映画 ゆるキャン△のレビュー・感想・評価
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絵柄はゆるくても彼女達はトラクターに乗れるし電鋸も操れるし資材調達もお手のもの…あれ?
全くの初見で行きました。
観客は男性の方が多かったですが、どちらかといえば自立した生活を送る女性達に向けての映画だったように感じました。
まず、この作品。メインメンバーに男性がいません。
せいぜいお父ちゃんやおじいちゃんの親族関係か、たまに工具のアドバイスをくれる近所の人、姉の彼氏くらいしかいません。
このメインメンバー5人の女性によるキャンプやろうぜ、いや、むしろキャンプ作ろうぜ的な映画。
それが今作です。
なお、事前にこの作品について「ゆる系女子がキャンプ生活を楽しむ映画」と識者から伺っておりましたが、拝見した結果、私の感想はこうです。
滅相もない。
何がゆる系女子だよキャンプ用品ガチ勢の揃え方のうえにあいつとうとうトラクターまで運転しおったぞ電鋸まで使えっぞ遊具移動するとか言ってるしゴリゴリの肉食系人種じゃないっすかと呆然と眺めておりました。
全くゆるいキャンプ勢と違う。
そうは言ってもなかなか面白かったです。明日から使えるキャンプ飯のレシピに富士山、キャンプで取り揃えるべき用具の選別アドバイスに富士山。
ありがとう、富士山。実際に富士山を近場から見上げた景色と完全に瓜二つの光景で、ちょっと感動してしまいました。
個人的にはなかなか面白かったです。
グルメマニア、旅好き、地域おこしの担当者の方に全力投球でおすすめできる逸品。
山梨に心を囚われた志摩リン
個人的に冒頭の松竹ロゴから本編に切り替わるシーンがピークでした。
社会人姿には違和感なかったんですよ。
高校生の彼女らが真っ当に成長したら、こうなるんだろうなと。
でも、社会人に成長させて、果たしてドラマが生まれていましたか?
大人になり、使えるお金が増えて色んな事が出来るようになったけど、
その代わりに高校生の時のような自由が無くなった、と志摩リンとなでしこが語っていました。
それで貴重な休日を潰してまでやる事がキャンプ場作りですか?
県の事業として活動している為、そこから逸脱したことはせず、自由の欠片も無い。
皆ちゃんとした大人になったんですね。
野クルメンバーが再集結!あの時の青春を今一度味わおう!
とはならなかったんですよ。
毎日終電間際まで残業し、年始も一人会社で迎え、悪夢にうなされ、趣味だったソロキャンも満足に行けないほど仕事に忙殺される志摩リン。
それでも彼女は前向きに仕事に向かっているんですよ。
そこに感動すれば良かったんですか?
いっそのこと、もっと鬱屈した内容にして、こんな仕事やってられっか!と仕事を辞め、冒頭で語っていたように海外へソロキャンプしに行ってくれた方がよかった。
まあそもそもゆるキャン△にそんなドラマを求めていないんですが。
久しぶりに会った野クルメンバーが普通にゆるいキャンプしてくれれば、それで良かったのに。
ゆるキャン
良かったー
ゆるキャンはずっと見ていられるなー
大人になってもああやって集まれる友人というのは素晴らしい。
リンちゃん仕事しながら名古屋と山梨往復かなりエグいでしょ。タフすぎる。
ゆるキャン△の完結編としては評価したいが少し重い
キレイに終われていたし落とし所としては悪くない。
ですが大人になったから仕方がないのかも知れませんが
キャンプ自体が楽しそうに見えなかった。
キャンプ場作りは楽しそうなんだけど、
それって言ってみればボランティアやお仕事ですよね。
もっとキャンプ自体が楽しそう見せて欲しかったなと思う。
