男はつらいよ お帰り 寅さんのレビュー・感想・評価
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おかえり、寅さん。ありがとう、寅さん。
試写会が当たったため、見ることに。
男はつらいよという日本を代表する名作映画だが、
自分は1度も見たことがなかった。
こういうものはあえて見ないで行ってみようというのが
自分流の映画の心得なので、見ずに劇場へ。
これは、いい作品だなぁ。スゴく面白い。
見てない自分でも最高だった。
寅さんこと渥美清さんは23年前に亡くなられている。
しかし、まだずっと生き続けているかのように身近に感じるのはなぜだろう。
いつも周りを明るくし、賑やかにしてくれた。
思い出を振り返るように現れるのだが、
違和感が全くない。自然に出てくる。
満男は決していいお父さんとは言えないが、
この何年もの間で相当苦労をし立派になったと思う。
小説家になり、有名になり、そして初恋の相手である泉ちゃんに再会する。
桜田ひより、カンニング竹山、濱田マリ、出川哲朗など知ってる人もたくさん出ていた。
現代に沿った楽しい映画になっている。
音楽もいいなぁ。誰しもが聞いたことある名曲。
ラストは、、、グッとくるな。
これから男はつらいよシリーズ、どんどん見よう。
おかえり、寅さん
ビギナーでも大丈夫!50周年のプレゼントは心の中の寅さんでした。
「もう一度寅さんに会える!」本当に楽しみにしていましたが、寅さんの不在を突きつけられるOPにショック。(゚д゚lll)
寅さんにまた会える映画ではなく、とらやの人達の心の中にも、私の心の中にも既に寅さんがいた事に気づかせてくれる映画でした。
50周年のプレゼントに、永遠の寅さんを貰えたようで、山田洋次監督には感謝しかありません。(T ^ T)
『男はつらいよ』の新作が作られると聞いた時には、てっきり現代の映像技術で渥美清さんを蘇らせたストーリーなのかと興奮しましたが
少しずつ全貌がわかってくると、どうやら小説家になった満男が過去を思い出すストーリーのようで…
「これまでのダイジェスト版? 49作目みたいに満男のナレーションが入った特別編?」
金曜寅さんや土曜寅さんが終わって、寅さんロスが長くなっていた事もあり、とにかくどんな形にせよ、寅さんに会えるのを心待ちにしていました。
結果的には、どちらにも属さない「新作」で
現代の満男のストーリーが進むなかで、事あるごとに寅さんを思い出して、当時のシーンが挿入される作りでした。
…たとえばメロン。
もう、寅さんファンの皆さんならメロンが出てきただけでお分かりでしょうがww
網目メロンを手にしたときに「そう言えば、メロンでこんな事があったわねぇ。」と、あの名シーンが流れる…たまりません!!!(≧∀≦)
でも、それはメロンだけではなく、二階にあがる階段にも、帝釈天の境内にも、柴又駅にも家族の思い出が溢れていて
満男にとっては「おじさんならこんな時、どう言っただろう…」と心の指針にもなっている。
ただ過去の名シーンをパラパラと入れ込んだだけの映画ではなく、過去のシーンを入れることで、寅さんが今でもみんなの心の中に息づいている事を感じさせる映画でした。
寅さんは見る度に発見があるシリーズです。
子供の頃は面白い寅さんが大好きでしたが、大人になってからは男としての寅さんの魅力にハマり、
家族を持つようになってからは、さくらの優しさが泌みるようになりました。
長れるような名調子に酔って、つい言い過ぎる寅さん。憎めない愛くるしい笑顔。
今回の映画では、過去の懐かしいシーンで寅さんの魅力を再確認すると共に、寅さんが寅さんらしくいられた…心配しながらも寅さんの生き方を受け入れて、帰れる場所になっていた、とらやファミリーの暖かさと懐の深さを感じました。
そして、リリーに会えたのが嬉しかった〜〜(ToT)
歌うようなセリフ回しは、寅さんの名調子を聞いているようで、胸が熱くなりました。
イズミちゃんママも良かった。
歴代マドンナの名ショットは、当時の輝きに満ちていて、涙が止まりませんでした。
そのまま戦後の女優名鑑になる価値がある。
50周年で50作目となる『お帰り寅さん』は、寅さんファンとしても、映画ファンとしても満足のいく作品でした。
ちなみに、一緒に行った友達は親がテレビで観ている横でチラ見したぐらいの寅さんビギナーで、満男の父親が寅さんだと思っていたレベルだったのですが、
序盤でさくらと博のエピソードがあったので、すごくわかりやすかったそうです。
なるほど!それで選ばれたエピソードだったのか(^◇^;)
そして何より嬉しかったのは、寅さんのカッコ良さもわかってくれたところ!!
