現実をワンクッション置いて受け止めるような独特の雰囲気は天性のものなのだろう。本作品ではさらに進んで、現実から一歩引いた立ち位置で状況を受け止め、そして自分自身を受け止める、健気な女子高生を見事に演じていた。他にこの役ができそうな若い女優さんはあまり思いつかない。それほど役にぴったりだった。
それに声がいい。少し前に死期の宣告を受けたばかりの人間なら狼狽えもするだろうが、物心ついてからずっと死と対面してきた主人公まみずは、もはやあたふたする時期をとうに過ぎている。本作はまみずがずっと喋りつづけているような印象の作品で、その声にはある種の諦観のようなものが通底しているように感じられる。死を覚悟した人間は自分を相対化して、深刻ぶることなく、逆にあっけらかんとできるのだろう。淡々として見える演じかただが、永野芽郁にとっては渾身の演技だったと思う。
北村匠海は「君の膵臓を食べたい」での表情の上手さに驚いたが、その後の映画「十二人の死にたい子どもたち」やドラマ「グッドワイフ」の達者な演技を見れば、さもあらんと納得する。本作品では、見舞いに行った初対面の女子高生の無茶振りをあっさり引き受けるという尋常ではない設定を、さも普通のことのように楽々と演じてしまう。
岡田くんの姉の回想シーンに映された本の言葉は、中原中也の「春日狂想」の冒頭の一節である。中原中也には「秋日狂乱」という詩もある。対になっている訳ではないが、人間を愛おしく思う気持ちがある一方で、人間の愚かさを憂う気持ちもあり、その相克に張り裂けそうになりながら、詩人はこれらの詩を書いた。その世界観がこの映画の最も重要なメタファーになっている。
日本は高齢化という面では世界の最先端である。どの国も経験したことのない高齢者だらけの時代がどのように過ぎていくのか、誰にもわからない。かつては如何に生きるべきかがテーマであった。今後は如何に死ぬべきかがテーマとなっていく。生きることは死ぬことと表裏一体なのだ。
昭和の時代に丸山明宏が「ヨイトマケの歌」を歌った。家族のために肉体労働をする母親が歌う「ヨイトマケの歌」に励まされたという感謝の歌である。戦後の復興から高度成長の時代には、人は人に励まされて生きてきた。これからの人は、人に励まされながら死んでいくのだろう。父から貰ったオルゴールの曲が「幸せなら手を叩こう」だったのは、それが主人公にとっての「ヨイトマケの歌」だったからなのかもしれない。
キミスイと比べなければ楽しめる
細かいことは気にしちゃいけない、妄想ファンタジー
子役から、ティーンファッション誌のトップモデルへ登りつめ、そして昨年上期のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロインを務めた永野芽郁(ながのめい・19歳)の主演新作。
主演は「ひるなかの流星」(2017)以来だが、2018年はメジャー作品の助演出演で着々とキャリアを積み上げてきた。直近も日本テレビのドラマ「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」で、菅田将暉と共演している。
本作は佐野徹夜の同名小説の映画化。イラストがセットになったライトノベルのスタイルで発表された。
不治の病"発光病"で入院している女子高校生・渡良瀬まみず(永野芽郁)。たまたまクラス代表として見舞いにきた同級生の岡田卓也(北村匠海)に、やり残したことを"代行体験"してもらうことで、徐々に心を通わせていく2人の恋愛物語である。
相手役の北村匠海は「君の膵臓をたべたい」(2017)が大ヒット。どちらかというと浜辺美波の勢いに引っ張られた形でのブレイクではあるものの、以降、メジャー出演が続く。本作も"キミスイ"と同じ月川翔監督である。
そもそも"発光病"という病気は存在しない。細胞の異常によって皮膚が発光、死に近づくにつれ、その光が強くなっていくという、ゲンジボタルの羽化ような妄想に付き合わなければならない。
高度先端医療の病院なのに、部外者が簡単に出入りできたり、スーパームーンの夜空に満天の星が輝いていたり(ふつう、満月の光で星は見えなくなる)、いちいち都合がよすぎる。本作は設定からして、リアリティをまったく重要視していないことが特徴。
逆に言うと、細かいところに目をつぶれば、構成要素は単純記号化されている。
"まだ若い女子高生が余命宣告される悲劇"
"死ぬまでにしたいことを列挙し、叶えていく"(よくある設定。恋愛もそのひとつ)
"それぞれが抱える家族問題の壁と、それを乗り越える"
これは、記号化コミュニケーションで共感する作品と考えればいい。自分のようなスレた大人には感動しにくいが、何にも考えずに直感でとらえる世代にはちょうどいい。
主人公はふわっと消えていくので、"キミスイ"のような骨太の涙もない。旬の永野芽郁を満喫するだけだ。
やはり人気急上昇中の今田美桜(22歳)が、メイドカフェ店員役で出ている。メイド姿も拝める。
(2019/3/16/ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ)
後味のよい綺麗な映画
原作読んでいても泣ける
叫ばない「セカチュー」という印象
原作未読で観ました。北村匠海が主演の一人で月川翔監督となれば、ついキミスイレベルで出来映えを期待して観てしまいます。それからもう一人の主役の永野芽郁も、不思議な存在感にちょっとワクワクさせられる役者の一人です。その意味では期待しすぎたかも知れませんが、既視感というかデジャブ感がありすぎて、新鮮味に欠けました。原作がどうなっているのか、今後読んでみてみます。
それからエンドロールで劇中歌としてミスチルのhimawariが出ていました。1回観ただけではどこで流れていたか気づきませんでしたが、それもちょっとやりすぎかと(もう一度観てもどこで流れていたかよく分かりませんでしたが)。「センセイ君主」の北川景子はご愛敬としても、この作品では全く別物の映画として鑑賞したかった。
ところで最後のスマホに残されたメッセージは、「セカチュー」のカセットテープを彷彿とさせましたが、内容はよかった。静かな北村匠海が、森山未來に被って見えたのは私だけではないはずです。
私は私でよかった!
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