東京喰種 トーキョーグール【S】のレビュー・感想・評価
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気持ち悪さに飽きた
良いところが見当たらない…。
演者は悪くないし原作は面白いのかもしれないけど、この映画はつまらない…。
アクションシーンがワイヤー感ゴリゴリでカッコ良くない。
ずっと気持ち悪い。緩急があれば良いスパイスになるんだろうけど、一辺倒で気持ち悪いので飽きる。
ずっとテンションが低い。ワクワクハラハラ感ゼロ。
喰種の死ぬ定義が分からなくて、まだ死んでないんかい!というのが複数回あり困惑。
戦う目的や殺す目的が大したこと無さすぎて日常の喧嘩感。
トーカのラストにポカーン。
ついでにあのカフェは店員あんなに雇ってやってけてるの?
前作は普通に楽しめたのに、今回はダメでした。残念。
肝心なところをもっと丁寧に
原作通りにこだわり過ぎるのはよくないかもしれないけど、肝心なセリフや大切な部分が省かれたり改変されてたりで、内容が少々薄っぺらい感じに。
このままシリーズとして続編を作っていくのなら、大事な所はちゃんと丁寧に描いてくれないと。
原作では月山の登場をベースに、ニシキと貴未、金木とヒデ、トーカと依子の関係性を比べて深く考えさせられる話だった筈。
ところが映画では『月山』に焦点を当て過ぎた?のか 金木とヒデとの会話は薄っぺらいし、トーカもあれでは依子ちゃんの事キライなの?としか思えない。原作の金木のセリフ、「僕にとってのヒデや君にとっての依子ちゃんかもしれないのに・・」これ大事なとこでしょ省かれてるし。
お弁当を食べるシーンも前作にあったから今回は要らないとでも思ったのか?しかも本人の前でつくってきたものを放り投げてしまうとは…
依子ちゃんが帰った後でも、捨てることができずに食べるのが本来のトーカ。
月山と金木が本について熱く語り合う部分も単なるグルメ談だけ?で終わってるし、原作ファンとしてはところどころ消化不良だった・・・。でも全体では楽しめたしアクション等は洗練されていて割と良かったので、これからの期待も込めて星4つ。
次作はいよいよ窪田君の本領発揮かな?どうか2作くらいに分けてじっくり描いてもらいたい。間違っても、ジューゾー君を女の子に演じさせるとかは絶対にやめて欲しい……お願いします。
月山は結構月山だった
ほかの漫画実写化よりは原作に忠実?な気がするけども!!喰種レストランのシーンは?なんであれ変えたの!!!金木が本で読んだ格闘術やってみちゃうシーンとかさぁ!!見たかった!
あとりゅう言い出すの早くね
前作、原作知ってれば楽しめる作品
前作は観ておらず、原作は読破済みですが、レビューが低く観るのを躊躇いましたが鑑賞しました。基本原作通りに進んでいるのとそこまでミスマッチ感はないキャスティングに実写特有の違和感はそこまでありませんでした。
原作が好きなら星3〜くらいは楽しめるかと。
ただ原作も前作も知らないと前作の前置きも特にないので何故主人公は半喰種なのか、何故喰種は人を食うの?、喰種とはなに?など意味が分からないと思います。
グロさはそこまで無いです。強いて言えば序盤に女性の両目がくり抜かれるシーンと中盤の喰種レストランでの人間の解体シーンでしょうか。
だいぶグロ要素はぼかされてるのでグロ要素が苦手な私でもうわ〜痛いなあ…で終わりました。
個人的には楽しめたので続編がまたでるなら観たいです。
酷い作品としか言えない
酷い作品としか言えない。
前作あるのにその内容触れてないからこの作品が初見なら
理解できないだろう。
事前に前作の予習・復習を強いる作品はいかがなもんか。
そのくせ、本作品の筋書も穴だらけ。
主人公の心中も理解できない。
ご都合主義で瀕死の重傷から相手方の強敵を打ち負かしてしまう。
正直、なんでこんな作品作ったんだ、と思う作品だった。
松田翔太、ド変態に覚醒w
みじんも期待もせずに前作観てたからとりあ、鑑賞の勢いで鑑賞。
映画開始するやいなや、補食シーンww
今回はちゃんと食べるグールではなくまさかのグルメなグールってw
原作を全く知らない身からするといい加減にしろって内容だった
前作よりかはバイオレンス描写は確かに増えた
ただ、その影響でストーリーが薄っぺらい
でもトーカ役は清水富美加よりか山本舞香の方がアクションにもキレがあってよかった
まぁ今回はそんなとこかなでも松田翔太のド変態っぷりが全部持ってった感じ
あともう少しもっとバイオレンス描写をハッキリ出して欲しかった
これではせっかくR-15を付けた意味がない
とりあえず、肉が食いたくなった。
俺は変態か?
