「辛辣なのに何故か温かい男と女の物語」パリの恋人たち エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
辛辣なのに何故か温かい男と女の物語
「グッバイ・ゴダール!」でイケメン過ぎるゴダールを演じたのルイ・ガレルの監督・主演作。
まるで泡のように不確かな男女の関係。1人の男性と2人の女性、それぞれが一人称で語る身勝手だが素直な心情の吐露が痛くもあり、清々しくもあり。クールに突き放す、まさにヌーヴェルヴァーグ・テイスト!
男と女ってホント面白い。結局、追い求めているのは「愛」なのですね。
マリアンヌを演じたレティシア・カスタが魅力的だった。彼女に翻弄され続けるのもやむを得ず。実生活でもルイのパートナーだったのですね。
そしてイブ役のリリー=ローズ・デップはジョニー・デップとバネッサ・パラディの娘さん。個性的なルックスが今作にアクセントを加えた。
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