「あの優しさには、寄り添いたくなる。」と言ってくれて感激でした。
自然に人の心を開いて、人の心を癒して許してくれる。そんな寅さんの魅力が伝わったんだなぁ(*´꒳`*)
追記:満男のストーリーとしては、ナレーションが暗すぎて、こじらせたまま大人になってしまった満男が正直しんどい(^-^;
必要以上に介入してしまうところは寅さん譲りだけど、ウエット感がどうにも…。
自分の心は、そうそう思うようにコントロールできるものではないけど、あまりにも不器用な満男の生き方に心配が残る(←もはや身内感覚なので余計に)
あと、満男の娘が今どきの女の子とは思えないww
どこで純粋培養したらこんな言葉遣いになるのか?
我儘を言う事もなく、しっかり者で優しさと気遣いもパーフェクト!
さくらの遺伝子強すぎ。
頼りない男親を気遣って、イイ娘にならざるを得なかった?そう思うと不憫でならない。
寅さん復活 最新技術を駆使して蘇った寅さん 監督、脚本の山田洋次氏...
寅さん復活
最新技術を駆使して蘇った寅さん
監督、脚本の山田洋次氏の寅さんに賭ける情熱が伝わってくる映画。上手くエピソードをつなげていて、寅さんがしっかりと主役を演じあげている
久々スクリーンに戻ってきた後藤久美子の演技は、学芸会を観ているようで残念だったけれど、スクリーンに映し出された、今も現役で活躍されているマドンナ達の若かりし頃を観れただけでも、この映画を観る価値があったと思う
試写会にて。年齢層高め。
渥美清に捧げる作品かな。
懐かしい方々にも会えますね。
年齢層高めのご夫婦や、親子連れなどで8割ぐらいの観客でした。
笑い声も起こり、マナーは良かったです。
ただ、エンドロールの時に一人の方のスマホが光っていました。(残念)
渥美清の声、哀愁が感じられて、私には心地良かったです。
最後のエンドロール、グッと来ました。
恋愛は素晴らしい!
諏訪満男、そう博やさくらの物語でもあり満男の成長の映画でもある
私は彼より三つか四つ上の年齢なので彼の気持ちがそこそこわかるような気がします
女性を苦しいまでに好きになり何もできずにただ見ていたあの頃がもどかしく懐かしい
歳を追うごとに寅さんの言っていた意味が一つ一つ分かるようになりあの時こう言えば良かった
もっとこうしていたらよかった
嫌われたっていい、「好きだ」と言っていたら今とは違った今があったのかも知れない
でも後悔はもう今さらしない、自分が出来なかったことは自分の自分の人生
今いる人達それぞれが幸せにと願うばかりです
心から良かったと思える寅さんに出逢えたことに心底感謝します。
作り物かもしれないけど、もうそこには心が宿り私の人生に寄り添っていてくれるそんな人
とらやの人々は身近な親戚のようでとても心地いいんです
寅さん、リリーさん元気でしたよ
おかえり、寅さん。
おかえり、寅さん。
あの懐かしき、渥美清さんが帰ってきました!
