劇場公開日 2019年9月6日

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「生きてる人間と死んだ人間、どっちの方が多い?」タロウのバカ Miyuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0生きてる人間と死んだ人間、どっちの方が多い?

2019年9月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

感想を伝える言葉が一個も思い浮かばなかった、、面白くないしつまらなくないし感動してないし退屈してないし共感してないし反対してない。絞り出すなら唖然とした、という感じ、、
感情が爆発するきっかけとなるような出来事がちょっとずつ意味わからないし、住んでる世界が違いすぎてこれが青春と言われても全然共感できないし、正直全然わからなかった。ただ、ちょっとしたスイッチ、勘違いなどで人間の感情なんてどこまでも暴走できるんだな、と身を以て感じてしまったような感触。とても非日常だけど、誰しもこう言うスイッチを押す危険をはらんでいる、のかもしれない??
セリフの拙さが、3人たちの浅はかさを妙にリアルに表現していて、ゾワッとなった。単語がたくさん連なって、言葉が支離滅裂な感じ。彼らの感情が、見ている側にぐさっと刺さる。全然わからなかったけれど、シーンがちょっとずつ対比で進み、複線のようなものを細かく回収していく感じが爽快だった。3人の中では憧れの存在のエージが吉岡や柔道部の前では圧倒的弱者だったりとか。意味わからない流れの割に、説明的なセリフがちょこちょこ入るのがむしろ安心してしまった笑
エージ演じる菅田将暉の狂気は想像通り凄まじくて最高だったが、個人的にスギオ演じる仲野太賀の、没個性的高校生からの箍の外れっぷりがうますぎて忘れられない。ラストの鏡の前での表情、秀逸すぎる。YOSHIも新人とは思えない、と言うか元からこう言う人間なのか?と錯覚するレベルの違和感ない演技だったと思う。
評価しづら!

Miyu