劇場公開日 2019年3月1日

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「単純では無い映画」グリーンブック ミッチさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0単純では無い映画

2019年3月28日
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あまり知識の無い人(私も含め)が見ると、純粋にいい映画だなと思うだろうし、様々な問題に気付かせてもくれて、有色人種が受けてきた差別の一端を垣間見た気分にもさせてくれるだろう。

けど黒人の人達から見ると、白人に都合よく脚色された映画らしい。アカデミー賞でのスパイク・リー監督の行動からもそれが分かる。
少し分かった気分にさせられた差別問題はもっともっと根が深く、日本人が簡単に分かったと言えるものでは無いと思う。

確かにこの映画、このご時世のアカデミー賞会員が好きそうな題材ばかり寄せ集めて巧く料理した映画にも見える。

今度スパイク・リーの映画を見て、比較するわけではないが、この映画と何が違うのか考えてみたい。

個人的な話だが、昔に憧れていた黒人さんに会って、通訳さんに「私も黒人に生まれたかった」と伝えて欲しいと言ったら、それは差別になるから伝えられないと断られた事が、今でも忘れられない。

レビューになっていなくてすみません・・・
星の数で判断して下さい。

ミッチ