プロメアのレビュー・感想・評価
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最高!最熱!
熱さよりも暑苦しさ
私の好きなアニメの中に「キルラキル」があります。あまり多くは言いませんが、ストーリーが単刀直入ながらも設定やギャグが凝られてて、伏線回収も見事で、そう來たかって感じがとにかく好きなんです。
普段あまり日本のアニメ映畫を観ることはないのですが、そんなTRIGGERの劇場作品だというので観に行きました。
冒頭バーニッシュの被害が広がる様は、現代社會の揶揄なのか。ここで描かれるのは、何かしらストレスを抱えている人間、耐えきれず爆破し火災が発生する。影絵的な描寫が様に不吉さを表してきます。
舞台はビル火災の消火活動へ。3DCGにやや粗っぽさがあるけれども、短い時間の中で、主人公たち"火消し(バーニングレスキュー)"のそれぞれのキャラクター説明やアベンジャーズを徬彿とさせるチームの連攜プレーが見え、俗に言う、交通整理をアニメで表現しようとしてたのが伺えた。
またこれまでのTRIGGER作品のパロディネタも、日本アニメの自由さがあり楽しめた。
「MCUよ、これがジャパニメーションだ」的なのをかなり期待できた。しかし、それ以降の展開にはその期待値とは裏腹に。
話の展開が多いわりに、収集出來てない。ただただ暑苦しいだけ。普通に地上波で2クールぐらいにした方が良かった気がしました。
堺雅人の演技は聲優としても淒まじかった。
スピード感あふれる新世代アニメーション
汗かいた
山火事のようなアニメ
アニメだとは知らずに😣
時間が合っていたのと、松ケン、堺雅人ってのが目に入りたまたま見た、しかもアニメだとは知らずに。
切り絵の様な画風、ちょっと前のアニメ感たっぷりと感じつつ、あーこれ、2時間も見るのか・・と間違えたなあと悔やみつつも、わかりやすいストーリーに次第に
引き込まれていった。
てやんでぃアンちゃんキャラの松ケン、悲しみを背負った早乙女太一のキャラ、シメの堺雅人のキャラ。
それぞれが、
あまり声が邪魔せず、特に早乙女太一は上手いと思った。
間違えて見てしまった私だけらど、こういう映画って、どのぐらいの年齢を対象にした映画なんだろうか。
甘酸っぱい恋愛アニメよりは、個人的にはまだいいけれど、なんか、大昔のドラゴンボールを思い出したなぁ。
アニメだと知っていたら、お金出して見なかった私です。
良くも悪くもトリガー
なにも考えずに観る映画
真っ直ぐで熱く爽やかな映画
プロメアを見た感想をまとめました。
結論:爽やかな余韻が残る気持ちのいいアニメだった!
良かった点
・現実ではありえない、色彩豪華で目を見張る効果演出の数々に自然とワクワクして口角が上がります。いい塩梅に誇張されていたり、綺羅びやかな演出がなされていることをケレン味というならば、これほどケレン味のあるアニメ映画はそうないでしょう。中盤終盤は特に、キャラの感情に合わせた演出に思わず言葉をのむシーンが多くあり、大変情緒豊かな映画でした。
・キャラクターたちの素直で真っ直ぐな表情とセリフを聞いているうちに、まるでキャラクターたちと親友になったような感覚になります。
・すべてのキャラの声はキャラと見事に融和していました。例外はありません。特にガロ、リオ、アイナの三人の声はまさに「キャラの声」そのものとなっており、声優は誰なんだろうなんて疑問は鑑賞中頭の片隅にも現れませんでした。
・劇伴が素晴らしく良く、家に帰っても何度も何度も映画の思い出とともに頭の中に蘇ってきます。そのたびに映画の迫力を反芻しており、幸せというほかありません。
更に良かった点
・ストーリーが王道にそったわかりやすい筋です。そのためキャラクターの素直さ、ライバル炎大砲友情ロボット爆発合体その他要素のカッコ良さがまっすぐ頭を貫いてきます。しかし王道でありながら、消防と火を操るミュータントという他に類を見ないモチーフ、綺羅びやかな演出、声優陣の素晴らしい演技によって、先が見え透いていてつまらない、どこかで見たことがあって退屈だといった気持ちは少しも湧いてきません。
*そうはいっても、どこかで見たことがある感覚は監督の過去作品を知っている人ならば必ず感じるでしょう。確かにプロメアの声優やキャラの見た目・相関関係はグレンラガンやキルラキルのそれらと共通点・類似点が多くあります。しかしそれは「昔よく似たやつをみたことあるな」といったレベルであり、プロメアの世界のキャラクターはプロメア世界のキャラクターとして完全にキャラ立ちしております。プロメアのキャラクターを見て「昔のキャラの焼き直しだなあ」なんて粗悪な感覚などチリ1つも感じないので安心してください。
・主人公ガロとリオにきちんと焦点があたっており、無駄な場面がありません。劇中で課題に直面し、感情を爆発させ、葛藤する中心はガロとリオです。彼らの見せ場が多くを占めるおかげで、バーニングレスキューとマッドバーニッシュの対立、そしてやがてお互いを受け入れ認め合うストーリーをしっかりと捉えることができました。
*バーニングレスキューの皆は本当に気のいい仲間たちでした。だからその分、最終的な敵との対決にもっと協力する場面が欲しかったかも…。別にその場面がなかったから全体的に残念になったということはまったくありません。その分ガロとリオの格別に熱い友情を味わえると考えてください。
まとめ
・最初僕は、プロメアの制作陣がグレンラガンやキルラキルのメンバーだと知り、きっとプロメアは純度100%熱さMAX脳汁ドバドバ漢気アニメだと思い、そしてそれを期待して観に行きました。実際に鑑賞してみた後で、それはちょっと間違った認識だなと思いました。というのも、燃焼してストレス発散した〜!とか興奮に満ち満ちる!という余韻ではなく、なんというか、人間関係や社会への漠然とした不安がサーッと薄れ、友達と語り合った後のような素直な気持ちよさ、爽やかな高揚が強く残ったからです。こればっかりはなんでか分かりません。したがって、熱い心になる映画だった!ではなく最初に書いた結論になりました。僕は2回目を見に行くつもりです。まだ鑑賞されていない方は、ぜひとも映画館で見ることをオススメします!
アニメーション映画の新時代を感じました
独特、個性的、好き嫌い
表題の通りの印象ですが、私は好きです、なんかバカっぽい(主人公ガロではなく、(笑)映画として)くせに、なんか妙に感動しました。 でも、表題の通り凄くあくの強いアニメ映画かなと思いました。 万人受けはしないかも? 物語はシンプルだけど、一本すじが通っていてスッキリします。 TRIGGER作品はあまり意識して観た事なかったですが、キャラデザインは一見テキトーそうな絵に感じた割りに、見終わる頃には違和感無くなりました。アイナ、結構可愛く感じましたし、他の登場人物も絵、設定共に非常に個性豊かに見えました。 音楽も良かったです、劇中BGMは特に良いと思いました、澤野ミュージックが私は好きな方だからかもしれませんが。 戦闘シーンはちょっと厄介で、よい意味では「息つく暇もない」ですが、悪い意味では「動きと展開が早すぎてついていけません!」ですかね、特にオジさんにはきついかも(笑)。作品的に音響効果が凄くポイントだと思うので、興味のある方は円盤ではなくて映画館で観ることをおすすめします。 製作陣が続編を意識してる様には感じられませんでしたが、続きが出たら、私はまた映画館に観に行きます。 最高★数はあげられないが、この規模の作品としては非常に観て良かったと思います。
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