…さて、今作は珍しく原作読んでる。まあ前作を大泉洋目当てで観に行った影響で読み始めたニワカですが。
なので他のレビュアーさんが仰る事も良く分かる。良くも悪くも原作通りでファンとしてはケチの付けようが無いとも思うが、ボチボチ窪田正孝の大学生もキビシイよなあ。これでまだコミックス4、5巻でしょうか?完結する頃には不惑では?
しかし彼の身体能力の高さは素晴らしいね。冒頭での訓練シーンで見せたコンビネーションは、ちょっと格闘技噛ったくらいじゃ到底真似出来ないレベルだよ。ちょっとビックリした。
良く見りゃ細身なのに首がかなり太い。
たまにテレビに出る時ゃ惚けたキャラしてるが、相当凝った鍛え方してるんでしょうね。
やはりトップを行く二枚目俳優ってのは大変なんだろなあ。
今作のアクション監督は「牙狼」の横山誠。
なるほどVFXと生身を融合させたアクション演出が持ち味なのでしょうね。
それに応えたキャストさん達もお見事でした。松田翔太のアクションは流石に窪田正孝には見劣りしてしまいましたが。
前作の清水富美加がキャラもアクションも良かったので、あんな事になってしまって実に残念だったのだが、今作の山本舞香さん?も非常に良かった(若手俳優はマジ分からん)原作だと主人公より活躍するエピソードだったはずなので、どうなるかと思ったが、いやー、居るんですねえ。是非続編だけでなく他作品でも活躍して頂きたい。けど土屋太鳳みたくはなって欲しくない(相当アクション出来るはずなのに「るろ剣」以降さっぱりだもんなあ。)
美男美女のカッコいいアクションが観られるだけで十分、オススメ。
以上アクション映画馬鹿のレビューになっていないレビューでした。
蛇足
エンドロールでビックリしたが、鈴木伸之の名前が上から3番目!?
あの僅かな出演シーンで3番目に高いギャラ貰ったって事か?
恐るべし、EXILEファミリー。
原作やアニメの壁
実は東京喰種は原作もアニメも拝見済みで舞台も観劇したいのでそれを超えるのはやはり難しいだろうと思いつつも松田翔太さんがどれだけ月山習に近づけるのか気になって見に行ってしまいました。結果としてはそこまで悪くはなかったのですがどうしても宮野真守さんと佐々木喜英さんの変態をフルスロットルに進化した演技を見た後だとどうしても物足りなく感じてしまいます。映画ではシリアスと残酷さを重点的に置いているように思えたので確かにアニメに寄せるとギャグが組み込まれてしまうので仕方ないと言えば仕方がないのですが原作の思いつめた展開の一コマの中でシュールなギャグをぶち込む石田スイ先生の世界が好きなのでもっと緩急をつけずに全て全力の変態でも良かったと思います。あと個人的には喰種レストランやトーカちゃんの友達に対する接し方が変わっていたことはショックでした。CCG乱入も要らないしトーカちゃんが肉じゃがひっくり返したシーンはそれだとそもそも学校行く意味ないじゃんそうゆう事じゃないじゃんと思ってしまって残念でした。でもグロさのリアリティやアクションはやはり皆さんキレがあって良かったです。
前作をかなり下回る、、、
正直展開が遅すぎる、アクションが遅すぎる、酷すぎる。物語を端折りすぎる。
正直退屈。アニメを見てる人はまぁ月山にがっくりくると思う。松田翔太カッコいいけどもっと変態に声を高ぶらせてもいいのかなと。
原作読んでても?てなった。
僕のだぞ!!
こんにちは、LEOです。
本日、東京喰種 【S】観てきました。
漫画も読み、前作の映画も観ていた為、今作はどこの部分が映像化されるのかとワクワクしていました。
感想ですが、まず月山(松田翔太)の変態具合が最高でした。
アニメの方の月山も相当変態でしたけど、実写もなかなかの物でした。
また内容もそこそこ良かったと思います。
ただ、次回作があるようだし、原作からするとかなりまだ序盤なんでどこまで実写化されるのかだけ気になりました。
前作と大差ないほどなので是非時間がある方は月山を観に行ってはいかがでしょう。
では、また次の映画で...
