「勇気」グリーンブック あみさんの映画レビュー(感想・評価)
勇気
少し差別意識があるけど憎めない主人公トニーと孤独を抱えているドク。
二人が二人にないものを補い、お互いから学び、理解をすることがみえる映画。
育った環境が違うからこそ補える存在がとても素敵でした。
人はちゃんと人と同じ時間を過ごすことによって偏見はなくなり、友になれる。
映画の中での
"Because genius is not enough. It takes courage to change people's hearts"
というのがとても印象的。
天才であるだけでは人の心は変えることができない、そこには勇気が必要。
ドクはそれをわかっていてこの南部のツアーを行っている。勇気を持ってやっているドクに対するレストランの無礼な対応をみて、トニーがドクに演奏なんかする必要ないと決めるシーンはドクのトニーへのリスペクトがみえる。
もう一つが
"The world's full of lonely people afraid to make the first move."
これも勇気がテーマとなっていて、ドクは待っているだけではだめだとトニーは伝える。
これが最後にドクがトニーのお家に行くことに繋がるんじゃないかと思った。
まとまりがないけど、とても好きな映画の一つです。
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