コンフィデンスマンJPのレビュー・感想・評価
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キャストのチームワークが抜群で、騙されるのが心地良いコンゲーム・コメディー作品!
これまでの映画では、「あなたは必ず騙される!」といった宣伝文句が流行った時期もありました。
ただ、映画を多く見ていると、「ということは、一番犯人らしくない人が犯人なんだな」といった感じで展開が読めてしまうなど、なかなか謎解き系の映画の脚本は難易度が高かったりします。
それを「コンフィデンスマンJP」は、さらに高度にセンス良くまとめ上げていて、本来のエンターテインメントとしての「映画ならではの素直な見方」を提示してくれた意味で、他の追随を許さないレベルで秀逸な作品だと思います。
ただひたすら長澤まさみ扮するダー子らの目線で物語を追いかけるのが楽しく、様々な伏線が回収された後の爽快感などは「心地良い」の一言、となります。
本作はロマンス編ということで三浦春馬さん扮するジェシーが登場し、ダー子との過去が明かされ、そこが大きな核となっていきます。
映画の中で騙された側も、きっと心地良く、登場人物がそれぞれ個性的で、全員が魅力を持っているのも本作の凄さだと思います。
「ダー子×ボクちゃん×リチャード×五十嵐」といった中核に様々な化学反応が起き、ドラマで出た登場人物にも愛を感じるように、誰一人とて無駄にしない構成も「心地良い」です。
しかも、ベースはあくまでコメディー映画のため、これだけ笑える作品である点も評価が高いです。
ロマンス編は香港での風景にマッチした、新旧入り交じった街並みを巧みに使っている映像もスケール感を感じられて良かったです。
毎回ネタバレされてるようなもん
ドラマも視聴済み。毎回相手を上手に騙して勝つというのが典型パターンなので、ある意味で意外な展開というものがない。
どうせ、騙されたふりして騙してるんだよね、って感じで見てるので、ネタバレされているようなものだ。ただ、そうは言っても騙し返す爽快感というものはあるので非常に面白く見れた。
ただ、毎回パロディが露骨すぎで、ゴーストとか見てるこっちが恥ずかしいレベル。敢えての露骨すぎるパロディにしてのおふざけではあると思うのだけど、個人的にはなくても十分面白い。というか、ない方が面白いので、あまりいい印象にならない。
会話劇でのおふざけで十分魅せれるんだから、それを突き詰めてよ、って感じ。
安いロマンスで、つまらなく感じた!!
「ロマンス編」ですが、ロマンスの芝居が安く、ネタバレを聞かされても驚きはありまそんでした。全体的におちゃらけていて、香港の潜入ミッションや知能戦のような緊張感のあるシーンもなく、お喋りばかりで脚本偏重な気がしました。東出の台詞読みがアホ丸出しです。ラウ役の竹内結子さんが堂々としていました。
痛快です!
ちくしょうダー子め
評判も良くテレビ版を観ていなくても大丈夫との噂もきき、非常に楽しみにしていた本作「コンフィデンスマンJP」あとからロマンス編の副題がついた。
簡単な人物紹介から始まるのは初見の私には有難い。しかしストーリーが進んでも中々面白くなってこない。
30分、一時間と進み、これはキャラクターを知らないと楽しめないのではないかと思い始めた。
そして、なぜ面白くないのかあれこれ考え、終いには同じ詐欺師物の「スティング」が傑作である理由にたどり着く。
細かい事を言い出したら沢山あるが、結局はハラハラしたりドキドキしたりしない、ワクワク感の欠如が「コンフィデンスマンJP」が退屈な理由だろう。
ロマンス編という副題にも苛立ちを感じ始めた終盤、これはダメだなと半分諦めた。
良かったところはコミカルなところと長澤まさみが今までで一番輝いているかもしれないところくらいだ。
やっぱりテレビ版観てないと楽しめないなと確信した残り数分、奇跡がおきた。
観ていないと意味がわからないだろうからネタバレにはならないと思うのでこのまま書くが、最後のダー子の手紙には参った。
何だかものすごく可愛くてここまでの退屈を全部許そうと思った。
これはロマンス編ですわ。落ちた(誰が?)
