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誰がための日々

劇場公開日 2019年2月2日
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あの部屋は香港そのもの

 父親の借りている部屋には2段ベッドの他、プラスチックの衣装ケースが高く積まれている。
 狭い空間に生活に必要なものの収納や、横になるためのベッドが垂直方向へ伸びている様子は香港の街そのものである。
 21世紀になってすでに20年になろうというのに、1980年代のMr.Boo!シリーズに出てくるような住環境が描かれている。宿命的に土地が不足している香港では、貧しい人々は未だ、このようにアパートの一部屋に家族で暮らしているのだろうか。
 この狭さを活用したカメラアングルその他の演出が、この母娘の閉塞感を際立たせている。
 介護中に死亡した母親を旧宗主国イギリス。久しぶりに一緒に暮らすことになる父親を中国。という暗喩ととらえることも出来たのかも知れない。
 しかし、あまりの切実さに涙の一滴すらも流れなかった。

よしただ
よしたださん / 2019年3月14日 / PCから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:映画館
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これが香港の現状か。重すぎる現実 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

家族がバラバラになっている。お互いがお互いを知りたいが知ることに怯えている。家族が一人々々が幸せになりたがる方向がずれている。だから、一番大切なものが、判らずに盲目になっている。そんな中で、トンは母親を施設に入れたがらず、自分で介護することを決断する。しかし、母からのこころないことを罵られ、介護うつで双極性障害になってしまう。父も、自分の生きる価値が見出せず、息子を看病しながらも、衝突してしまう。それぞれが、誰のために何のために生きているのだろうと苦しみ、父は、トンに枕の下にこっそり「金づち」を隠しているのをばれてしまう。トンの病状の再発に怯え、階段の踊り場に火の点かないたばこを床に叩きつけてしまう。どうしようもない苛立ちに苦しんでいる。そして、同じ悩みを抱える集会に参加し、自分の思いを涙声で訴えかける。母の言葉を回顧し、気持ち抑えるためにチョコレートを貪り食うトン、トンに介護してもらい素直な気持ちになれず後悔する母。自分の生活だけで十分な弟。
香港にいる家族の実状が知りやるせない。しかし、登場人物のそれぞれの誰にも言えない焦りを具に描かれている。トンガは住居の屋上に向かう
ヒヤヒヤさせられた。
ラストの父子の川面を見ながらの場面は、家族の繋がりを描いている。この家族の一面を垣間見られたようで、ラストのトンの一言が、大きな「救い」のように感じた。

突貫小僧
突貫小僧さん / 2019年2月17日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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  • 共感した! (共感した人 0 件)

スニッカーズ

仕事を辞めて寝たきりの母親の介護をしていたが母親は死に、双極性障害になり1年間入院していた男が退院して父親と暮らし始める話。

弟はアメリカで就職、父親は金だけ入れて家に居着かず、母親の介護を巡り婚約者とは上手く行かずいざこざにという状況だった主人公。

退院しても一度潰れてしまったが故にそういう目で周りからみられ腫れ物に触るかの様な扱いをされる中、親父、元婚約者、友人、就職等々悩みは尽きずというストーリー。

おかしいのは主人公なのか周りなのか…。

お国柄の違いか違和感や理解し難い部分も多くあったし、重く哀しいストーリーだけど、少しだけ優しさもあって染み入るとともに考えさせられた。

妖怪アンテナ少年には和まされた。

Bacchus
Bacchusさん / 2019年2月3日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 難しい
  • 鑑賞方法:-
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