家族のレシピのレビュー・感想・評価
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バクテー食べたい🤤
この映画を観に行った理由?松田聖子が出てたからw
珍しくないですか?私的には某震災ハリウッド映画のちょいタクシー客以来でした。
親族経営している高崎ラーメン店にて突然父親が倒れ他界。先に亡くなったシンガポール人である母親の古いノートを父の遺品から見つけ、過去を追い求めシンガポールへ息子が旅立つ御話。
まあ、簡単に物語をまとめると、自分の家庭の味ルーツを求める御話なのですが、国際結婚した両親ですのでスッタモンダした話もあり、国際的交流もあるみたいな。
おばあちゃんも絡み、なんか戦争のいざこざも見えてきて「観たことあるネタだな」とか「これハワイとかでも可能じゃない?」とか思ってしまう訳ですが、最後のおばあちゃんの優しい顔を観ればオールOKな訳で。
(逆に主人公:斎藤工演じる真人が過去戦争を理解し、おばあちゃんの心境を理解するかと思いきや、母親の為にけしかけるシーンは、私的に裏を取られた様な感じ。)
分かりやすくて良い脚本でした。しかし、私は色々なシンガポール料理を松田聖子と斎藤工が説明してくれるので、脚本よりそちらの方が食べたくて食べたくて🤤
バクテーラーメンと言うシンガポール・日本合作の様な料理が出ますが、それよりは普通にバクテーが食べたいと思った私でした。
最後は工と聖子が付き合うの?
この映画を機に、我が家の伝統の味を見つめ直してもいいかな〜と思う作品でした。
生まわてきてくわてありがとう
日本とシンガポールの家族間の切なくも温かい関係性と愛情をメインに、惨い戦争の爪痕や料理人の進む道を付けあわせて調理した、ベタだけど優しくて熱々のとても美味しい映画。
数々出てくる料理を食べた後の表情がみんなかわいい。
美味しい味は国境も言葉も歴史も軽々飛び越えて人を繋いでくれるもの。
それに思い入れがあれば尚更。
おばあちゃんが笑顔になるたびに胸震えて泣いちゃうよ…。
ただひたすらに許せなくて悲しくて、意地の解き方が分からなかったんだろうな。
「叔父さんみたいに古いニンニク」だとか「私はバカです」の連呼だとか、所々に入ったコミカルな要素が結構笑えて面白い。
ウィー叔父さんのキャラが最高すぎる。
お調子者だって言われてたのも納得。
食え食えと皿にこんもり盛るのほんと可愛くて好き。
やたらとフィーチャーされる美樹が若干謎な立ち位置だった。
シンガポールでの人脈のキッカケとしてかなり重要な人物なので本当に有難いのだけど、たまに比喩を加えた「私良いこと言ってます」みたいなセリフが歯に浮いてノイズになっていた
真人の母親を投影する先としても申し分ない存在なのでもう少し人間味のあるキャラなら良かったのに。
全体的に女性登場人物の女神感があまり好きではない。
本筋が良いのでオールオッケーだけど、展開が早く置き去りにされた点があることとちょっと鈍臭い演出は流石に気になった。
昔の映像がフィルム風になっているのとかなんか古いし、シンガポールのPRムービー的な映像がもう少し映画的だったらなと少し思う。
その鈍臭さも相まってなかなか良い雰囲気だったとも考えられるが。
しかしお腹の減る映画だった。
鑑賞後に肉骨茶もといラーメン・テーが食べたかったのに近辺にそのような店が無く、家でベトナムフォーを作って食べた。
まあまあ美味しかったけど当然コレジャナイ感が大きい。
今すぐ真人もとい斎藤工の作るラーメン・テーを頂きたい。
料理が美味しそう
シンガポールって、無機質な大都会だと思っていたのですが、あんな風な庶民的な料理がたくさんあるところだなんて。
出てくる料理はどれも美味しそうで、行ってみたいな、食べてみたいなと思わせてくれました。
両親の形見が「味」っていうの、共感できます。
亡くしたときに、味まで一緒に失ってしまう失望感。
それを追い求めるための映画としては、ちゃんと成立していたと思います。
あっさり塩味ラーメン
ラーメンで言えば、あっさり塩味ラーメン。
スパイスは効いていないが出汁が効いてる。
映像もストーリーも少しあっさりし過ぎかも。ちょっと眠くなる。
それでいて、後半の展開であるシーンで一気に涙が出た。
日本の映像は美しい。
外国人が好みそうな日本。
逆にシンガポールは日本人が好みそうな映像だったのかな?
