「内容薄い&舞台挨拶」レッド・ブレイド モダンタイムズ2018さんの映画レビュー(感想・評価)
内容薄い&舞台挨拶
忍者?侍?時代劇?学生?なよなよしたスーツ姿のヤクザ?色々混ざりすぎて統一感ないです。ストーリーも薄く、ロケシーンが野原や森・廃工場とどこか安っぽい。アマチュア映画でももう少しまともな環境をバックに撮影し作品を出しているのにこれは頂けません。映画の中で[らいふうじん・才蔵]といった忍者が出てきますが、この忍者集団は実在するそうで、その宣伝的な感じで作った映画かもしれませんね。他レビューにもある通り、劇伴曲が情けないほど貧弱です。フリー素材の音源を使い回し、中にはこれ聴いたことあるな?といった様なものです。殺陣やアクロバットなシーンや主題歌は良いのにもったいないです。アクションはあからさまなワイヤーアクションとかではないですが、くノ一や忍者が刀を振り回している姿は迫力があり大好きです。
[舞台挨拶]
グラビアアイドルとアイドルに釣られ舞台挨拶も見ましたが、330名収容可能なスクリーン1に4〜6割ほどの観客が埋まったかな?といった感じの中で行われました。自分が行った15日は
スクリーン1での公開。翌日以降は62名収容のスクリーン2での公開です。15日はほとんどが主演の小倉優香さん・美音さんのファンだったそうで、上映前にオフ会の仲間達に沢山会えました。純粋に俳優さんを見に来られた方も大勢いたと思われますが、とにかく小倉優香さんのファンが多かったです。しかしこの3日間で見た映画の中でもかなりの駄作でした。
翌日16日シネマート新宿にて上映中の『恐怖の報酬』を見に行きましたが、62名収容できるスクリーン2で公開をしているRED BLADEはソールドアウトしていませんでした。初日の舞台挨拶でもソールドアウトしないのだから仕方がないのかな。なんか寂しい気持ちになります...殺陣ばかりの映画というのは時代遅れなのでしょうか?とにかく映像や音を楽しみに映画館へ行っているので、せめてフリー音源のようなチャチなものはやめていただきたかった。