劇場公開日 2019年3月1日

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グリーンブックのレビュー・感想・評価

全739件中、721~739件目を表示

3.5ボヘミアンやアリーを抑えての作品賞だけど…

2019年3月1日
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素晴らしい音楽、いい映画ではあります、ピアノは素晴らしいし、旅を通して打ち解けていくのは最高の二人の様でした。

まあ、余計な事を言うのであればシャーリーの曲を聞きに来たような人たちが、アカデミー賞を選んでいて、今のような社会の風潮を作っているんだろうなと、よく分かる映画でした。

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マロン

5.0我々も有色人種である、だからこそ……

2019年3月1日
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泣ける

笑える

楽しい

今年度のアカデミー作品賞を受賞した今作である。
人種差別が残る60年代アメリカ南部を舞台に黒人ジャズピアニストのドクターシャーリー(マハーシャラアリ)とイタリア系白人運転手のトニーバレロンガ(ビゴモーテンセン)の2人がツアーを続けながら友情を育むヒューマンドラマ映画である。

トニーとドクターとゆうかなり凸凹コンビが友情を育むところを見ている人にもユーモアありながら分かりやすく伝えているところがかなりよかった。また、彼らだけでなく、周りのキャラクターにもかなり好感度がもてた。個人的にはドクターの演奏トリオの1人のドイツ人とトニーが酒を交わすシーンでトニーが「ダンケシェーン」とドイツ式で交わしたシーンがかなり良かった。

助演男優賞をとるほどマハーシャラアリーは良かった。序盤はかなり無機質で人間味溢れるトニーとギャップが激しいなと思っていたが、物語が進むにつれ弱々しい人間味溢れる演技ができるのは彼しかいないと確信した。また、代行かもしれないがかなり彼のピアノの手つきもよかった。

我々も白人の方からみると今でも黄色人種と思われるかもしれない。だが、そんな私達だからこそみて思う所も多々ある。白人の中にもトニーはイタリア系の移民であるしドイツ系の人だっている、そんな移民が多いアメリカならではの映画であったと思う。先程言った通りそんな私達だからこそ観てほしい。

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もとき

5.0タイトルなし

2019年3月1日
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誰が観てもいい映画

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うんこたれぞう

3.5ハードルを上げずに観るべき佳作

2019年3月1日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

アカデミー作品賞を受賞したので、どうしても観客の期待は膨らんでしまう。
でも、あまりハードルを上げすぎてしまうと、肩透かしを食らうかもしれない。

超エリートでVIP待遇を受けながら、人種差別からは逃れられない黒人ピアニスト。
白人ではあるが、比較的低い階級で金欠にあえぐ、イタリア系の下町っ子。
この2人が、人種差別の色濃い南部を旅するというのだから、設定は最高。
ただ、実際に展開されるストーリーは想像の範囲を出ない。
監督も、ファレリー兄弟の兄と聞き、コメディとしての期待もかかるが、クスッとできる箇所は散見されるが、爆笑はない。

でも、観て損する映画ではないです。
アカデミー作品賞という肩書がなければ、もっと純粋に楽しめたかもしれない。

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LittleTitan

4.5既視感=普遍のテーマ

2019年2月28日
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鑑賞中『 ドライビング Miss デイジー 』と『 最強のふたり 』を連想、ごく僅かな既視感がありましたが、それは作品の価値を貶めていません。

作品賞受賞に相応しいとか、いやあれは審判の誤審だとか ( 私的にはボヘミアン・ラプソディー推しだったもんで… ) は置いといて、たくさんの人に観て欲しい作品と感じました。

さて来週は『 運び屋 The Mule 』観に行くけど、老イーストウッドさん元気にしてるといいな!