料理だけめちゃくちゃ美味そうだったから、シンガポールに行きたくなったけど。
戦時中の日本軍が残忍に描かれ、監督が中華系なので、特別な感情が出てきますが、そういうもの無しでいい話。
あと、空腹で鑑賞は注意!
これは良作
目当ての映画が満席だったのでふと入ったのだが、思わぬ良作だった。
ラーメン屋を営む主人公が、料理人だった父の死をきっかけに母のルーツを求めてシンガポールに渡るストーリー。
肉骨茶などの料理を扱いながらも、その奥には戦争の傷跡という重厚な主題が潜む。 終盤の祖母との場面は泣けたなぁ。
斎藤工が最高。松田聖子も良かった。
確かに、シンガポール観光とか某ラーメンチェーンの宣伝が垣間見える。でもそんなのは映画の本質じゃなく、この映画の価値を落としてなどいない。
こういう映画に出会えるから、映画好きはやめられない。
食欲をおさえられなくなる
ラーメンを極めて行くのかと思ってましたが、ほとんどシンガポールの料理でした。
しかも美味しそう。
マザコン+ファザコン気味の主人公を斎藤工がイケメンをいかして、かわいく演じてました。
泣かされました。
作品中に愛があふれていて、微笑まずにはいられないし。
ラストの聖子さんはいらなかったかな・・・
白衣観音
高崎で父親とその弟と共にラーメン屋を営む主人公が父親の死を切っ掛けに幼い頃に亡くした母の弟に会いバクテーの作り方を教わる為にシンガポールを訪れる話。
事前に情報を持たずともシンガポールの観光映画かラーメン屋の広告かとしっかり裏事情は感じとれる素晴らしい流れにw歴史だ家族だ松田聖子だ、とある意味ごちゃごちゃごちゃとぶっ込み捲り。
そのせいで安っぽくはなってしまっているものの、わかり難さや面倒くささは全然ないし、何なら結構胸熱でびっくりだし、面白かった。
裏テーマは戦争の爪痕❗
星🌟🌟🌟単純に 新しいラーメンを作るために肉骨茶を合わせた料理の映画かと思ったのですが…意外と裏テーマは日本がシンガポールを占領した太平洋戦争の爪痕でした❗いままで韓国や中国は反日感情があるのは知っていましたがシンガポールも日本兵に殺された市民がいたとは意外でした❗ちょっと難しい作品でしたが斎藤工が上手に演じていてラスト祖母が作った料理を食べるシーンはウルッときてしまいました❗松田聖子も昔より上手くなっていて上手にガイド役を演じていて良かったです❗映画の中に出てくる料理は全部美味しそうでしたがいろいろ考えさせられる作品でした❗
『家族のレシピ』試写会 中嶋櫻子
長閑な田園地帯に佇む一軒のラーメン屋の一人息子の真人は、自宅の台所である味を再現しようと黙々と作業をしていた。
父の死後、遺品に中国語で書かれた母・メイリアンの日記と写真、シンガポールに住む母の弟からの手紙を発見する。
母の写真を頼りに、両親が過ごしたシンガポール各地を訪れる真人。
以前から交流のあったシンガポール在住のフードブロガー、美樹(松田聖子)の協力を得て、母の弟のウィーの居場所を突き止める。
ウィーは食堂を経営しており、メニューのバクテーを一口食べた真人は、懐かしい味に涙を流し、ウィーと数十年ぶりの抱擁を交わした。
そこで真人はバクテーの作り方と、母とその実母の間に何があったのかを教えてほしいと頼む。
真人は、バラバラになった家族を再びに一つにするためのアイデアを思いつくのだが─。
日本とシンガポール。
お仕事で伺ったこの地には、同じアジア圏であることから、意外な共通点が多々ありました。
温暖な気候と物価が安いことを思えば、寧ろ、シンガポールのほうが暮らしやすいかも知れない。
その中でも、わたしの心を掴んで話さなかったもののひとつに、或るチャイニーズレストランのダイニングがある。
その全てのメニューが安くて美味しいのだが、肉骨茶(バクテー)は格別だ。
老いも若きも、肉骨茶がテーブルに並べば、濃厚なスープの中の、それに負けない程ジューシーな肉の塊にダイナミックにしゃぶりつく。
その旨味を骨の髄まで味わい尽くした時、人は快楽に似た心からの口福を得るのだ。
映画『家族のレシピ』には、その肉骨茶や、これもまた美味しそうな拉麺などが次々とでてくる。
ぜひ、目で食べて、味わってください。
女優/モデル 中嶋櫻子
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