失速
なんだろ…前作のが盛り上がってた。
地上波にのっける為のコンプライアンス的なものなのか、なんなのか…かなり、おとなしいって印象。月島のキャラのせいかもしれないけど…能動的なキャラが居ないせいか。
なんか突き抜けられてない。
変態感は結構楽しかったのだけど、指先に滴る血は台詞をいいながらでも、夢中で舐めとりはしないのだろうか?
大好物を横取りされたら烈火の如く怒らないのだろうか?
何げに人間くさい思考を持ってる喰種なので、そこらへんのズレにひっかかってた。
まぁ、松田氏は怪演だったと思う。
前作のアクションは良かったし、番宣などでアクション推しだったから楽しみにしてたのだけど、そこまで楽しくはなかった。
圧倒的にスピード感が足りない。
内容やアングルには意欲を感じるものの、圧力を感じない。怒涛の如く容赦なく向けられる狂気を感じないのだ。
残念だった。
ただ今作の十花は◎
アクションに説得力があった。腰の入ったキレ味の良いアクションだった。
松田氏はアクションになるとXだった。
よく分からないのは喰種の死の定義。
月島は死んだんだよね?
でも、月島にザクザクやられたもう1人は生きてる。何が致命傷なのかサッパリ分からない。なんか、そおいう設定でもあるのかしら?
なんか続編もあるみたいだけど、ファンではない俺なんかは失速感を感じ、意気消沈。
だけども喰種感は、前作よりも不気味になってたように思えて良かったかな。
月山編の拘りは松田翔太さんのリスペクトからなのかな?
前作が割りと面白かったのですが、今作はなんとな~く“コレジャナイ感”な香りがしましたがw、観ない事には始まらないので、鑑賞しました。
で、感想はと言うと…こんなもんだと言えばこんなもんですが、コレジャナイ感的なズレが有る様な無い様なw
一番気になるのは、こんなペースでラストまで行けんの?って所。
「東京喰種」は独自の世界観とハードなダークファンタジーでなかなか癖になる感じがありますが、リアルタイムで追っかけてないと追い付くのが辛くなるくらいに長いし濃い。設定も独特なので初見ではハードルが高いです。
今回の月山編を描いてますが正直このペースで大丈夫? 遅くない?と思います。
月山編は最初の方なので、原作の前半の山場となる「あんていく襲撃」どころか、ヤモリの拷問もまだ先。
また気になるのは実写映画で何処まで描く気があるのかと言う事。
原作は完結してるけど、このペースなら、あと3~5作は製作しないと完結まで持って行けないし、その頃には出演俳優さんもかなりな年齢になる。
実際に前半から2年も経過していて、金木役の窪田正孝さんも30歳を越えてるので、役柄の年齢とのギャップが出てしまうし、実際前作に比べるとかなり大人な金木に見えました。
約2年の製作のブランクはキャスティングの変更の理由もあると思うけど、製作ペースがゆっくりに加えて、何故この月山編だけで続編を製作したのかがちょっと何故と言うか、?が付きます。
また、今回の月山編は月山とのバトルが中心と言うか、それしかない感じでCCGはほんの付け足し程度にしか出てこない。
また、グールレストランでの強制捜査もいつの間にか金木も月山も助かってる。
“このペースで大丈夫か?”と東京喰種のテーマとなる主軸の描き方が薄く感じて“掛ける所のバランスがなんか変”な感じなんですよね。
松田翔太さん演じる月山も山本舞香さん演じる薫香も全然オッケー。
むしろ月山の変態具合は喰種として欲望に素直な分だけでさほど変態には見えない。
変態に見えるのはあのマスクの容姿が多分にあるのかと。
