「フィデルなアベル」パリの恋人たち マリエルさんの映画レビュー(感想・評価)
フィデルなアベル
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いたいけな主人公アベル(ルイ・ガレル)が周囲に翻弄されるロマンティック・コメディ。
レティシア・カスタが、恋愛上手のフランス女性マリアンヌを余裕たっぷりに演じています。
なるほどね、熟練者は、エヴみたいにストレートに「あなたが好き、一緒にいて」とは、けっして言わないのですね。
ラストシーンではジョセフと手をつないでいるアベル。でも父親はやっぱりポールなのだろうと私は思いました。
だって、やっぱコイントスとか、ありえないでしょ。これはアベルに自分が父親なのかも、と思わせる彼女なりのしたたかな作戦なのでは。
ルイ・ガレルがいい人そうな男を好演していて、可愛いな、と感じました。
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