視聴後に再び最初から観たら違う印象になりそうな作品
あらら
TVで観ていなくて本作を初めてTVで視聴したのは、奇しくもあの日でした。(地上波)
テロップで驚き‥‥。
本作を観てからTV版も大体観ました。
ダー子賢い❣️何でもこなすし、閃く❣️
小日向文世さん、このコンフィデンスマンとしても役者としても引き出しがたくさんあって
その都度その都度驚かせ楽しませてくれる。
ボクちゃん、ピッタリ。
香港のラン•リウの持つデッカいダイヤを狙う。
ダー子とジェシーの仲睦まじい?生活、
素敵だなぁ、💕❤️🌸
いろいろいろいろいろいろいろドンデン返しが
あり、
ラスト近く、ジェシーが赤星にビビって逃げ出すシーンが大好き😘です❤️😍
(再度観て修正するかも、です。)
よく練られたシナリオ
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詐欺仕事の一環とは言え、ダー子は春馬と恋人的な生活を送った。
しかし春馬はダー子の宿敵・江口の手先で、全ては戦略的な行動だった。
ダー子らはターゲットである香港の女性実業家に近づき、詐欺を働こうとする。
春馬も独自に近づいて女性実業家の側近となり、口説き落とす。
そして見事にその実業家の100億円の宝石を奪い取る。
ここで春馬がダー子を口説き、2人だけで逃げようと誘い、ダー子が応じる。
そして春馬の計略通り、ダー子の仲間らが追って来た。
そこに江口一味が登場、春馬の裏切りが明確になり、ダー子らは絶体絶命・・・
と思いきや、女性実業家が警察と共に来て暴走、江口らは逃走する。
実は全てはダー子が仕組んだことで、女性実業家も警察も全て偽物だった。
全ては春馬に騙された仲間の敵討ちで、春馬を騙すための行動だった。
しかも100億円の宝石のために江口が投資した30億円もダー子らがゲット。
こうしてダー子らの完全勝利にて幕は下りる。
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フジテレビドラマの映画化作品は一般につまらんが、これはおもしろい。
シナリオもよく練られてて、まさかここまで全てが伏線とは思わなかった。
春馬くんは珍しく完全な悪役。それにしてもいい俳優を亡くしたなあ・・・
あと東出が相変わらず純情な役だが、例の不倫で全てが嘘っぽく見えるw
一番欺かれるのは視聴者
テレビドラマを劇場化したものだから仕方がないのかもしれないが、一番欺かれるのは視聴者。何重にも騙しが仕掛けられていて、視聴者に見せられるストーリーだけでは、どうやっても騙しのテクニックは見破ることができない。最後にどんでん返しがあるわけだが、それはないよっていう感じ。いくらミステリアスな氷姫だからといって、ジェシー、赤星の情報収集網が都合よく、本物の氷姫の情報は収集できないようにして、偽の氷姫の情報だけを入手させるのは不可能に近いだろう。また、本当の詐欺師であれば、氷姫との手切れ金30億円を手にしたら、すぐにとんずらするのではないか。何もその後も、赤星とジェシーがヘリで逃げるのを追いかけていく必要などどこにもない。一刻も早くとんずらするべきだ。
リアリティーを求める映画ではないにしても、視聴者をだますためだけのストーリーだとしたら、やはり興ざめであった。
それそれのキャラ立て、演技のふり幅が大きく、その演技を楽しむという意味ではよかったと思う。
騙されても気持ちいい
何が真実で嘘か!
いや~、面白かったし、久々に笑わせてもらいました!まさに"痛快"って言葉がばっちり合う映画です。テレビドラマは一切見ていなかったのですが、関係なく全然楽しめました。恐らくドラマを観ていた方が、登場人物の相関関係が理解できたと思いますが、この映画にはそんな要素は不要でしたね。
もうね、長澤まさみ演じるダー子のはっちゃけキャラが強烈すぎて光ってます。このキャラが染みついて、今後の長澤まさみの他の真面目な演技観れるのかな?っと心配になるくらい、よくぞここまで開き直った演技をしたものだと思います!この映画はダー子ありきでしたね。
もちろん、映画の見どころは騙し騙されのどんでん返し。広告や前評判を知っているので、観ている時もどこで騙しているかってのを見抜こうと必死でしたが、いや~ラストのラストで「やられたー!!!」の一言に尽きます。
こういうノリの映画はみんなを笑顔にしてくれるので、気軽に観れて楽しめていいですね~。エンドロール後のシーンもかなり笑わせてもらいました。確かに長澤まさみ一人だけ浮いてましたね(笑)
長澤まさみのハマり役
演技演出が軽薄で安い
総合:55点 ( ストーリー:65点|キャスト:60点|演出:50点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
もともとはテレビ劇版があるらしいが、それは知らずに鑑賞。香港まで行って予算がかなりかかっているようだ。
単純な喜劇調で進む演出と、それを表現する大袈裟な演技がかなり安っぽい。学芸会の出し物のようなのりで数十億円の大きな詐欺をしでかされても、軽薄すぎて違和感があり入り込めず、特に前半は観るのが苦痛なくらいだった。
詐欺の話のようだからどんな頭脳戦を見せてくれるのかと思った物語も、どうやってそれを可能にしたのかという部分の説明が薄くて、いろんなことがいとも簡単に進んでいって安い。それに詐欺の対象を騙すというよりも、視聴者を騙すためだけに強引に作られたという印象を受ける。
そのような意味であまり好みではなかった。『オーシャンズ11』の質を下げて軽薄にしたよう。勿論『スティング』には遠く及ばない。登場人物たちの性格と行動がこの大きな計画と一致しないという違和感に、最後まで慣れなかった。
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