東京喰種　トーキョーグール【S】のレビュー・感想・評価

最近窪田正孝の魅力に惹かれており、贔屓目。ご了承いただきたい。

月山習(松田翔太)は月山習(宮野真守)と無意識に比較してしまう。変態度はアニメの方が上だが、実写版では人間的な上品さ(？)が強め。月山習を俳優が演じるとこうなるのかと新鮮ではある。じわじわと月山習の異常性を滲ませていく松田翔太がいい！ハンカチの流れから地下でのショーは、原作を知っている場合かなり期待値が上がるだろう。アニメと実写版はやはり別物 別の描き方 表現として鑑賞するべきだと思った。

・前作で金木が覚醒したのに弱木に戻っていた
・トーカが肉じゃがを食べなかった
という点は気になった。時系列が前作の中頃か？アニメ一期目を「人間vs喰種」と「月山習グルメ編」に分けた感じ。また、ニシキセンパイが突然ボコられていたので、前作を見た人は混乱すると思う。空腹で弱っている説明が足りない。

・血飛沫を浴びる窪田正孝の美しさ
(※同時期公開の映画とまたこれも比較してしまう。二面性のある殺し屋からのオドオド文学青年との演技の振り幅、彼の役者魂を感じる!!)
・松田翔太の月山習(怪演？)
はかなり良かった。知英の役柄も結構合っていて違和感が無かった。骨折や打撃などの演出や効果音も良かった。

エンドロールも 前作と比べてしまった…
次回作をやる気のようだ。(それなら金木のオドオド感と喰種になりきれていないキャラクター性に納得できるかもしれない)

07/20追記
衛星放送での鑑賞
前作の方がやはり脚本や演出が良かったと感じる。金木の人間から喰種になり、葛藤する場面が描かれているためだろうか。人間と人間、人間と喰種、喰種と喰種の関係性や心情を丁寧に描いて
いる印象。
もしも本当に次回作の予定があれば(アクションも流血も多くなるだろうが)是非とも更に良いものにしていただきたい…。

劇場版東京グールの続編で、美食家グールを気取る変態月山編。
正直なところ、前回が「再現度は高いが面白くはない」だったので、あまり期待していなかった。赫子の触感とカネキの再現度が好きだった。
で、今回はというと、月山の再現度が高い。かなりいい。自分なりの美意識を持った変態がよく描けていたと思う。

また、グールがいかに人間と異なった存在であるのかもかなり描けていた。だからこそ、その他の雑さが残念だった。
まず、赫子がほとんど出てこない。前作の赫子バトルはまあまあよかったのだから、もっとブラッシュアップしてほしかった。とても勿体無い。
次に、尺合わせや次回作のための前振りのために時間を割いたせいか妙な改変が多かった。特に依子周り。トーカが単なる嫌な子に見えたのがなあ…。
あとは、カネキとトーカが脇役にしか見えなかったところか。月山の印象が強すぎるとはいえ、二人が月山の周りを回るだけの衛星程度の存在しかなかったのはちょっと。

もう少し活躍してくれると良かったのに。あと少しのテンポが残念。
グルメさん、新トーコさんは良かったです。

原作未読で初東京グール体験。なので原作の世界観やストーリーが合っているのかはわからないが、これは原作読んでないと楽しめない分類の映画でした。
冒頭こそグロくてエグさで、その後に期待できたものの、そこからは登場人物の関係性が原作未読者にはわからずじまい。展開も単調で、グロさもなく、結局主人公と敵との対決だけの内容でしかなく、拍子抜けな感じで正直つまらなかった。
なぜか寄生獣を彷彿してしまった。
次回作には期待したいが、興行的には続編はどうかな。

２人（３人？）の戦いを描いてるだけで、何の捻りもないので、最初から戦いオンリーで良いのじゃないかな。何だか残念です。

主演はもちろん窪田正孝なのだけど、ストーリー的にも見せ場についても、山本舞香演ずるトーカが目立っていた。前作の清水富美加から変わっての登場だが、完全にイメージにハマっていて、かっこいいやら可愛いやら。空手黒帯の実力を遺憾なく発揮したアクションや、一本気で強気な態度、その裏の葛藤など、ストレートにはまり役だと思う。清野菜名と並んでアクション女優としても活躍してほしいですね。
最近よく見るので、少し調べたらフジテレビのドラマ「それでも生きていく」に満島ひかりの少女時代の役で出てたんですね。