大人だからより、日常を一旦脇において楽しまなきゃなって思うんですよね。
その点グビ姉は野クルメンバーより僕好みの大人だったかな。
自分でも驚いたのがあんなに好きだったゆるキャンなのに
この映画を見てキャンプ行きたいなーって思わなかった。
それが僕のこの映画に対する答えなんだと感じてしまいました。
大人になった5人
テレビシリーズシーズン1、2は高校生活の話だったけれど、映画版はかなり飛んで社会人になってからの物語。
大人になった5人がみんなでキャンプ場を作ろうと奔走する姿を軽やかだけど、歳月を重ねた部分もあわせて書いていてよかった。もう完結編なのかな。
アニメなんでずっと永遠ループな高校キャンプ部の話も見たかった気もする。
原作・TVファンも違和感なく観られ、初見でもきっと満足できる映画としての完成度
原作・TVは全部観ています。原作ファンとしては10年後の話と言うことで正直不安もあり大きな期待はせずに居ましたが、そんな心配は無用でした。ゆるキャン△を知らない人が観ても引き込まれるであろうストーリー展開や台詞の数々。TVアニメの劇場版にありがちな余計な伏線や情報が多すぎたりといったことも無く心地よいスピード感で最後まで観ることが出来ました。
社会人1〜2年目の葛藤や、惰性で「大人」になっていってしまうことへ抗う気持ちなどが伝わってくるシーンや台詞に思わず共感。
また、ちくわがおまけで登場するのかと思いきや、10年の時の流れや個人個人の生きていくペースの大事さのようなものを感じさせるアクセントとなっていて、しんみりとしてしまいました。
すごいアクションやギャグがあるわけでも無く、お涙ちょうだいでも無く、終わってみればゆるキャン△らしいゆるっと優しい世界を過ごすことが出来ました。
1つだけ残念だったのは、画面サイズがシネマサイズで無くTVサイズの画角だったことかな。でもあの作画であれば文句は無いです。
全員好きになった
なでしこ 相変わらず底抜けに明るくていい人 こんな友達欲しいよね
リン 仕事上のちょっとした挫折も描かれていましたが夜遅くまでお仕事も頑張ってました
おじいちゃんのバイクにリンが乗っていたのでもしやおじいちゃんは・・・
と思っていたら登場しましたね よかったよかった
千明 相変わらずみんなのまとめ役&盛り上げ役そしてぐび姉になってました(笑)
あおい ホラ吹きのあおいちゃんがとても良い先生になってましたね
小学校の少子化による廃校等の現実も描かれていましたが
何より子供たちを大好きなあおい先生がとても良かった
恵那 毎週実家山梨まで往復してるのかな?
老犬になったちくわとの生活も描かれていました
もしかした劇中にちくわとのお別れが・・・とか余計な心配してしまいました
みんなとても素敵な大人になっていましたね
ストーリーや設定に賛否はあるかと思いますが
私個人的にはさらに「ゆるキャン」が好きになりました
ゆる鍋
キャンプ場造成に頑張る社会人となった乙女たち。ナナハンライダーになってしまったりんちゃん。
アニメゆるキャンの雰囲気とはちょっと違ったこの映画は番外編として見るべきなのだろう。冒頭の蟹なべをこれでもかとうまそうに食べる家族のシーン。その後のキャンプ場での食材もキャンプ飯とは思えないような豪勢なものが続く。そして最後はリンとなでしこのカップ麺をすするシーン。二人の出会いもカップ麺を食していたような。このカップ麺は二人にとっては何よりも美味しいものだと思う。自分にはこの番外編の映画も楽しめたが、ゆるゆるしたテレビアニメの続編も見てみたいです。
