グリーンブックのレビュー・感想・評価
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また好きな作品が増えた
また好きな作品が増えた。
母から勧められて鑑賞。
母よ‼️ありがとーっ!とっても良かった。
世の中は、大した理由もないのに、わざわざ人間は優劣をつけたがり、本当に弱い人間が己を守ろうとする為に、それを乱用する。
差別もその代表のようなものであり、長い長い歴史の中にいつの世も存在してきた。
実話をもとに作られた本作を鑑賞し、実際にこんな馬鹿げたルールが当たり前のように存在していたのかとただただ、人間の弱さと愚かさに驚いた。
めちゃくちゃなルールを昔からあるから、、、だとか、人前では良識のある人のふりをしてど失礼なことを裏でする人だとか。見ていて恥ずかしないんかい!とツッコミを入れずにはいられないシーンが何度もありました。
ただ、そんな場面ばかりではなく、劇中の中年おじさん2人組が、お互いのことに徐々に興味を持ち始めていたり、アドバイスをしたり、守ったり守られたり。の場面がちょいちょいあって笑えるのです。
この映画を見て感じたのは、人間は勇気が必要だということ。私たち自身を変えることができるのは、勇気なんだなと。今まで自分が信じてきていた事や当たり前だと思っていた事をひっくり返せるのは、自分自身であって、その為には相手や物事についてよく考えて、よく知ろうとすることが大切なんだと思いました。
最後のシーンでトニーの奥さんからドクへかけた言葉が
とても素敵でした。
面白い、笑える、泣ける、感動できる、考えることのできる映画でした
素晴らしい作品
人種差別
黒人の天才ピアニスト、ドクターシャーリーと失業してツアーに運転手として同行することになったイタリア人のトニー。シャーリーは演奏先で歓迎はされるものの、白人と同じトイレを使わせてもらえなかったり、同じレストランで食事することを断られたり、控室も倉庫だったりと辛い差別をうける。
凄く悔しいはずなのにぐっと堪え、プライドを保ち、心ない白人よりも遙かに紳士なのである。シャーリーは人種差別もあるが、同性愛者(実在のシャーリーはどうなのか?)の様で、それでも差別を受けてしまう。当時はまた同性愛にも理解はなかっただろうから辛かっただろう。
最後の演奏先のホテルでのレストランのシーン、演奏せずに帰ることを決めた時、慌てふためく支配人を見て黒人のウエイターが笑っていたが、スカッとしていたんだろうな。トニーも以前なら支配人を殴っただろうがぐっと堪えた、成長しました。家に修理に来た黒人の使ったコップを嫌がって捨てていたのに、シャーリーと行動を共にする中で、色々と学んだのだろう。
途中で車が故障し、トニーが車を修理している間、シャーリーは中で待っている。少し車外に出たところを農作業をしていた黒人が手を止め見ている、トニーにドアを開けてもらい乗り込み発進するまで見ている。あのシーンが印象深い。
アカデミー賞受賞、納得のとても良い映画でした。
最強のふたり系ジャンル
こんなバディ映画待ってました‼️
これを見てると
最強のふたりを思い出すね、アカデミー作品賞ということでどんなものかなあと鑑賞
上映時はポスターや予告編ではあまり惹かれなかったが見ないで損してましたね
主役の2人がとても個性的で魅力がある。
とても知的な黒人ドクターシャーリーと短気で粗暴だが人間味豊かなイタリア人トニー
とにかくこの2人の絡みが面白い、トニーは最初は黒人に対して差別感情が強いがシャーリーのピアノや、人間性に心を開いていく、黒人差別がなかなか酷くて、見てて頭にくるが、ところどころでトニーは見てる人の気持ちを代弁してくれるからスカッとする
翡翠石や、ピストルのくだり、ちょっとした布石が面白い。
しかし面白い映画って言うのは興味の持続がうまいね
ちょっと見て明日にしようと思ってても
この後どうなるんだろう?なんてズルズル見てしまう。
この映画もそうなって最後まで見てしまった。
素敵な手紙、全てお見通しな奥さんの一言、ラストの余韻まで素晴らしい内容でした。
友情×ロードムービー×音楽
断じて「昔のこと」ではない
白人からは肌が黒いというだけでストレス発散と対象にされる一方、違う立場に立ってしまったために同じバックグラウンドの人々ともうまくつながれないドクターは、同じく外部の人間であるイタリア系のトニーと旅をするうちに閉ざした心を開いていく。予想していたよりもすぐにトニーの差別意識はなくなって、ちょっとツッコミたくもなったけど。
これを観て「あー、黒人が差別されてた頃の話ね」なんて思わないでほしい。アメリカは実際には非常に閉ざされたコミュニティも多く、人種差別なんていまでもそこら中に存在する。こんなことは、(大々的ではないにしろ)今でも日常なのだ。そんなことを、考えさせられた。
ただ、話は終始明るく、難しいメッセージを伝えようという趣旨ではなかったのかな。前情報なしで観たら最初誰かわからないんじゃないかっていうくらい、ビゴ・モーテンセンはいつも違う人を演じ切っている。それがとにかく印象に残った。
トニーの食欲よ
知的で紳士的な黒人ピアニストと粗野なイタリア系アメリカ人のドライバーの物語。
1962年のアメリカが舞台で、黒人嫌いなイタリア系アメリカ人のトニーとお金持ちで教養もある黒人ピアニストのドンと差別の強いアメリカ南部をコンサートツアーをしてまわるお話しです。
コメディチックな話しの流れで、メッセージはあるものの見やすい映画かと思います。
とにかく主演2人の演技がお見事です。
なんだか根底にある優しさが顔に滲み出てるんですよね。
そんな2人だから仲良くなれたんだなって。
しかし、トニーの食欲はすごいですね。
あのピザの食べ方はいつか真似してみたい。笑
ケンタッキーのチキンを食べてるシーンは名シーンですね!
ラストもトニーの言葉が響いてドンもああしたのかな。
ほっこりするし、音楽や映像も素晴らしい色んな人にオススメしたい映画です。
沢山の人に見て欲しい作品です
ヴィゴ・モーテンセンも上手い
希望
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