宵闇真珠のレビュー・感想・評価
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ある船頭の話、からの
鑑賞。成る程テーマが似てるな。しかしながらイマイチ伝わらない。なぜあの廃墟に彼はいたのか?持ち主の息子?だとしてもなぜ来た?少女と自分を重ねていたと言うことは、親子関係の何かしらがあったのだろうと想像はつくが。
夜のシーンを昼間に撮影しているのがみえみえだったり 非常にリアリテ...
夜のシーンを昼間に撮影しているのがみえみえだったり
非常にリアリティのないストーリーと演出の連続だったのが残念だが
魅せたいシーンはフレームを削ったり
イタリア映画を思わせる画面の色合いや女の子を綺麗に撮る
クリストファー・ドイルさんの撮影センスは素晴らしいが、内容はウォン・カーウァイ監督の2番煎じに過ぎず
「恋する惑星」を観た方がいいようだ。そしtドイルさんは小津安二郎の映画を100本観た方がいい。
さもなくば、コミュニケーション力をつけて、撮影監督に徹するべきだ。
1時間半ずっと寝る数秒前
日本人のおじさんと香港の肌白い少女の話なんだけど画面が暗いのと、セリフほとんどないので何度寝落ちしそうだったか。
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画面暗いのは少女が光を浴びちゃいけない病気で日陰にいるか太陽登る前しか行動しないもんで。
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ストーリーはなんか少女の母親問題と村の再開発問題とか色々とっちらかってたイメージ。そもそも謎なのはオダギリジョーは何しに来た?(笑).
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もはやオダギリジョーと少女の生きてる時代違うんじゃないのかとか色々考えたけどそんなこともなさそうだったしな!!.
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そして、少女がオダギリジョーに私のことを見てくれた人は初めてみたいなこと言ってたけど、冬にランジェリー姿で崖で歌歌ってたら誰だって見るよね??私だって見るよ??.
I see you
香港の小さな漁村とそこで暮らす日光を浴びられない少女の物語。
母親は元ミス香港準優勝だが日光を浴びると痩せ細って死んでしまうという病気で亡くなっており、自身も同じ病気という主人公。
夜な夜な海辺の岩礁で肌を晒し歌う少女と、ある日村の高台の廃墟に住み着いた謎の日本人が交流していくストーリー。
病気のことや母親のこと等、終盤をむかえる前に色々と答えが出てしまって、どうなることかと思ったけれど、まだまだ投げっぱなしな事象は山積。
その後の話は陳腐だし、全体的にもありがちな話だけど、静かで澄んだ独特の雰囲気で退屈なおとぎ話にはならなかった。
透き通る映像
雑然雑多な風背景なのに叙情的に魅せる。
ストーリーは弱い、だがそれにより人物像、主人公のアンジェラ・ユンの透き通る様な容姿がより鮮明に浮かび上がっている印象、少年も好演、オダギリジョーが渋くカッコ良かった。
カケラ
記憶は、時に、曖昧で拙い。
断片はクリアでも、のりしろがどんなだったかは、思い出せない。
薄く靄がかかったようでもある。
白い少女。異邦人。少年。取り巻く人々。母親の幻影。父親。
孤独だった。悲しかった。恋をした。決心した。
どれも重要なキーワードだが、繋ぐストーリーは、安物の消しゴムで消されるように、少しずつ、時が曖昧にしていく。
やがて、間に生まれた距離は、断片をピースごとに際立たせ、美しい記憶のカケラとして残すのだ。
記憶の中の街は賑やかで、故郷の自然は豊かだった。
白い少女は美しい女性に成長し、通り過ぎた異邦人は何処かで生きているのだろう。
残った少年は、どうしているだろうか、たくましく育っているだろうか。
想像が、記憶と今を繋ぐ。
風景や周りの人々は移り変わる。
でも、自分の原点は、アイデンティティは、変わらずに、自分の中に生き続け、想像が今に繋いで、カケラは更に美しく輝き続けて行く。
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