十二人の死にたい子どもたちのレビュー・感想・評価
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意外に面白い
舞台の会話劇みたいな映画である。インターネットの時代ならではの設定で、星新一のショートショートみたいだ。安楽死を望む12人の登場人物のそれぞれにこの場所に来るまでの背景があり、しかしそれが説明的になりすぎず、話が進むにつれて徐々に明らかになる。よく工夫されていると思う。
新田真剣佑が非常に重要な役割を果たす。狂言回しと言ってもいい。役からすると少し体格がゴツすぎるきらいはあるが、そこを補う演技力がある。その他の出演者もそれなりに上手に演技していたと思う。特に北村匠海はうまい。「君の膵臓をたべたい」でも光る演技をしていたが、この作品でも登場人物の中でも特に忙しいノブオを自然な感じで表現していた。黒島結菜がどうしても嵐の二宮和也に見えて仕方がなかったのは当方だけか。
死を自分で選ぶことについて、俗なパラダイムに縛られずに自由に考える場を提供するという設定は画期的だ。実験的な作品だから日常生活からかけ離れているかと思ったが、登場人物それぞれの物語は割と身近な題材ばかりで、子どもたちが自分たちの状況を冷静に受け止めているのがリアルである。自分が世界の中心にいないことをよくわかっているのだ。演出の力と役者陣の演技力で、意外に面白い作品に仕上がったと思う。観ていて楽しかった。
予想外⁉️
小学生の子供と観に行きました。予告編とは違い、結末は、アーなるほどね。と感じました。もっと、激しいシーンがあるかと思ってたので…。でも、見入ってました。杉咲花が激しく言葉を言うシーンを子供に、「あの人言い方怖いね。」と言ったところ、「でも、本当は優しいんだよ」と。ちゃんと感じてたんだなーと思いました。
キャスト良かった!
新田真剣佑がオーラを消していて地味な演技が意外だった。黒島さんはギャーギャー言う演技が素晴らしかった。古川さん、吉川さん、坂東さんの演技も好きだった。青春モノ以外でも若い人達だけでこんな映画も出来るんだ。
とにかくがっかり。
原作は未読。月に何本か見る作品の中には「あーあ他のにすればよかった」というのがあるが、これはまさにそれ。
階段から突き落とされたあたりのところ、寝てしまって5分~10分ほど記憶がない(笑)
レビュー見ると、命の大切さが伝わった、的なものを見るが、エンタメとして見るならば、結局死なないのかよ!とツッコミたくなる。
命の大切さはドキュメンタリーなどに任せるとして、絶望な感じでおわる映画もあっていいと思うがそんな方向に進むのではと思ったら、誰も死んでない!
犯人捜しとその仲間探し、その当事者探しを密室でしていき、時系列で裏ではこんなことが実は起こっていた、という話。
予告で期待度が上がりすぎている。
女の子にデートに誘われ、見たいと言われたので見に行きました。
正直この類の映画は好きではないため、あまり期待していませんでした。実際レビューも低かったですし。
ですがいざ見てみると、そこまで悪い作品ではありませんでした。正直驚きました。
なぜこんなに評価が分かれる作品となっているのだろうと考えた結果、やはり予告編で期待値が上がり過ぎてしまっているからだと思います。
私のように期待値を低い位置から見た人はそこまで悪い評価にはならないのではないかと思います。
可能性
若い役者さんだけで構成されただけあって荒削りさと前のめり感があって良かった。
ストーリーはラストをイメージしやすい、よくある感じ。それをそれぞれの俳優のカラーで補っているのは大したものだと思った。
これから楽しみな俳優さんが増えたのだから良作だと思う。
キャスト目当てで行くには良い
個人的な意見ということを前提に、
序盤から終盤にかけて駄作アニメのような夢オチ展開。
納得いかない、無理あるだろうという場面が満載。
12人もいるため一人一人のエピソードが薄く感情移入しにくかった。率直に12人も必要ないだろうと思った。
だが、マッケンユウは無駄にカッコ良かった。
ま、楽しかった。
ストーリーとかいろいろあると思うけど、まあまあ楽しかったです。
もうひとひねりあったらもっとよかったと思うし、作りかたによればもっといろいろな面で深掘り出来たのにとは思いますけど。
黒島結菜、いいなー。この人独特。きれいだと思うしさすが俳優だとも思う。
あと、坂東龍汰。こういうキャラ大好き。立ち振る舞いも声も。
なんか、場の雰囲気を自分のものにしているし。
もっといろいろな映画で見てみたいと思った俳優でした。
いやいやいや、ミステリー?
なんだこれ。最近の堤作品はつまらないものが目立つけれども、ここまで伝わらなかったものは久々だ…
なんだろう、初めからストーリーが読めてしまった。それぞれの役割?は面白いと思ったけれど、入れ代わり立ち代わりのああいうストーリーはあそこまで完璧にされちゃうとハラハラはないよね。
ミステリーと言いながら、誰かが死ぬとかとかはないし、際立つキャラがいる訳でもない(まぁ死にたいんだからそうなのかもしれないが)からメリハリもなく、
新進気鋭の俳優を集めました〜。これから人気出ますよ〜、見てね〜。映画の質は分からないけど〜
って投げやりに撮ってるようにしか思えなかった。
楽しみにしていただけに残念。
そんなことを言いつつも、好きな俳優は沢山出ていて見ることは出来た。
古川琴音さん、これから期待したい女優。
メンバーの中でもかなり感情が伝わってきた。
黒島結菜さん、表情のインパクトが凄いし
声のがすごく好き。もっと活躍して欲しい。
杉咲花はこういう役が合うよね笑
萩原利久さん。今1番注目している俳優。
ただ、志乃ちゃんは〜の南沙良のような吃音チックな役は
なんでわざわざ萩原利久にそれを?と疑問。
北村匠海はそのままでした。
吉川愛はいつも通りかわいいです。
そんなところです。
子供ではないですよね
設定は未成年なので18才以下何でしょうが、見た目が20代なので逆に安心して観れました。
堤監督なのでリアルに未成年とか出したりしたらどうしようかと思いました(笑)
北村匠海君は最近よく出ますね。
1000年に一人の美少女は、可愛いけども服が残念でした。
【ネタバレしない程度の観た感想】
予告から受ける印象や期待とは、異なる内容だと思いました。
なので、予告でドキドキ感やハラハラ感を味わいたくて観たいと思った方には、物足りないのかもしれません。
ホラー要素や、驚かす系のシーンは無いので、そういうものが苦手な人でも大丈夫だと思います。
それぞれの死にたい理由が絡み合い、13人目の謎が少しずつ分かっていく過程は、個人的には面白かったです。
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