「スクリーンをずっと観ていたい」ディリリとパリの時間旅行 night runnerさんの映画レビュー(感想・評価)
スクリーンをずっと観ていたい
予告編を観て、奥行きのある美しい映像にくぎづけになった。
『この映画は、観なければ!』と。
プレゼンテーションで作るスライドのバックグラウンドのような、ビビッドな色彩に包まれていて、絵が綺麗だった。エキゾチックでモダンでお洒落。
むかし、学校でみた影絵みたい。
『映画は一コマ一コマ、どのコマを観ても全て美しい美術作品になるように作られるべきだ。それが映画なんだ』という話を聞いたことがあるが、そんな感じ。
そして、一枚一枚の描画,細かい仕事,人々の服装や表情、街並みなどすみずみまで観てみたい。もちろん、そこここに登場してくる歴史上の豪華キャスト達も。
日本でも、やじさんきたさんなどで、幕末などで作ればいいのに。
ラスト近くの夜のシーンが美しかった。
上品でセンスよく,エキゾチックでネオレトロで,でもどこか懐かしく,色が,特に青がきれいな不思議なアニメーションだった.
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