「シュールな笑い」メランコリック コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
シュールな笑い
実にユニークなブラック&サスペンス・コメディでした。
若いスタッフが作った作品のようで、主演に至ってはプロデューサー自身っていう、『カメラを止めるな』のようなインディーズ感満載。
まじめにとらえたら、一般人が強制されて初めて死体処理をしたその帰りに普通にご飯を食べたり、その手で彼女を抱いたりっていうのは、ありえないと思うのだが、だからこそ「これはコメディだ」という主張がにじみ出ていた気がしました。
オチが爽やかなのが、かえって不気味で面白かったです。
なんといっても、浦安市猫実に実在する銭湯をロケに使っていて、絵面がシュール。
「人を焼いて沸かしたお湯」で、「気持ちいい、最高」って言うシーンが最高。
聖地巡礼に、ひとっ風呂浴びに行きたくなりました。
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