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アニメ版とはテイストが違う
映画版になるときに映画として成立させようとするとやむを得ないのかもしれないが、約2時間持たせるために必要なのだろうか、ドラマ性・ストーリー性が濃く出ており、登場人物や要素も盛り込みがちで、メッセージ性も少し押しつけがあり、アニメの30分の枠組みの中で構成されていたゆったり感や静かさを想定していただけに、物足りなさというよりかは全く違った作風のものを見ている気がした。
ゆるキャンなのだから、2時間まるまるゆるっとしていた方がもはやいいのではと単純に思った。
大垣千明ちゃんが可愛くなって戻ってきた。 名古屋はええとこ!やっとかめだがね。
メインキャラの中で一番大好きな大垣千明ちゃん。
TV版では前髪が短すぎてイマイチ人気がなかったようですけど、
映画では前髪が伸びていて本来の魅力に戻りました。
よかった。
今回は彼女が物語の発起人って感じ。
相棒はどこぞで見たことのあるデザインの電動人形のジンジャー君かなw
ジンジャー君にびっくりした人の中で
うつ伏せに倒れていたのも
たしか大垣千明ちゃんだったようなw
ジンジャー君と2回じゃんけんできるので
そのシーンが来たらじゃんけんしてくださいね。
リンちゃんが就職した名古屋にある出版社に出勤するところからストーリーが始まります。
名古屋駅のナナちゃん人形とか地下鉄桜通線とか
地元の人からはよく見る光景で嬉しいですね。
それにしてもパンフレットすでに完売。
再入荷してほしい。
のんびり見られる♪
漫画もTVアニメも見てないですが、ゆるキャン△が現在のキャンプブームのトリガーのひとつであるということは知っています。
私自身は90年代のオートキャンプブームの時代からの愛好家です。(実際はほとんどやっていないが・・・)
今のブームのおかげで、アウトドアショップがいっぱいできましたね。買うつもりはなくても見て回るのは、何となく楽しい・・・。そんな流れで、この映画も見てみました。
ドラマチックというか、強く引き込まれるような展開はありません。
でも、そうそうあんなこともあったし、アルアルだねっていう感じで2時間飽きずに見られました。
本沢温泉も行ったことあるけど、若い女性に遭遇したことは一度もなかったなぁ・・・
90年代、数少ないアウトドア情報誌BE-PALの中に、「アウトドア・マニュアル・コミック」という漫画ページがありました。(なんでも知ってるスーパーおばあちゃんとアトリという女の子が印象的。これでアトリという鳥の名を覚えたよ。)今思えば、ゆるキャン△の原型ですね♪
ゆるキャンと言われると?
企画△ 音楽△ 職業配置◎ 雪山のカップ麺◎
リンの夢オチ× 大人の事情×
山梨県が「ゆるキャン使って観光名所作りたい!」作品に見えてしまう。脚本自体、大人の事情が絡んだりしてあまり緩くない…。音楽にも期待してたけど印象に残るモノが少なくて残念。キャンプ場開設に合わせて色々急かされたの?とか詮索してしまう。逆に5人が集まっただけで涙腺に来るものもあったんどけどね。
山梨県全面協力のもとアニメが成功したのも確かでその辺は致し方ないのかな。本当は☆2か3だけど映画の成功でseason3以降も続くことを願っておまけで☆4です。仮に尺が足りなくてリンの夢入れたなら10分まるまる焚き火で良いと思う。それが本来のゆるキャン
ひとことReview
大人になって、出来る事、見えてきた現実が色々ある。だからこそ、現実に向き合い、難題に挑む姿に心を揺さぶられる。ファンの間で賛否が分かれるシナリオを敢えて作ったのは頭が下がる。
ゆるキャン…?
