「流石はアカデミー賞作品」グリーンブック huntelさんの映画レビュー(感想・評価)
流石はアカデミー賞作品
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特に引っかかるような所は無く、シンプルに良い映画でした。流石はアカデミー作品賞といったところか。
まず押さえておきたいのは、普通の人種差別のお話ではないというところ。LGBTのテーマも含んでいたりする。
テーマの中心にいるのは、天才的なピアニスト:ドクター。事実上VIPなのだが、肌の色が黒いだけで不当な扱いを受けてしまう。
それでも彼は、感情を押し殺して愛想良く黒人ピアニストを演じる。
もう一人の主人公であるイタリア人:トニーは、なかなかの黒人嫌い。黒人が使ったコップを捨てるくらいに嫌っている。
んでもって腕っぷしが強く、話が好きでデタラメをよく言う一方、家族想いで実は良い奴である。
この対極に居て相容れないような2人が旅をする中で、お互いを尊重するようになっていく。その様が愛おしく、とても清々しい。
トニーの奥さんがまた良い人で、この人には差別観は無くフラットな視点を持っている。人としても妻としても魅力的な女性だった。こんなお嫁さんと巡り会いたい。
イタリア人の株爆上げ映画です!w
そして何よりコレ、実話なのが更に素敵なのだ…!
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