プロジェクト・グーテンベルク 贋札王のレビュー・感想・評価
全27件中、1~20件目を表示
60歳過ぎてもユンファアクション健在
久しぶりのユンファアクションが堪能できました。
二挺拳銃にスローモーションのユンファが見たかった人には必見の作品、ユンファのアクションも良かったけどストーリーのサスペンス性や最後の結末のオチも意外性があったけどなんだか物足りなさがあるのは何故かな??
【”極めれば、場合によっては贋作は本物に勝る”と”画家”は言った・・。見事なる”贋作”ムービー。】
■貧しい画家レイ(アーロン・クオック)は成功しようとして足掻く日々。恋人のユン・マン(チャン・ジンチュウ)は画家として、成功への道を歩もうとしていたが・・。
そんな中、レイは”画家”(チョウ・ユンファ)と出会い、偽札作りの世界に。そして、”画家”は捕まらないために、仲間に厳しい掟を守らせていた・・。
◆感想
・序盤は、偽札作りのリアルなプロセスに魅入られ、”特殊インク” ”透かしの技術”・・・
・中盤、紳士を装っていた”画家”の本性が露わになり・・
-ゴールデン・トライアングルでの”将軍”との、諍いどころではない、ロケット・ランチャーが飛び交う凄まじいシーン。鳴り渡る轟音。炎を上げ、燃え上がる”将軍”の家。ー
・後半は、”ええっ、そうだったんですか!”と一瞬、混乱するも脳内を一瞬で整理して鑑賞。 前半に”仕掛けられていた”伏線が生み出す複数のドラマにも、”参りました・・”
<非常に面白かった、贋作ムービー。
今作、どこから、○○が▽▽だったか、序盤で分かった人は凄いと思います。
私は、序盤は偽札作りの巧妙なプロセスに魅入られていて・・・。
あ!そうか! 巧いなあ・・。
今作、劇場で観れば良かったなあ・・。近くでセカンド上映していたのに・・。>
いやあ、ぶっとんだ。
いやあ、ぶっとんだ。
最近TV番組で見せてもらった 「絵を描いた和紙をはいで複数枚にする裏技」 も登場する前半 1/3 で、アジアのコピー文化を反映した傑作なのかと思った(著作権侵害ではあるが、職人の精巧さを、芸術の一分野に匹敵するほどと自賛する表現は、本作に限らず、ときどき見かける)。「真実が何にせよ、売れ残ったということが 売れ残ったということが事実だ」 というひとことのもとに自らの絵を燃やすシーンも、「なんてスタイリッシュなんだろう」 と感心して観ていた。
しかし中盤の大アクションシーン! 「とにかくこれだけ撮りたかったんだろうな」 と思わせる。「西部警察」 か(たとえが古い!かつ、本作の制作陣に怒られるな)。すごいなあ・・・
あとはエンディングまで、"スタイリッシュ" の大暴走だ。おまけに、さしはさまれる恋愛劇がなんか陳腐だ。というように、前半1/3を感心して観ていた俺は、後半 2/3 は微笑みながらの鑑賞となりました。まあ、びっくりするほどの、作中方向転換だった。
「複製」 を全編に散りばめた脚本も、最後のどんでん返しも、全部吹っ飛んで、俺にとっては 「ただの微笑むだけの映画」 になりました。ああ、びっくりした。おなかいっぱい。
おまけ
音が、仰々しいです。
香港ノワールのアイコン、チョウ・ユンファの起用そのものが大いなるトラップ。清々しいくらいに騙される痛快なクライムサスペンス
90年代のバンクーバーで絵画制作に勤しむ恋人同士のリーとユアン。やがてユアンの作品は画商に認められて注目され始めるが、なかなか芽が出ないリーは贋作の制作に手を染める。そこに現れたのが“画家“と呼ばれる謎の男。画家はリーに贋札作りに協力することを要請、どんな贋札発見機でも検知出来ない精緻な贋札を作るため仲間達と試行錯誤を繰り返すが・・・からのクライムサスペンス。
山奥で隠遁生活を送っていたと噂されるチョウ・ユンファが久しぶりに堂々たる風格で演じる画家の存在が本作の肝。『ゴッド・ギャンブラー』シリーズや『男たちの挽歌』シリーズへのリスペクトが漲る映像はスリリングでダイナミック、香港ノワールの正当な後継作品を鑑賞しているなという至福感で胸がいっぱいになりますが、実はそれ自体が壮大なトラップ。周到に用意された精緻なドラマがまんま贋作であることが示されるクライマックスとレンブラントの絵画のような深い陰翳が印象的なラストカットに打ちのめされました。
運命に翻弄される主人公リーを演じるアーロン・クォックのヘアスタイルが独特過ぎて目を奪われてしまうのが唯一の難点ですがこれはメッチャクチャおすすめ、頭空っぽにして鑑賞することを強く推奨致します。
売れない画家の使い道
主人公(アーロン・クォック)は売れない画家で、同じく画家の恋人が売れていくのが面白くなかった。
ある時、贋札の製造を頼まれ、ボス(チョウ・ユンファ)の迫力に負けて作り始める。
派手なアクション満載で、ヒネリのある香港映画。
ちょっと手口が古い印象
チョウ・ユンファがひたすらかっこいい!
