「ただただ静かに」アマンダと僕 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
ただただ静かに
無差別テロの犠牲になった姉。その娘と主人公の切ない交流を描く物語。
切なさと仄かな希望を感じ取れる人間ドラマです。
大切な人の突然の死に戸惑う二人。ふと瞬間に溢れ出す涙が胸に迫ります。
私自身が情に薄い部分があり、また身内や親しい人を亡くした経験がないので、この情感は悲しくも羨ましく感じます。
物語は、主人公と姪を中心に、恋人、生き別れた母親との関係にも触れながら進みます。
その分、姪との深化エピソードがあまり描かれておらず、あっさりとした印象も持ちました。しかし、人間関係って特別なエピソードは必要なく、「いつの間にか」なんでしょうね。
私的評価は普通にしました。サスペンス好きな私なので、趣向に沿わない分、やや厳しめかもしれません。
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