「今のアメリカへの劇薬になるか、、」グリーンブック Sue Cat Boyさんの映画レビュー(感想・評価)
今のアメリカへの劇薬になるか、、
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いわゆるバイブルベルトに演奏ツアーに出る黒人ピアニスト、
というのも実話ながら強烈ですが、
軽口なイタリア系を運転手に雇うってのも、
実話ながら映画的要素が満載、、、
当然、序盤〜中盤は運転手トニーにはムカつきこそすれ、
感情移入はできないんですが、
ドクター・シャーリーに綻びが出始めてからは
マネージャーらしき面が表面化、
2人を後押ししたくなってきます。
そうなるのは脚本の良さもあるでしょうが、
やっぱり役者のうまさだと思います。
見せる・魅せる、退屈させない。
映画の基本だと思いますね。
そしてこのテーマ、
むっかし〜からある人種差別の根っこは、
現代ではさらに世界中に膿のようにジクジクしているのであり、
そのアホ大統領のせいでソレの急先鋒であるアメリカで、
アカデミー作品賞を取らせるのはすごく意義があると
感じたのです。
ラストのトニーの奥さんのセリフで見事にオチがつきました。
いい映画でした(ΦωΦ)/
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