ノワールものとして面白いし、見応えあり。
ただ、逆転の仕方が、ちょっと卑怯。
騙しの手としちゃ悪すぎ。
「なんだよそれ」的な。
しかも、10年くらい前までには散々使われた手法で、今更これかい、とスレたオッさんは思わなくもない。
手堅いクライムサスペンス
タイで偽札使用の罪で逮捕されたレイは、香港警察に身柄を引き渡される。警察は、偽100ドル札事件の犯人グループへの関与を彼に問い質し、グループのリーダー『画家』についての供述を迫る。『画家』による粛清を恐れつつ、彼は一連の事件の真相を語り始める。
『インファナル・アフェア』のフェリックス・チョン監督。伏線とどんでん返しの見事な脚本、スタイリッシュな映像や音楽、スリリングなアクションは、相変わらずの切れ味。
前半は、犯罪集団がチームプレイで偽札防止のギミックをひとつひとつ無効化していく楽しさ。きな臭さを増す中盤からは、アクションとバイオレンス。最終盤にサスペンス的どんでん返しと、様々なエンタメのテイストが味わえる。
真相は、何となくそんな感じだろうなーと薄々思ってはいたものの、一人称の物語の映像作品という、コンテンツそのものの特性を利用して、観客の認識を根底から覆してくるダイナミックさはなかなか爽快。
ただ、役者の顔判別が苦手な私は、役の把握がザックリ気味だったのと(特に女性の、過去と現在で髪型や雰囲気が全然違ったりするともう駄目)、種明かしの映像で役回りや人格がガラッと入れ替わったりするので、結局どこからどこまでがそういう事!?と、若干混乱してしまった。
真相を知ってからもう一度見返すと、伏線となるシーン、台詞の意味がピンときて、二度面白く見られるかも知れない。
う~ん
ラスト30分までは、まぁ、それ程、楽しめたわけでもなく、それなりに鑑賞できたのだが、ラスト30分の展開は全く意味不明。話を詰め込み過ぎてこんがらがっているのが目に余った。期待したよりも、つまらなかったなぁ。
ユンファかっこいい!!!
ユンファかっこいいいいいいぃーーーーーー!!!!!
ん?このお話は……と思っていても、ユンファが銃を構えると、全部飛んでしまい、とにかく
ユンファかっこいいいいいーーーーー!!!!❤️❤️❤️
ってなってしまう病気らしいww
ユンファ好きは必見です!
騒がしいだけだな〜 BGMが大きくてくどいし。ストーリーに入り込めない。
香港映画ってこんなんでしたっけ?
とにかく騒がしい。人がバタバタ殺される。
彫り師が子供みたいに弱っちすぎて入り込めない。
ユンファに期待したけど、イマイチでしたね〜
残念!香港映画はもうしばらく観ない。
久しぶりのユンファンに期待して…
映画の内容などは気にも掛けず観に行った。
余りの単純さに空いた口が塞がらなかった。
香港ノアールに痺れてしまったあの頃が懐かしくなってしまった。
下手なドンデン返しなどいるまい。この映画には必要はない。どうしてかって?
チョウ・ユンファがスクリーンにいればそれでいいのだ。男の人生を語ってなにになる。
どんだけ観客を騙したら気が済むねん!てくらい、これだけドンデン返し...
どんだけ観客を騙したら気が済むねん!てくらい、これだけドンデン返しが続くと気持ちエエわ☆世界一カッコいいチョウ・ユンファの二丁拳銃も沢山観れたし最高デス!
どんでん返しモノでもわかりやすい方がいいですね
「男たちの挽歌」風で、どんでん返しを制作するって大変なこととは思うのですが、、、。
一生懸命思い起こすのではなく、エンドロールを見ながら自然に腑に落ちるくらいがいいかな。
今どき二丁拳銃ぶっ放すとか、スゴいと言うより時代錯誤な感じですし。
全体的に残念な気持ちが強いです。
全27件中、1~20件目を表示