劇場公開日 2018年11月4日

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「設定はやや難あり。スリリングで小気味良いサスペンス・アクション!!」コード211 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0設定はやや難あり。スリリングで小気味良いサスペンス・アクション!!

2018年11月12日
PCから投稿

怖い

単純

興奮

【賛否両論チェック】
賛:主人公達が突然巻き込まれた強盗事件と、犯人達との壮絶な銃撃戦に、観ていてハラハラさせられること必至。
否:実際の事件の要素はほぼゼロで、ストーリーもかなりご都合主義かつ荒唐無稽。ラストも呆気ない印象を受けてしまう。

 一応実際に起きた事件に着想を得ているとはいうものの、要素として残っているのは「銀行強盗の現場に、偶然パトカーが通りかかる」ということくらいで、ストーリー自体は設定にかなり無理のあるサスペンス・アクションといった感が否めません。
 とはいえ、緊迫感溢れる銃撃戦のシーンは必見です。娘との関係に心を痛めながらも、目の前の仕事に最善を尽くす警察官・マイクと、そんな彼の同僚にしてよき理解者でもある義理の息子・スティーヴ、そしてひょんなことから2人のパトカーに同乗することになった、いじめられっ子のケニー。3人が突如として巻き込まれた壮絶な銃撃戦にどう立ち向かっていくのか、観ていて手に汗握ること請け合いです。
 ツッコみどころは多々ありますが、それは一端置いておいて、純粋にアクションを堪能したい、そんな作品かも知れません。

映画コーディネーター・門倉カド