喰種としての欲望に苦悩する金木のスタンスが今作はなんか薄い。そこもコレジャナイ感が感じるんですよね。
前作は特に気にならなかった赫子もなんか「バイオハザード」みたいに見えるし、エンドロールでの主題歌との時間尺が合ってなくて、最後にちょこっとBGMを足してるのも“なんだかなぁ~”だし、細かい所が気になりだして、ポスターの金木のポーズがなんか“はい、ひょっこりはん!”に見えるしw
細かい所が気になりだしたら、きりがないけど、そんな気になるむず痒さがあるんですよね。
製作ペースを早くして粗い物を作る事はないけど、かと言って長期スパンの製作では鑑賞者が付いてこれない。
ある程度映画オリジナルぐらいにカットする部分は仕方ないけど、このペースでは…ちょっと不安になります。
前作が良かっただけに、ちょっと肩透かし。
あくまでも個人的な感想ですが、1作目だけが面白かったはよくある事でも、とりあえずもう少しテンポを上げた方が良いんではないかい?と思います。
前作を観てから観る映画❗
星🌟🌟🌟🌟前作を観てなくて本作を観たのですが…正直前作からの出演者が多くてなおかつ前作からの説明がなかったのでどんな設定の役なのか分からない人が多くてイマイチ楽しめませんでした❗主役の窪田正孝はもちろん今回変態役⁉の松田翔太は凄く良かったので上手く観れなかったのが凄く残念です❗前作観ている人は楽しめる作品だと思うのですが…たぶん⁉
痛いけど、見たい
痛いシーンが多いのはわかっていたが、やっぱり痛い。けど、面白いから見たいという葛藤と戦って鑑賞しました。キャラに忠実すぎて、月山さんは衝撃でした。実写だと、完全に変態w続きありそうなかんじだったんで、続編期待したい!!!できるなら、はしょらずに全部映画化してほしい。
食うってそういうこと?
〜鑑賞者情報〜
原作未読、前作鑑賞。
ざっくり言いますと、
・映像や音楽、全体の雰囲気かっこいい(冒頭のシーンがクール!マギーの発声の瞬間からかっこよさ消し飛ぶ)
・キャスト最高(マギーと先輩と友達以外)
・脚本薄い
・マスクつけてよ金木くん
・そして清水富美加さんは伝説となった
という感じでした。
<内容>
他の方のレビューにもある通り、月山君が素敵です。この作品、スピンオフ月山習として見るとかなりスッキリ見れるかと(テーマ性、伏線回収、喰種の苦悩をあまり描かない理由において)。
そう、タイトルの【S】とは習のエスだったのです(嘘)。
月山はそういう意味でカネキくんを食べました。
そんなこと思わないと腹落ちしないくらい、脚本が薄味に感じられました。怖いグロいのが実は苦手なわたしが、目をそっとつぶりながらも鑑賞したのは、前作の金木くんと亜門のクライマックスの戦いにおける窪田さんの演技に凄まじいカタルシスを感じたからです。
ウヘヘ!人間やっぱ喰う!→うおおおお傷つけさせないでくれえええ泣と本能と理性、情けの葛藤が余りにも素晴らしく・・・この設定の中での窪田さんの演技に期待しておりました。
しかし。今作では金木ひいては喰種全体の苦悩的なものにフォーカスされず、ただ血をワインのように飲んだり、ぶった切ったりと、享楽としての人喰ばかりが映し出されました。あんていくのマスターがフォローしてましたが物量的に敵わず。
元リゼかぐね&金木きゅんマスクという最強萌えタッグは一切なくなりました。一切です。なぜに!!!だったら赫子出したくない理由をもっと掘り下げてくれ、と思いました。ボコボコバキバキにされても赫子出さない金木くんに何やってんの?と思う方いませんでしたでしょうか?
