コード211
劇場公開日:2018年11月4日
解説
ニコラス・ケイジが主演を務め、アメリカ犯罪史上最悪と言われる実在の銃撃事件「ノースハリウッド銀行強盗事件」をモチーフに映画化した刑事アクション。引退間近の警官マイクは、いじめられっ子の高校生ケニーを同乗させながらパトロールしている最中に銀行強盗に遭遇する。進行中の強盗を表すコード「#211」をすぐに発動したものの現場に取り残されてしまったマイクは、ケニーを守りながら人質救出を目指すが……。共演に「アメリカン・スナイパー」のコリー・ハードリクト。「のむコレ2018」(18年11月3日~、東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋)上映作品。
2018年製作/87分/アメリカ
原題:211
配給:AMGエンタテインメント、ハピネット
スタッフ・キャスト
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2022年1月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
冒頭の傭兵集団登場シーンから学校でいじめられる黒人少年、そして若い警官夫婦の会話シーン、など思わせぶりな登場人物の伏線的な展開が続くが、ラストまで特にどんでん返しや衝撃展開があるわけではなく、わりと無難にストーリーが進み、まあおおむねハッピーエンドというオチ。
かと言って、つまんないかと言えばそうでもなく、ニコラスをはじめ他の俳優達の演技力はなかなかの説得力だし、個々のバイオレンスシーンやカーアクションなどは手を抜く事なくきっちりと描かれているなど、基本的な基準はクリアしていると思う。
まあ、単純にストーリーが王道であることと、インターポールの女性捜査官の活動が後手後手、というか大した成果はなかったという事と、銀行の支配人が登場する死亡フラグ的シーンから撃たれて殺されるまでの一連の行動などは、分かりやすく不要だったように思う。
2021年6月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波
スカッとしたくなった。
なかなか良かったよ、アクションは。武装強盗団との銃撃戦。ほんと良かったよ、アクションは。
ストーリーはクソです(笑)どいつもこいつも不要な登場人物ばかり。極め付けは美人インターポール。ここまでひどいとある意味笑えます。話のネタにいいかも。
ニコラスはセガールを目指しているのか(笑)
J:COM字幕版鑑賞
冒頭からワクワクでストーリーの広がり方も面白くてラスト近くまで楽しめました
なのにあの呆気なさ
ラストはさらにハラハラするような盛り上がり方にしてほしかったです
もっと面白くできそうなのに作品に思えました
2021年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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オープニングから派手な銃撃シーンでつかみはOK、一段落してお約束の登場人物の紹介へと移るが感情移入が決まるシークェンスなのでホームドラマ並みの時間を割く作品も多い中、短いシーンでテンポよく進むだらけない構成は秀逸でした。
ただ、突っ込みどころ満載、なぜアフガンくんだりからわざわざアメリカの田舎の銀行を襲うことにしたのかが説得力に欠け過ぎですね。普通なら資金洗浄役の女性をわざわざ登場させたのなら脅して自分たちの口座に振り込ませる方が合理的でしょう、銀行強盗は人質は盾にするのが常道なのに追っ払うのは解せません。レストラン爆破の陽動作戦は考えるのに犯人は相当の馬鹿なのか?、それとも鑑賞後の話題提供、突っ込み狙いの自虐演出なのかしら・・。
単純なポリス・ストーリーになりがちなので非行少年再生プログラムでのパトカー経験乗車というトリッキーなハラハラを持ち込んでいます。ど派手な銃撃戦の割にはヒーローものでなく普通の警官というのも地味に面白いが今どき力技の銀行強盗ものというのもずれている気がしないでもない。アメリカ人は西部劇の時代から銀行強盗ものが定番の好物なのでしょう。
映画の参考にしたという「ノースハリウッド銀行強盗事件(1997)」では犯人の重武装に対して警官が拳銃では歯が立たなかったのを教訓に警察へのM16機関銃の配備が進められたようです、確かに傭兵崩れでは戦争並みですね、銃社会アメリカの悲劇でした。