ライリー・ノース 復讐の女神のレビュー・感想・評価
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強すぎます!
大変スッキリしました
内容は良いけど❗
まさに復讐の女神
96時間の女性版
リアムニールセンを戦士にした監督さんの作品。
今回は、ジュニファガーナが、夫と娘を惨殺され
身体を鍛え、復讐に挑む話だ。
まあ、ありえる?ってあるけど
娯楽作品としては充分だ。
ジョディフォスターのブレイブワンを思い出しますね。
リベンジアクション映画として価値がある
復讐というのは恐ろしいほどの意志が必要とされると思う。本作品のように夫と子供を理不尽に殺され、仮にギャング組織に復讐しようと思ったにせよ、実行するには数多くの犠牲を払わねばならない。その犠牲というのは、ひと言で言えば日常である。普通の人の普通の暮らしは、喜怒哀楽を日常生活の雑事に紛れ込ませ、暦と一緒に流していく。日常は人生であり、それを捨て去ることはそれまで暦に刻んだ人生を捨て去ることに等しい。
復讐には、人を呪わば穴二つという面がある。違法行為による復讐は自身を窮地に追い込むことになる。違法行為を行なうことで自分を相手と同じ位置に貶めてしまうことにもなる。かといって復讐の相手を社会的に抹殺するなどというカッコイイことは権力者か大金持ちでなければ簡単にはできない。
だから一般人は恨みの気持ちを押し殺して平静を装いながら日常を生きるしかないのだ。それでも時折は被害を思い出して夜中に飛び起きて怒りに震えることもある。怨恨は一生かけても消えないものなのだ。
さて本作品の主人公は、最初は普通の人がするように、まず法に訴える。しかし世間は四面楚歌だ。イントロのシーンで高級住宅街というさ言葉が出てきて、主人公が格差を感じていることがわかるが、それも主人公が追い詰められる一因だろう。そして追い詰められた彼女は、我々には決してできないことをやってのける。まさに痛快である。リアリティもあり、見応えがあった。
復讐に向かわず、心の傷を癒やす再生物語にする方向もあったと思うが、本作品はリベンジアクション映画として、それなりの価値があると思う。特に主人公が普通の中年女性であるところがいい。落ち着く場所も現実的だ。警察内部の微妙なコミュニケーションのズレも物語のスパイスになっている。
母ちゃん覚醒
守護天使
麻薬密売グループに娘と旦那を殺された主人公ライリー・ノースが復讐する話。
折角逮捕された実行犯も黒い力で無罪放免となり、主人公が姿を消して5年後、関係者が次々に襲撃されライリー・ノースの関与が明るみになっていくというストーリー。
銃撃、爆破、格闘にナイフとその時の為に潜った主人公の怒りと覚悟が爆発しまくり、たった一人の女性に振り回される麻薬密売グループと警察。
拠点の洗い出しは方はユニークだったけど。
途中まで一本道で判りやす過ぎるけれど、ちょこちょこみえる対象以外への対応も良いアクセントだし、ちょっと頭を使ったラストの展開も気持ち良く非常に面白かった。
明らかに犯罪だしかなりの重罪だけどねwそれでも民意は彼女の見方というのはなかなかリアルで、皆さん鬱憤たまってますねという感じも上手いよね。
最強ママのメリケンサック!
深手の傷も何のその。ホッチキスを打ってテープでぐるぐる巻き。そんな冒頭でのいきなりの復讐劇が気持ち良い。悪人を一人始末してから5年前に家族を殺されたエピソードが始まるのですが、その時点で『キル・ビル』を意識していたのではないでしょうか。作りこみ方は『96時間』監督だけあってさすがとしか言えないほどで、アドレナリン増加と爽快感を提供してくれます。
単なる復讐劇と侮ってはいけません。最初から最後までアメリカの現実である貧富の差をまざまざと見せつけられ、麻薬犯罪の横行、警察官の汚職、アルコール中毒を嫌っている描写が続きます。スラム街ではライリーが守護天使として有難がれ、事件発生率の低下にも協力していた。また、常に「正義」という言葉を使うところも違和感があるけど、悪を憎む気持ちに変わりはない。そんなライリーはヨーロッパに渡航して地下格闘技で鍛えて筋肉ムキムキになり、銃強奪も軍用のものしか選ばないという復讐マシンとなって帰ってきたのです。
処刑後に観覧車に吊り下げられ3人の実行犯の映像がホラーテイストもあり、わくわくさせられ、最後は命令を下した麻薬カルテルの首領ガルシアを打ち取れば終了!のはずが、悪党にも可愛い娘がいたために、とどめを刺せないところが彼女の唯一の弱点。やっぱりヒロインにも弱点がなけりゃね。
そして、「そっちか?!」と唸らせる警察内部の内通者。カーマイクルとモイゼスのコンビも良かったけど、ミスリードさせるカットもあり、まんまと騙されました。やっぱりアルコールが悪の第一歩なんですね。描き方は麻薬よりも悪そうだった(笑)。さらに、これを言ったら完全ネタバレになるけど、続編希望・・・
スカッとします!
復讐する女
大好きです
大好物なジャンルだけに惜しい
何が惜しいって、普通の主婦が殺人マシーンになる臥薪嘗胆の日々がスパッと割愛されてしまってんだよね。とんでもないハードなトレーニングで気絶したり、虎の門みたいなところで謎の老師に来る日も来る日も訓練されるとか、そういうのがあると見ている自分もいつの間にか応援していて、いざ復讐へ向かうときには、さあ、いくぞってなるのに。
ライリーがロスに舞い戻ってくると、いきなり3人を血祭りにしてしまう。おいおい、ちょっと早いよ。スカッとするんだけど。悪徳判事への決め台詞もキツいシャレがあってよかった。
中盤はちょっとダレるけれども、高慢ちきのママへの軽いリベンジがあり、ちょっとしたミスリードもあり、全般的には楽しめた。
出た!勧善懲悪!
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