「そもそも実写化が難し過ぎた」キングダム ドナさんの映画レビュー(感想・評価)
そもそも実写化が難し過ぎた
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・冒頭10分くらいで漂が死んで、信に号泣されても始まったばっかりでまったく共感できない。
・嬴政が山の民を口説くシーン、説得力ゼロ(過去にした虐殺を謝罪一つで済ませて、3000で80000に挑めとか無茶苦茶)。
・開封の戦闘、どうみても50人以上死んでるだろ。何故、全滅してない?
・最後の信の「夢が〜」のくだりが最高に興醒め、現代の価値観の押し付けでしかない。左慈も春秋戦国時代の元武将の殺し屋が「現実を〜」とかオッサンの説教みたいな発言をするのは如何にも不自然。
あれこれケチ付けたが、ストーリー上どうしようもなかった(漂の早死にとか、嬴政の説得力のなさとか)部分はある。漫画で成立した演出が実写化されると陳腐化してしまうのはよくある事だ。かといって大幅なストーリー改変は原作ファンからそっぽ向かれるだろうし。
役者個人の演技は良かったと思う。特に大沢たかおが最も困難だったろう王騎の実写化を成し遂げてて驚いた。あと長澤まさみ美人。
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