長いお別れのレビュー・感想・評価
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しみじみ。山﨑努の素晴らしい演技。
認知症にうちの祖母もなった。
孫の自分の事を忘れてしまった。
いま母が認知症になりかけている。
親の老後の問題。無関係な人はあまり
いないだろう。
娘二人を、蒼井優、竹内結子が好演。
蒼井優はちょっとプライベートが
可愛そうだったなあ。
家族の愛情をたくさん受けたお父さん。
幸せだったのではないでしょうか。
こんな家族いいですね。
面白い映画ではないけど、しみじみしますね。温かい映画。7年の認知症と付き合ったお母さん大変でした。本当にご苦労様という感じです。夫婦愛も見ましたね。
娘の風邪を心配して遊園地に傘を持っていくお父さんのエピソード。良かったです。
前作と比較してしまうと……
家族すべての出来事がおじいちゃんの認知症に
紐付けられているような描き方だが、
そんなことないだろ。
あと無理な(無駄な)伏線しかない。本当に。
作品を通して、キャラに一貫性がないとすら思える。
あと、こちらとしては全く感情が動いていないシーンでも、感動的なピアノのメロディが流れること。
あんな押し付けってあるんですね。
蒼井優に限っては、
本当に日本映画界ナンバーワンといっても
いいくらいには素晴らしい女優さんですね。
あの涙出そうで出ない演技とか、
「お父さん、笑ってる!」の演技とか、
誰があんな自然にできますかね。
追記
これ、実は祖父の意思が家族に伝わらないまま、「これが好きなはず」「こうしてあげたほうがいい」と無理矢理に押し付けられてる作品なんじゃないかっていう、レビューを見ました。
果たしてそうなのかな。それだとしたらすごく深いのだけど、あの演出的にそんなことないような…。
長いお別れ
竹内結子と蒼井優の超女優力を引き出せた。
美しく楽しく可憐で何処か淫靡だ。
ならば中野量太は山田洋次の系譜に連なるか、事柄の割りに綺麗過ぎる世界の奥底に陰鬱な気配が撮れたなら。
近年のマイワースト、泣かせ過ぎの、湯を沸かすほどの熱い愛、からは挽回。
さぁ~帰らなくちゃ。
認知症の父親(山崎)を通して娘2人(蒼井優と竹内結子)そして妻の(松原智恵子)の家族愛。松原の夫に掛ける会話の優しさだったり明るい感じで接しているので凄いなぁ~と思った。娘それぞれ事情を抱えて暮らしているけど家族が助け合っていくところがいい。
意識不明になり人工呼吸器を着けることになってどうするか決めるときに娘は多分お父さんは余計なことするなと言うかな。(蒼井)きっとお父さんは望まないと思う。(竹内)とか言った時に。妻の(松原)が二人とも勝手なこと言わないで!お父さんの考えがあなた達に分かるの。と強い口調で言った言葉に感動。きっと夫婦でしか分からないことが沢山あると思う。
母は偉大
遊園地からの始まり中盤に繋がるのが好きでした。
悲しいお話かなと思いきや、結構声出して笑って
ふとホロリとなったりじんわり温かくなったり。
どのシーンの、どの人物にも感情移入できる邦画の良さがある作品でした。
記憶をどんどん無くすけど、あの頃に突然戻してくれるお父さんに家族はどれほど救われたことか。
でも1番はお母さん。
このおっとりと、優しさと強かさにこの家族は支えられている気がしました。
このお母さんなくして、この素敵な家族は無いと思います。
3.11を絡めても上手く話をまとめていた良作だと思いました。
ふみのような誰とも繋がらないような孤独を感じた人も沢山いたはず。
出演者が皆さん本当によかったです。
蒼井優さん、改めて素晴らしい女優さんだなと思いました。
夫婦について
ーお父さんのこと、嫌になることあった?