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shioshio

5.0コメディと感動のバランスが絶妙

2019年2月28日
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基本的にはコメディだと思う。
トニーはひたすら食べ、ひたすらしゃべる。
反対にドクはずっと黙り、さらにトニーの言動を正す。
類似作品で言えば、「ミッドナイトラン」や「サイドウェイ」あたりだろうか。本作はさらに人種差別を突きつける。
ドクは紳士服店で、レストランで、警察署で、あからさまな差別を受ける。
こうした差別が「過去のこと」と言えるのだろうか?
アフリカ系は、白人よりずっと多く職務質問を受けるらしいぞ。
クルマを運転すると、ほぼ毎日のように免許証と登録証を見せろ、と言われる、と。

日本に住む日本人の私には、彼らの苦悩は分からない。
でも、こうした苦悩を抱える人がいることを、自分の子供には伝えたい。子供に見せたい映画の1本にまた素敵な映画が加わった。

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みっく

2.0That's absurd. Wo〇s

2019年2月26日
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単純

始め、観るのをやめようと思っていたが、それならレビューを書くな!と言われそうだが......。

 Orpheus in the Underworld. It's based on a French Opera.
 And those were't children on the cover.
 Those were demon in the bowels of hell.
 ......No shit. Must have been naughty kids.

2時間以上もある本作、イタリア人でない人がイタリア語を話すと彼らはどう思うのだろうか?一応幼い時から話せるらしいのだが、私には理解できなくて鼻について仕方なかった。このシナリオ、どこかで同じようなものがあったような.....。ピューリッツァー賞やアカデミー作品賞を含め四冠に輝いた「Driving Miss Daisy」とシチュエーションが見通っているところが散見する。最初に2人がお互いに意思疎通がうまくできないでいるところから始まり、時間がたち、お互いに接するうちに打ち解けていき、その最後には友人としてお互いが認め合うところなど大筋ではよく似ている。またアメリカを象徴するようなそしてアメリカ人なら一度は所有したい金持ちのステイタスを表す車、キャデラックが登場している。またストーリーの根底をなす、白人と黒人、白人とユダヤ人という人種は違えども差別的構図などは、仕方ない反面も見られるがどうしても似てしまう。差別的警官も同じ感じで、太った禿げたステレオタイプの警官が出てくるのは、あまりにもひつこすぎる。

知的な黒人は、ピジン英語を黒人たちに使い、コケイジョンには、ノーマル?な英語を使う。ハッハッハッ.......。

 I tell you.
 Because genius is not enough.
 It takes courage to change people's hearts.

この映画を観ていると黒人差別を描いているようで実は、イタリア人を暗にバカにしているのではないかと疑いたくなるようなところもあり、特にトニー・“リップ”がものを食べるときに"くちゃくちゃ"とわざと音を立てて口に頬張ったり、車の外にゴミをほかしたりしても気にも留めないところはやりすぎ感丸出しとなっている。
アメリカアマゾンでは、すでにレンタル配信が始まっていてレビューを見ているとほとんどの方が支持をしている。つまり、プロの批評家よりも一般の観客のほうが、支持が高いことがうかがえる。
ニューヨークタイムズの記者がこのように言っている。「このシナリオは基本的にシャーリーを黒人に変えることで、つまり、それが主題になって誰に形を変えようと、その話は白人の観客にとって魅力的なものになっているところがある。それは、けっして許してはいけない。」
蒙昧な私の頭では一生理解できないと思われる作品となった。ただうれしいのは、近年ディズニーが長編アニメーション部門で一人勝ち状態が続いたが今回は、そうは問屋が卸さなかったようだ。
ちなみにここに登場したキャデラック・ドゥビル60年製は、その名前からフランス語で町の意味らしいのだが、南部の町にひっかけているのかな......?
オスカー、有色人種、最初で最後の主演女優賞の方の言葉、「オスカーを獲ったからって、つまらないものは、つまらない。」だって........!

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Naaki

4.5最高のクリスマス映画

2019年2月25日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

幸せ

今までの人種差別映画だと、黒人と白人の二項対立ものが多かったように思いますが、本作は違います!

黒人コミュニティーにとけ込めない高貴なDr.シャーリーと、白人でもイタリア系の移民で、貧しい暮らしをしているトニー。
肌の色で境遇をひとくくりして悲劇を代弁したお話ではなく、もっとミクロに、シャーリーとして、トニーとして、1962年アメリカの実情に直面していきます。

もちろん、当時の黒人の方の悲劇を伝える要素もありますが、シャーリーの悩みは他の黒人では感じ得ない、シャーリーだけのものです。肌の色などで、画一的に物事を判断するのではなく、もっと焦点を絞って、「ひとりひとりの人間のために何ができるか」という視点の大切さを本作品は教えてくれます。