これに代表されるように、登場人物の背景の掘り下げがほぼないのがこの脚本の薄味感の正体なのだと推察します。
<キャスト>
トーカ:山本さん、美しく、いかにも強そうでよかったです。
しかしかなり塩です(脚本のせい)。強い、ドライ、となるとただ平伏すしかありません。それはそれでいいですが、前作の儚く果敢なトーカ像とは違ったのは事実です。だからこそ清水さん版トーカは伝説、と自分の中では認定されました。だって本当に尊い。
月山:はじめに述べた通り素敵です。カネキくんを食べたいいい!など正確に言っても意味が不明なセリフや終始変態なキャラを緩急交えて表現できるのは本当にすごいと思いました。試食の後の一言「・・・トレビアン」は、言葉を発してポーズとってるだけではない、奥底からの歓喜を内包した最高の演技だと思います。この表現力がなければ月山はただのギャグになってしまいます。
カネキ:前作よりコミュ障が板についてさらにナチュラルになってスッと入り込めました。ただ構成上の問題により、彼の素晴らしさが発揮できておらず、ただ残念です。しかし、アクションのキレや、指先までの表現など、体の使い方は前作同様とても美しいです。どうでもいいからマスクつけてくれ、と何度も願いました。
亜門:登場シーンかっこよかったです!あの大きな武器を振り回しているのに嘘っぽさがない骨太な動きはすごかったです。ただ、一瞬しか出ませんが。残念。
その他:喰種・人間カップルはエピソード、役者さん、全てわたしの邦画苦手要素が詰め込まれており、早くいなくなれ〜と祈ってました。回想シーン後に月山が先輩を「鬱陶しい!」と連呼しながらめった刺しにするシーンには、けしからんもっとやれ、と思いました笑 すみません。
JYさん、日本語堪能ですね!ただ、ひと昔前のバブリー演技が何とも白けさせます。
<全体として>
違う方向に舵を切った作品ですね。
本当に欲を言えば、前作の脚本スタイルと今作の映像が合わさると最高かよ、になると思いました。
ほんと薄味だったので評価は2.5です。
しつこいですが、カネキ君とりあえずマスク着けてください(嘆願)。
月山氏!!!
(劇場版前作鑑賞済、原作とアニメは途中リタイアしたのでキャラ等の詳しいことはあまりわかっていません)
(やや長文です)
「嗅覚」は生きるものにとって非常に大事だと思う。認知症の特徴の一つににおいがわからなくなるというのがあるくらい。自分も、例えば仕事中にものすごい香水をつけた人が近くに来て、その香りがキライなものだった場合もう我慢できず、頭痛と吐き気が起きてしまう。
そして嗅覚が食欲およびその人の感性や人間性に多大な影響を与えるというのは周知の事実・・・・
なんて前置きはおいといて(笑)
月山習という人間、もとい喰種は並外れた嗅覚をもち、それゆえにあらゆるものに美を追求し感性も豊かである。そしてそれがもう変態の域。
月山についてはアニメでちょっと見ただけなのでどれくらい原作を踏襲しているかはわからないが、ひとりの映画のキャラクターとして松田翔太さんは素晴らしかったと思う。
いや~なんてったって一番は「カネキ君の血がついたハンカチを嗅ぐシーン」でしょう。見ていた自分は『うわ~~やだ~~ヘンタイ~~~でもすごい~~~キライじゃない~~~~(はーと)』でした(笑)
前回はカネキ君が「喰種と人間とのハーフとして悩み苦しむ」ことがテーマのひとつだったと思うんだけど、今回はハーフであることの意味がしっかり描けていなかったのではないか。なぜに月山氏があんなに悶えるほどの「いいニオイ」であるのか。それは人間とのハーフであるから。それがどういう意味があるのか、もう少し掘り下げてほしかった。それとレストランでカネキ君の眼帯が外されて月山氏が「赫眼ッッッ・・・・・!!!」とまたしても異常に興味を示したけれどその意味もはっきりしなかった。
カネキ君がハーフであることが役に立つ一番重要な場面。死にかけたトーカが復活するためにカネキ君の肩にかぶりつくあのシーンだけど、あれはそれなりに意味がわかっていたから良しとしよう。ただ感動的なシーンなのにやっぱりちょっと映像が弱かったかな。
やっぱり、せっかく「ハーフ」なんだからそれを生かした技とか設定とかに活かしてほしかったと思う。トーカとのシーン以外にも。
自分的に一番震えたのはやっぱり「ブラック・レイン」へのオマージュのシーンでしょう。あれはやっぱり狙ったのかな・・・狙ったんでしょうね。
お芝居でナマで見た松田龍平さんは横顔がもろ優作さんでした。そして次男はりっぱな変態になってくれました(おい)
真剣佑くんの扱いがよくわからなかった(原作をよく知らないので・・・)。最初に出てきた、ボロファッションをまとってCCGにガサ入れの指示を出した男がそうだったのかな?
そして「ピエロ」については次回もっとどんな奴らなのかはっきりするのかな?これも知りたかった。そしてヨモさんただのパシリ(笑)もっとかっこいいヨモさんにして欲しいわ~。
映画は続編があると思うけど、自分のように「原作があまりにグロいのでリタイアしてしまった者」にもわかりやすいように作って欲しいというのはわがままでしょうかね?
全149件中、61~80件目を表示