「薄っぺらい内容」十二人の死にたい子どもたち ミジンコさんの映画レビュー(感想・評価)
薄っぺらい内容
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そもそも集団自殺しにきてるのに反対の人がいるか聞いて話し合うのがおかしいし、車椅子の人を隠そうとする理由が中止を恐れてというのもよくわからない。妹がなぜ自分が連れてきたことを自白しないのかも謎。無理やりミステリーにするために多々矛盾が生じているように思った。
この映画が原作に忠実なのであれば、原作者はまったく死にたいという気持ちを理解できていないし、話題性のためだけに利用したのではないかと思う。それほど登場人物の感情が入ってこない。単なる事象の羅列としか思えない。
不自然な内容のせいか役者もまったく良さがでてないと感じた。
堤監督のドラマは人物が魅力的で好きだったがこの作品は全くないし、演出のこだわりも見えなかった。残念です。
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