劇場公開日 2019年6月28日

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「☆☆☆★★ もう1本の『愛がなんだ』 いや、寧ろ!《愛って何だ!》...」ホットギミック ガールミーツボーイ 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0☆☆☆★★ もう1本の『愛がなんだ』 いや、寧ろ!《愛って何だ!》...

2019年9月9日
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☆☆☆★★

もう1本の『愛がなんだ』
いや、寧ろ!《愛って何だ!》…か?

原作コミック未読。ノベライズ版読了済み。

ノベライズ版は、読んだは読んだのだけれど…。
僅か180ページのモノを、読み終わるまでに3週間あまりを費やす結果に(-.-;)
とにかく、読んでいてもさっぱりと面白いとは思えず。何度も何度も読む手が止まってしまった。
おそらく直前に読んだのが、読み応えのある『ある町の高い煙突』だった事も関係していたのかも知れない。
おじさん的に言ってしまうと。何処か、ダラダラとした若い人達の恋愛模様が合わなかったのも、大きな要因だったのだと思う。

ノベライズ版を読んでいるだけに、公開1週目に観る予定も。心の何処かには「観なくてもいいかな!」…と、少し思ってはいた。

結論を言うと、これは観ておいて正解でした。
勿論、(悲しいかな)おじさんなので。若い人達の恋愛模様には、刺さる部分は少ないし。ノベライズ版を読んでいた時から感じていたのだけれど。何度も起こる、似た様な会話の流れだったり。(若さゆえか?)結構面倒くさいカップルであり…と。幾度となく苛々させられてしまうところでの(ストーリー的な)好みは分かれるのでは?と思う。

映像化に於ける成功の要因として、山戸監督による演出力にあるのは間違いないところ。
細かなショットを積み重ねて行く前半部分での演出・編集で、観ていながら自然とリズムに乗った。
但し、多分コミック版の流れを踏まえてだと思うのだが。大量の台詞の数々は、ノベライズ版にもそのままあったのだけれど。もう少し余白を活かし。感情表現を出す為にも、今後は、演出に於ける引き算と言うか。多少の省略法を…と、生意気にもお願いしたいところ。

ノベライズ版を読み、密かにリペンジポルノの場面で、若い女の子のビー◯クを期待したのだけど…。
う〜んやっぱり駄目か〜( T_T)o(`ω´ )oバカモン

2019年7月7日 イオンシネマ市川妙典/スクリーン5

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松井の天井直撃ホームラン