なによりも社会的なテーマでありながら、きちんとエンタメしている作品です。「最強のふたり」に似ているといえば似ているのですが、笑えるところできちんと笑えて、泣けるところできちんと泣ける良い映画でした。
そもそも、アメリカで公開されたのは2018年11月21日、紛うことなき「クリスマス映画」ですし、多めにみるところは多めにみるのがストレスなく見れます。
それにしても、アメリカはこんなにも素晴らしい作品が「クリスマス映画」として見れるなんて、素敵な国ですね。

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歯

4.5奇跡なんて起きない

2019年2月25日
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鑑賞後、こんなにも温かな気持ちになる映画は久しぶりでした。
何もかも正反対の2人の人間が同じ空気、同じ世界を見ながらゆっくりと心を通わせていく。ストーリーはもちろん、音楽、セリフ、風景全てが素敵だったと思います。
1960年代のアメリカを2人の姿を通して見ることで世界の理不尽さや人間の愚かさを強く感じました。ただそれと同時に、対話し理解し合う人間の素晴らしさ美しさを見ることができた。
大きな人間愛が作品にはあったと思います。

ただ、どんなに2人の人間が互いを愛し理解し合うっても世界は変わらない。
だから、奇跡なんて起きてない。
奇跡は起きないんです。
その事実が、より鮮明に映し出されていたのではないかな…と思います。

誰にでもオススメできる作品。
公開後、もう一度鑑賞したいと思っています。

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どらね

3.5Green Book

2019年2月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

単純

今年の映画賞にも軒並みなを連ねるこの作品。これをいうとすこい批判的に聞こえてしまうかもしれませんが、この作品もまた人種差別を扱った作品です。誰もが理解できるような、とてもシンプルなストーリーに歴史的背景、音楽を盛り付けた万人受けするであろう作品。

コメディということで、多くのシーンで笑えるのですが、そのユーモアもかなりプレーンで気兼ねなく笑えます’。オスカーノミネート作品で比較すると、”女王陛下のお気にいり”の少しゲスな笑いや、”ブラック・クランズマン”のような少し風刺の効いた笑とは違い、子供でも笑えるようなところがこの作品のいいところです。あまり他の作品と似ているとか言うのは好きじゃないのですが、2012年のフランス映画”最強のふたり”と同じようなテーマ、トーンです。地位が逆転しているところが面白いところなんですけどね。

ヴィゴ・モーテンセンはもうロード・オブ・ザ・リング時代のあのかっこいい姿はなく、ビールっ腹のでたおっさん役。そして、マハーシャラ・アリは天才ピアニスト役。あまり音楽のシーンは見ものとは言えませんが、2人の会話シーンは面白いですね。特に車の中のシーンはこの作品の最も中身の詰まったシーンです。それにしても、マハーシャラアリはすごいな。ハウス・オブ・カードで知ってからというもの、結構いい人の役が多いんですが、めちゃめちゃ悪役とかやってほしいな。目が怖い。あまり感情がないシーンでの彼の表情はかなり印象が強いです。

この作品、映画賞にたくさん名を連ねてるのですが、映画の質としてはあまり高くなかった気がします。テーマが黒人社会と人種差別の歴史なだけに、注目を集めてますが、なんかそれだけな気がしてしまって残念でした。
エンディングなんて特に、何で雪降らせなくちゃけなかったんだろうと言うぐらい見え見えのVFXショットに興ざめ。家族の関係性にもほとんど起承転結がなく、手紙でロマンチックだーって言うぐらい。さらに、フランクのキャラクターも最初はかなり濃いキャラクターを持っていたのですが、急にめちゃめちゃいい人になってしまうところも、あまり感情を動かされませんでした。
クリスマスムービーなのかな?というぐらいとても平坦で、分かりやすい。笑える作品です。中学生とかに見せてもいんじゃないかなと思いました。

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vary1484

4.5今だからこそやるべき映画

2019年2月22日
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鑑賞方法:試写会

笑える

悲しい

知的

人種差別にフィーチャーした悲壮感が無くところどころで笑える映画でした。お腹の出てる中年のけしてイケメンじゃないその日をやっと生きてるような、すぐに手が出るイタリアおじさんと、天才的なピアノと教養高く正義感の強いお金はあるけど、いつもどこか孤独な黒人さんとのコンビはちぐはぐながら凄くいい2人でした。けして派手な映画ではありませんが、見終わった後は胸の奥でじんわりと暖かくなるいい話でした。

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NN0036

5.0観ないという選択肢はない!