敵役月山役の松田翔太も「上品な感じの変態？」をうまく演じていたものの、後半は特に、気持ち悪さがもう少し前面に出ても良かったかも。

前作より全体的にグロテスクさや、戦闘シーンは、かなりおとなしくなってしまった感じがする。ストーリーを追いながら、既視感があったと思ったら、前作鑑賞後、配信でアニメ版を観たのを思い出した。その点では、まだまだ先がある話なので、今後に期待したい。

原作読んで一作目も見てます。
窪田正孝さん好きなんですが
あまり期待をせずに公開初日に見に行きました。
結果…期待しなくて良かった。
やっぱり実写化は(・・;)
違和感がある部分があり…仕方ないですが。
松田翔太さんは自分的にウタをして欲しいというのがありましたが月山役でも良かったです。
そこはいい裏切りということで+★

窪田正孝さんはダイナーのスキンを見たあとでもあり、そちらの美しさが際だってしまって今回は入ってこなかった。（批判ではありません）
今期は別の実写化（キング…）の映画が素晴らしすぎてそれを基準にしてしまってなかなか点が自分的にはあがりませんが金木vs月山の絡みは見てもいいと思われます。
おかわりは残念ながらないかな。

ごめんなさい。習様は及川光博氏で…なんて、思って。
もう、松田翔太氏がはまり役。変態だ。

女性客多いなぁ、、、。原作好きなのか、俳優好きなのか？

2年ぶりの続編2作目となる東京喰種。原作から言えば「月山習登場グルメ編」みたいな所。人間とグールが関係性で葛藤するお話でもあります。

2年ぶりなのに「そこまでしか進まないの？ヤモリ登場アオギリ編で別に良いじゃん」的ですし、「松田翔太に月山習やらせたかっただけだろ？」的ですので、前作が少しヒットしたのでまた作りましたが丸わかり。

また、原作好きの人間としてはまた続編作ってもまともに完結させる気ないなとも思いました。（ラストで宗太（旧多）がキーワード「リュウ」を口走ってしまったのはかなりガッカリです。）

内容は前作同様無難な原作&アニメの実写化。
VFXは前作よりカット数は多いらしいですが、メイン3人用が主ですので少なく感じる。
トーカ役が山本舞香になりましたが、彼女はアクションを難なくこなす（実際空手家です）ので違和感無し。彼女無しではこの映画のアクションは観れませんでした。
（この月山編はトーカが決着だからあたりまえかw）

もう30歳超えで窪田正孝の金木君役は無理だ！！
パンフレットも前作よりカッコ悪いですw
覚醒ムカデ金木君を実写で観たかったですが、この俳優ありきでダラダラした創り方だと、作品好きの私とすれば「もう続編あってもよっぽどの事がない限り観なくてもいいかな？」って感じです。

月山 習は 本当にいいキャラだ。。

前作よりグロさがパワーアップした感じ。骨折れてく音とかリアルすぎて...ヤモリのシーンとかなくてよかったまた、窪田くんのカネキ感も増していて、カネキの性格上の弱さとも強さともなりうる優しさがよく現れていました。
依子のお弁当のエピソードと錦とミキのエピソード、とても好きなのでちゃんと描かれていて嬉しかった。100分ほどでまとめなければならないから、月山登場からの展開は急にも思えたけれど、戦闘シーンを丁寧に描きたかったと考えればプラマイかな。
松田翔太が月山にしっかりはまっていてびっくり。貴族のクールな余裕を出しながら、性欲レベルの食欲を見せる変態さがギュッと詰まっておりました。原作の月山のような、ずれた面白さみたいなのはなかったけれど、登場したばっかりの時はこんな感じだったっけ...悶えている時の声と表情がとにかく気色悪い笑
圧倒的に続編を思わせる終わり方。笑シークレットキャストの存在すら知らなかったので、マスクの横顔を見て真剣佑くんだ！と気づいた時は大興奮でした笑
旧多に真剣佑のような圧倒的に美形のイメージはなかったけれど、楽しみです。これは続編ないと困ります
一点気になるとすれば、トーカちゃんは前作の清水富美加さんの方が良かったかな。山本舞香さんの醸す空気はよかったのだけれど、演技が拙かった。
原作全巻読んでいるとはいえ、細かいところを追求するほどのファンではないので個人的には満足できました。
依子ちゃん演じる森七菜ちゃんのかわいさと、トーカがカネキをかじるシーンのエロさがめちゃ好きでした！