劇場公開日 2019年9月27日

  • 予告編を見る

「【夫と娘を理不尽に殺された哀しき女の壮絶なリベンジアクション。作品のテンポも良く、守護天使になった娘が見守る正しい懲悪物語でもある。】」ライリー・ノース 復讐の女神 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【夫と娘を理不尽に殺された哀しき女の壮絶なリベンジアクション。作品のテンポも良く、守護天使になった娘が見守る正しい懲悪物語でもある。】

2025年1月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

■ライリー・ノース(ジェニファー・ガーナー)は夫クリスや愛娘ヘイリーと共に幸せに暮らしていた。
 ある日、彼女は娘の誕生日を祝うため遊園地に出かけるが、クリスが一度だけ現金強奪に誘われた(けれど、断っている。)ガルシアという男が率いる麻薬組織の襲撃に遭い、一瞬にして家族の命が奪われてしまう。
 一命を取り留めたライリーは、一瞬観た容疑者たち三人を特定し犯人であると断言するが、裁判では、犯人側弁護士、何もしない検事、裁判官により彼らは容疑不十分により、釈放されてしまう。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・ライリーは、勤めていた銀行から5000万ドルを強奪し、身体を鍛え5年後に夫と娘を殺した麻薬組織の男達にキッチリと復讐を遂げて行くという非常にシンプルで、分かり易いストーリー展開である。
 が、ジェニファー・ガーナーの熱演により、その過程が様々なアクションと共に描かれており実に見応えがあるのである。

・警察の内通者だったカーマイケル刑事の最後を含め、彼女は且つて自分の娘の誕生日に嫌がらせをした愚かしきママ友の家にも押し入って休憩したり、夫と娘が殺された復讐をノンストップで行って行く様も、哀しいがスッキリもするのである。

・ライリーは、スラムの人や子供などの弱者には優しい所も良いのである。

<今作は、夫と娘を理不尽に殺された哀しき女の壮絶なリベンジアクションなのである。>

NOBU