2019年2月21日
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天才黒人ピアニストシャーリーのツアーに腕っぷしが強くはったりで生きているトニーが運転手として〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を携えて参加!今までに差別がテーマでここまで笑えて心温まる映画があっただろうか?文句なく最高!秀逸な作品♪

派手なアクションやCG、VFXがなくったって、イケメンヒーローじゃなくったって、この2人の主役を好きになること間違いなし!
笑った~声を出して何度も笑った~そして泣いた
実話ということで益々胸が熱くなる
2人に完敗!2人に乾杯♪
Blu-ray購入決定です♪
音楽も画も良い何よりstoryが良い!

人を繋ぐのは想い
差別は残念ながら現在も無くならないけれど近くにいる人を愛することは出来るはず
一歩踏み出したければ自分から行動しなくちゃ!

これはもう最高バディでしょう
おっさん最高!

☆4.8
試写会@よみうりホール

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楓2018

4.5いい相棒だ

2019年2月20日
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鑑賞方法:試写会

黒人ピアニストとイタリア人運転手
笑いあり涙あり
作品賞あげたい

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れこほた

4.0ファレリー作品で一番観やすい映画

2019年2月19日
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鑑賞方法:試写会

笑える

悲しい

幸せ

美醜や身障者への差別・偏見を逆手にしたコメディを得意としていたP・ファレリーが、ついに人種差別をテーマに。
過去作で見られたような下品な笑いはほぼ皆無で、予想以上にストレートな内容にしてハートフルなロードムービーとなっている。

脚本を運転手だったにトニーの実子が担当し、キャストもトニーの本当の親族が出演しているあたりも、過去作で俳優ではない自身の友人や仲間を出演させていたファレリーらしい。
一方で、黒人ピアニストのドン・シャーリー側の親族は、映画製作について連絡がなかった上に、事実と違う点があるとして非難している。

水面下でのトラブルは残念なものの、ラストのオチも気が利いていて、とにかくファレリー作品の中で最も観やすい映画といえる。

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regency

5.0痛快バディコメディ

2019年2月15日
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鑑賞方法:試写会

試写会で拝見しました。

すんごく楽しい話で、痛快。
コメディとシリアスのバランスが素晴らしい。
バディものとしても秀逸。
脚本が練られまくって、最後の最後にあるセリフまで完璧。
おすすめします。

ただし、1962年当時のアメリカ南部における、黒人差別の基礎知識が必要かな、と。

歴史、ニュース、ドキュメンタリー、小説などで得た範囲内で構わないです。
映画なら、『ドリーム(Hidden Figures)』や『42 ~世界を変えた男~』などを楽しめた人には、たまらない面白さがあると思う。

だが、逆に話題作だけ、年に1〜3回程度しか劇場に足を運ばないタイプの日本人には、おそらくよくわかんないんじゃないかな、という点は不安としてあります。

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コージィ日本犬

5.0笑わせながら感動させるバディムービー

2019年2月11日
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鑑賞方法:試写会

良い話だった!

時には笑わせながら、その背景にある問題点もきっちりと描きつつ
最後にはホッコリ心が温まる作品だった

1962年のアメリカ
当時、最高の黒人ピアニストと言われたドク・シャーリー(マハーシャラ・アリ)が南部へ二ヶ月間のコンサートツアーに行くために、イタリア系白人のトニー・バレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)を運転手に雇う

