「共感はできないけど理解はできる恋愛事情」パリの恋人たち KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
共感はできないけど理解はできる恋愛事情
クリックして本文を読む
この作品内で描かれてる恋愛事情は決して共感はできないけど、まぁ理解はできる。上映時間も決して長くない為退屈に感じることなくあっという間に時間が過ぎてった。
主人公のアダムはマリアンヌに一度は二股を掛けられて、裏切られるものの中々彼女を諦めきれずにいる。
そのマリアンヌは恋愛体質なのか、一度に二人以上の者を愛してしまい、妊娠しても誰の子供か分からない。コイントスで誰の子供かを決めてしまうほどのルーズな女性。
イヴは長年ずっとアダムに恋心を抱いていたが、いざ付き合うとなると冷めてしまう。
どれも決していい恋愛事情とはいえないが、時として恋愛にはついてきてしまうトラブルの例をこの作品では3人の中心となる人物に当て嵌め描かれている。
上でも書いたように理解はできるけど共感は決して生まれる事はない為、良くも悪くも淡々と鑑賞してしまう為個人的には作品としては普通といった印象。
ただ彼らは恋愛モラルには欠けるかもしれないが、決して不愉快な描写を強くは描かれてないため、そこは見易かった。
昨今は色んな恋愛事情があり、同時に理解も必要な時代になってきてると思う。ただ自分は恋愛に関しては普通でいいかなと改めて思った。
コメントする