率直に言ってしまうと普通。
普通の大人のお話。
映画にするほどの話かという感想を時折見かけるが、つまりそういうことなのだと思う。
リアルとファンタジーのバランスがあまりよくないというか、アニメならアニメとして非現実的に振り切ってドラマチックにしてもいい気がするのだが、変にリアルなせいで話がぱっとしない。
その割に遺跡発見の下りなどは違和感強かったり、一貫性の無さが気になる。
それから作品テーマが本編と違うので、やっぱりゆるキャンのキャラが出てる別の作品感がある。
この本編との乖離性もゆるキャンというより普通の大人の話という印象をもたせるのかも。
一応本編中でもリンの身の回りの話を中心に次の世代につながっていくという印象があるのでその延長線の話としてのゆるキャンともいえるが、それならそれでもっと次に伝えることをメインに据えた話作りにした方が良かった気がする。
キャンプの楽しさを伝える対象も劇中の若い子たちだけでなく視聴者も含まれるはず(本来自分で厳選したギアで臨むのが醍醐味のキャンプでなでしこがレンタルのキャンプ道具をもってきたのは、道具がなくても借りたりしてできるからまずは気軽に踏み出してみて、というようなことを伝えたいのだと思う)だが、その割に本編のようにキャンプや旅を心から楽しむといった描写に乏しいので本編ほど自分もやってみたいと思えない。
また、テレビ版を見た人には分かる系の演出が劇中終始ちりばめられていたが、ファンサ系の映画にするにもやっぱそもそもテーマが違うせいでゆるキャンっぽくない感じになってるのが噛み合わない。
それにこの本編とつなげる演出、テーマ的にも話の構成的にも不要と見えるが、それがやりたいがために無理矢理つっこむといった流れが多いのも余計なことをやってる感を目立たせる。
一般にはこれらの演出は”エモい”として好意的に評価されているが、映像作品というのは最初から最後まで通して初めて一つの作品になるのであって、シーンをぶつ切りで見て、いいシーンが多ければ良い映画になるというものではない。
確かに自分も”お、TVシリーズのあのシーンの…”と劇場で思いながら見ていたが、シーンごとの印象の良し悪しと映画全体の出来の良し悪しは別の話。
イタリアンのコースを食べに行ったのにスープに味噌汁、パスタに焼きそばがでてきたら、たとえそれぞれの味が悪くなくてもそのコースに大満足とはならないだろう。そういうことだ。
高校時代を思い出させる演出なら、ああいうわざとらしいものを無理にちりばめるんじゃなくて、大人になって高価な装備も手に入れて薪ストーブ付きのテントで暖を取れるようになっても、鳥籠の下みんなでブランケット被って星空を見上げる、そういうのが見たかった。
最後にまとめると、ゆるキャンという素材を使って制作側が何をしたかったのかがイマイチわからない作品だったかな。
一言で言ってしまうとすべてが中途半端。
なでしことリンが野湯に入るシーンでなでしこが多少作品テーマについて説明をくれたから、かろうじて納得できてる感じなんだけども。
この映画を先の飲食店のたとえで言えば、和食チェーンの企業が新ブランド立ち上げたというので行ってみたら洋風の店構え、コース頼んでみたらイタリアン出てきて、”ああ、イタリアンなのか。それもいいかな。味はフツーだが…”と食べ進めていったら、ところどころで”旧来のお客様への配慮としてスープは味噌汁、パスタは焼きそば、ドルチェは桔梗信玄餅でございます”みたいな進め方された挙句、店員は”イタリアンなんですよ”って言ってる店…ってところか。
まあ、ミシュランで星をとることはできんよね。
Let's Camp
ゆるキャン△のアニメシリーズを鑑賞してからいざ鑑賞。休日ということもあり9割近く座席が埋まっていました。
アニメシリーズのゆるさとはまた違い、映画ならではのストーリーを作ったためガチキャンになっており、見たかったものとは違いましたが、しっかりと映画化に向けた味付けはしていたなーと思いました。
今回は女子高生から成長してそれぞれ社会人になった5人がキャンプ場を作っていこうというのが大まかな流れです。それぞれの人生で悩んでいたり、方向転換をしたりと全体的に明るそうでやや暗めな雰囲気が序盤は漂っていましたが、5人が揃った瞬間にドッと雰囲気が明るくなるのはこの5人ならではだなという空気はとてもよかったです。ただ、全体的に悲壮感漂っているのも現実味が感じられてしまい、そうじゃないんだよなーとずっと思っていました。
後半の5人が何度も集まり、キャンプ場設立への強い想いで行動しまくる懸命な姿には心打たれましたし、最後の盛り上がり方はとても好きでした。
TVアニメとは違いかなり制約のある中の映画のため、飯テロも少し物足りないなと思いました。もちろん蟹鍋は最高でしたが、それらを上回る飯テロがアニメ版には溢れまくっていたのでお腹が空く衝撃は無かったです。
日常系アニメの映画化としてはかなり成功した部類だとは思いましたが、もう少しほんわかした雰囲気を…。と思った今日この頃でした。
鑑賞日 7/2
鑑賞時間 13:25〜15:40
座席 C-7
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