しかし、トニーは黒人嫌いな上、育ちも考え方もドクとは違い、二人は何事にも対立しあっていた

この映画は、そんなドクとトニーの友情を描いたバディムービーである

タイトルにある「グリーンブック」とは、その当時に実在していた黒人向けのガイドブックのこと

というのも、この当時のアメリカ南部では、黒人の入れる場所と、入れない場所があり、グリーンブックは「黒人が入っても良い場所」が記載されているガイドブックなのだ

トニーは、そのグリーンブックを頼りに、ドクが泊まれるホテルを選びながら二ヶ月間の旅に出た

しかし、その差別の現実は、かなり衝撃的だった

これだけを守れば良いという統一された法律だけでなく、州ごとに様々な規定があって、本当に「グリーンブック」が無いと、旅行できないような状況だっただろうと思う

それも、たかだか50年前のできごとだ
未だに、差別がなくなっていないと言われても、そうだろうなと思ってしまう

トニーとドクが行く先々で困難にぶつかるのを観て、差別というのがいかに愚かなことかというのが浮き彫りになっていく

明らかに理不尽なことを言っているのは、常に差別する側の方だからだ

そんな日々を過ごしているうちに、初めは差別主義者だったトニーも、差別される側の立場になり、差別することの愚かさを知ることになる

そのようすを観ると「グリーンブック」というのは、今思えば恥の記録だったんだなと思う

その中で、常に自分を負けずに勇気を持って堂々と毅然とした態度でいたドクは、とても立派な人だと思う

本来なら、ドクは北部で裕福な白人相手にピアノを弾いていれば、こんな辛い目にはあわなかったのに、それでも、南部でツアーをしたいと思ったドクの勇気に感動させられた

この映画は誰が観てもわかるようにできているので、ぜひ、たくさんの人に観て欲しいと思う

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とえ

5.0ほっこり

2019年2月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

ジム・クロウ法が制定されていた時代のロードムービー。観る前は、ドライビング・ミス・デイジーの焼き直しだと思っていました。私は間違っていた!こちらは実話を基にしたお話です。

タイトルのテーマは重いものの、最後まで絶妙なバランス。
主演俳優二人のカメレオンっぷりもお見事です。

良い脚本と良い俳優、予算ある映画の正しい在り方だと感じて
あえての5つ星!

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メアリーJ

5.0観やすく満足出来る

2019年2月6日
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アメリカで2ヶ月以上上映してますし、映画レビューも高いので見に行きまた。
レビュー高い理由がわかりました。
笑える所も結構あり、学ぶこともある。
一緒に観てた観客は10代からお年寄りまで、幅広かったです。
映画が終わった後すぐ、「あ〜、良かったね〜」という感想が沢山聞こえました。
鑑賞後は私も周りの人にこの映画すすめました!
要するに、オススメです!

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TOFU-DIET

5.0『コパカバーナ』のトニーの珍道中?

2019年1月23日
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鑑賞方法:映画館

1962年のニューヨーク。有名クラブ“コパカバーナ”で用心棒を務めるイタリア系アメリカ人のトニー・リップはクラブの改装のために無職となってしまう。家族思いのトニーはそれでも明るく振る舞い家族に内緒で質屋に行ったりして小銭を稼ぐも実入りはたかが知れている。そんな折医者がドライバーを探しているので面接を受けないかとの連絡を受けて飛びつくトニー。教えてもらった住所を訪ねるとそこはカーネギーホール。医者だと勘違いしていたが相手は著名な黒人ピアニストのドン・シャーリー。8週間に渡って南部の各都市を巡るツアーのドライバーを探していると語るシャーリーを見て動揺するトニー。実はトニーは大の黒人嫌いだった・・・からのエボニー&アイボリーなロードムービー。

無教養で乱暴でおしゃべりのトニーと幼い頃から音楽の才能に長けロシア留学も果たしたインテリでリッチなシャーリーは完全に水と油、しかしステージ袖でシャーリーの演奏を聴いたトニーは目を丸くする、こいつは天才だと。一方ニューヨークのハイソな世界に身を置き庶民が親しむ黒人文化を何も知らないシャーリーは粗野な上におしゃべりが止まらないトニーに頭を抱える。そんな2人が黒人向け観光ガイドのグリーンブックを頼りに黒人差別があからさまな南部で様々なトラブルに巻き込まれる珍道中に場内大爆笑。そんな2人がぶつかり合いながら次第に心を開いていく様はとんでもなくキュート。それでいて流麗かつテクニカルなピアノ演奏にシャーリーの感情を滲ませる演出は物凄く繊細。ポスタービジュアルでも顕著な1962年製キャデラックのボディカラーに象徴される通りオッサン2人の友情が鮮やかで美しいです。ヴィゴ・モーテンセンとマハーシャラ・アリの演技も非の打ちどころがどこにもない素晴らしいもので、オスカー各賞ノミネートに何の疑いもない傑作でした。

一方で気になることが1つ。コパカバーナで働くトニーといえば、バリー・マニロウの名曲『コパカバーナ』の歌詞に出てくるバーテンダーもトニー。こっちのトニーはチンピラのリコと乱闘の末死んでしまいますが、実在のトニー・リップにインスパイアされてたりするのでしょうか。

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よね