「思っていた話と、180度違ったよ。」ディリリとパリの時間旅行 fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
思っていた話と、180度違ったよ。
一言「フランス、すげー!」。
なんとなくwowow録画してあったのが放置状態。
で、ちょっと見たらアニメの人物が「のっぺり」って感じがして。
危うく消去するところでした。
人物は確かに塗り絵的なんですが、フランスの美しき街並みは「写真」の合成。
っていうのは後から知りました。これがうまく組み合わさってました。
「ベル・エポック」って言葉は知ってたけど(逢坂みえこさんの漫画ありましたね)。
意味は「美しき良き時代」。19世紀末〜第一次大戦前の25年ほど。
主人公ディリリの手助けをする大人たち。
え、ドビュッシー?キューリー夫人?パスツール?モネ・ロダンも、いましたねえ。メモっただけでも。
みんなこのベル・エポック期に、フランスにいたのね。
第一同じ時期っていうことすら、知らなかったし。
ま、そういう大人たちの話もありましたが。
主人公の少女・ディリリが、実に礼儀正しく。
またその小柄な身体を生かして、事件現場に潜入して大活躍。
もう愛おしいのなんの。
終盤ディリリの窮地を救おうと大人たちが頼った人は、パリの象徴的建物ゆかりの人。
え、あなたのその名前って!。びっくりしました(私が知らなかっただけ?)。
アニメといえども、肌の色や性別による差別も話もあって。見て良かったと思える1作でした。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「多様な人々が、互いに理解し助け合うことを願う」
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