「マハーシャラ・アリの圧倒的な演技」グリーンブック ヘルスポーンさんの映画レビュー(感想・評価)
マハーシャラ・アリの圧倒的な演技
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人種問題の根深さ、複雑さというのは本作を観ても、本作を中心とした論争(スパイク・リー監督、ドクター・シャーリーの遺族からの批判など、詳しくはWEBで!)をみても、異なる文化圏にいる私には全く想像できないほどだということがわかった。
その複雑さに苦悩するドクター・シャーリーを見事に演じたマハーシャラ・アリが素晴らしい。
文字通り品位を身にまとった姿、ピアノを弾く前には必ず指輪を外すという細かい仕草から、黒人からも白人からも白い目で見られる私はいったいなんなんだ!と感情を爆発させる表情まで、全てが胸に刺さる。彼の表情、佇まいが頭から離れない。
ピーター・ファレリー監督は今まで弟と組んで「メリーに首ったけ」や「ジム・キャリーはMr.ダマー」などのコメディを撮ってきましたが、本作では初の単独での監督作!!
で!いきなりのアカデミー作品賞受賞!弟はたまったもんじゃないだろう(笑)
全てが素晴らしく、大満足の作品でした。
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