お母さんにもまだよくわからないわ。もっともっと連れ添ってみないとー
35年も連れ添ってるお母さんからの言葉、沁みました♪
孫のたけしもいい味出してました
とにかく優しい作品でした
良い映画
竹内の裕子ちゃんが亡くなって、一本彼女の映画観ようかな、と。蒼井優、山崎努、松原千恵子(感心!)、北村有起哉の達者たちに囲まれても存在感抜群!それも本当にナチュラル。つくづく惜しいです。。。
終始重い
認知症の父親と家族の交流を描いた作品。父親が昔娘たちを迎えに来た遊園地へ訪れたシーンが印象的。母親が「雨の日に迎えにきてもらったことがあるのよ、ほらあれ」と3本の傘を指したときは昔の記憶を辿って来たのだな、とグッときた。
認知症の父親と家族模様
何より山崎努さんの演技力に脱帽です。メリーゴーラウンドのシーンは良かったです。家族それぞれの生活と認知症の父の関わりが暖かい目線で描かれていて好感が持てます。実際は家族関係が破綻したり、加虐的になったりすることもあるのでしょうが、家族の絆が救っています。
一気にリアリティが失せるところが残念
辛口でごめんなさい。私には演出過多に感じました。
もっと観客を信じていいのに。
行間でわかるのに、もったいない。
最後に危篤の父さんのために病室で誕生日会をします、がそこのところ。お父さんにパーティ帽子を被せようとベット上で引き摺って。まるでbody(死体)モノを扱うかのような。あれでリアリティが一気に失せた。
あれは心情的に、死に際の父親に絶対できない。
ユーモアでもってリアリティを見せようという意図はわかる。リアル過ぎてコントになるのは現実でもよくあるので、そこを拾えるかどうかが、別れ道だと思うのです。でもあざと過ぎた。やらせ感で、しらけてしまった。そこだけが記憶に残って、他が消えてしまった。
妻役の松原さん、今回はこの方が肝でした。この頼りなさげなお母さんが、天然で、でもこの人の無垢な感じが家族を繋いでいます(本当は芯が強い、映画の最後にそれがわかる一言)。名演。
だからとっても残念に感じた。
監督の「湯を沸かす〜」の時も同様で、
最後にタイトルがダーンと出てきて煙突から赤い煙がもくもく...せっかく宮沢りえさんの迫真の演技が..台無し...
一気にああ、そう、作り話を見ていたんだった、うっかり本気にしてたわー、といきなり現実にもどらされた。全編見て、あそこしか記憶に残らない。他がかき消されてしまう。
これはこの監督のクセ?確信犯ですね。
若さゆえ、かな。自分の色を出さずにはいられない。
そんなことしなくても、充分わかりやすいのに。
すごく美味しくできた料理に、最後にいつもおさえで「味の素」かけちゃう、そういう感じ。
要らないのに!残念。
タイトルと俳優陣が良い
私の父も70超えているので、ちょくちょく想像しては苦しくなるけど。
思っていたほど、認知症をガッツリ真正面から、という作品ではなかった。
長女の、自身の家族との関係性や、次女の葛藤が描かれていたり、母(妻)も、介護で疲れておかしくなって…みたいな話ではなかった。
なので、鑑賞後「え…っと…?」と思った。が、泣けはする。
竹内結子と蒼井優の姉妹は最高だし、終盤で北村有起哉さんがポストにぶつかるシーンはたまたま起こったことをそのまま使ったんだろうなぁとほっこりしたりして、まぁ、うん…そんな感じです。
夫婦愛、家族愛
タカシの学校の先生が言った言葉、痴呆のことを「長いお別れ」とも言うんだよ。彼らは少しずつ記憶を無くしゆっくりと遠ざかっていくから。なんとも気の利いた、というかお洒落な思いやりのある表現なんだろう。
人はいずれ歳を取る。出来る事なら病気もしたくないし、痴呆にもなりたくない。でもどうなるか分からない😞どういう状況であれ、この夫婦のようになれたら死ぬ間際にはいい人生だったなあ、と思えるんだろうなぁ、なんて感傷的になってしまった。(自分達はどうなることやら不安だぁ💦)
蒼井優はやっぱり良いですね。彼女の出る映画はやはり観たいです😊
中野監督十八番の家族もの
十分良かった作品です。山崎努も銀幕久々の松原智恵子も良かった。厳格な父が認知症が進むにつれて優しい素直な人に変わっていく。自分の父も今そんな感じがする。時にユーモラスに時にシリアスに家族を描く中野量太に拍手。
惚けてるのは監督などの製作者
これだけのキャストをそろえながら、こんなに低品質なのは、ある意味、見事だ。
主役の印象がゼロ。
竹内結子老けたな。
なんだか蒼井優の印象しか残らなかった。
だらだらと雑談してるイメージしかない。
残念。
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