始めに、男はつらいよのオープニングが流れてきたときには鳥肌がゾクゾクっと。
そして聞こえる声は、な、な、なんと桑田佳祐さん♪
その歌声はまるで渥美清さんそのもの。
一瞬本人の歌声かと聞き間違えるほど、似ていたので感動しました(*^o^*)
そうして始まった寅さん。
舞台は現代ではあるものの、やはり寅さんの面影は至る所に感じられるから素晴らしい!
主人公は、さくらさんの息子の満男。
冒頭では、彼の初恋の泉ちゃんが出てくるので、とても懐かしい気持ちに包まれました。
さらに彼が、結婚して高校生の娘がいることに驚き!
立派に一人の父親として娘を育てていました。
さくらさんも変わらず、あの「とらや」に住んでいたのが素敵!
夫と仲良く生活しながら孫の成長を見守る、その和気藹々とした雰囲気が見ていて微笑ましい。
直ぐにでも、寅さんの空気を感じられる空間に、ジーンとするものがありました。
そして、満男が寅さんを思い出すたびに、様々なエピソードが蘇る…。
その一つ一つに味があり、観ているだけで心が満たされます。
満男の子供の頃から、青年→大人へと変化する時代の流れの中で、寅さんの存在がいかに大きかったか。
さらにさらに、色々なヒロインと繰り広げる色恋沙汰もとても懐かしい。
浅丘ルリ子さんとの、駆け引きも今もなっては貴重な思い出。
あの時寅さんが結婚していたらこのドラマは終わっていたのかもしれない⁈
そう考えると、なかなか深いエピソードだなと思いました。
そういった、あの頃はドキドキハラハラさせられたエピソードも、今となっては微笑ましく笑えるものばかり。
虎さんがこんなにも愛されているのは、彼の人柄と、周りの人たちの温かい心があってこそだってことを改めて感じました。
バリバリ寅さん世代の人はもちろんですが、寅さんを知らない平成生まれの人も楽しめそうな物語。
ヒロインだった人を観ていると、今は大女優の人がたくさん!
まさか、こんな人までもが寅さんのヒロインをやっていたのか!?
という、サプライズな映像に驚きの連続でした。
この体験は、是非映画館で味わってほしい!
そして、エンドロールで流れる、渥美清さんの圧巻の歌声に聞き入ったなら、自然と拍手が巻き起こることでしょう
(((o(*゚▽゚*)o)))
この感動は、世代を超えてたくさんの人に共感してほしい!
50話めのフィナーレを飾るにふさわしい、素敵な映画でした。
感動をありがとうございました(o^^o)
寅さんファンには、たまらない作品です。
今春から「男はつらいよ」の全49作を改めて最初からすべて鑑賞しました。今回の「男はつらいよ 50 お帰り寅さん」は、50作目に相応しい素晴らしい集大成です。渥美 清さんという喜劇の名役者が、主人公の車 寅次郎を死ぬまで演じきり、逝去後、甥っ子の満男が、寅さんの恋愛を引き継いできた、寅さんシリーズの続きの意味合いもあり、映画ファンなら必ず
知っている、素敵なマドンナ、若い頃の女優にも会える秀作です。寅さん映画を見た方なら懐かしさを感じずには得られないと思います。
寅さんに生涯をかけた山田名監督の最後の寅さん作品になる可能性も秘め、寅さんを通じて視聴者や鑑賞者に訴えたい思いが込められているようにも感じます。
結婚しそうで出来ない、マドンナの綺麗な女性に惚れる/恋する男心、恋という人生の喜び、女性の恋心に気付かない男のもどかしさ、気付いても自信がなく結婚が不安になって旅に出てしまう、寅さんの弱さ。甥っ子の満男はしっかりと寅さんの良いところと弱さを理解し、悩みながらも告白する勇気を出せるまでに人間的な成長を遂げている。
学歴でない、学でない、人に対する寅次郎の気持ちのやさしさ。昭和のお父さんに共通した
傾向であった、短気で頑固な気質。暖かい家庭の団らん風景、家族に囲まれた、人間の喜怒哀楽の共有。生活を通した人間模様、家族の親子、兄弟、親戚の関係。結婚、離婚、シングルマザー、片親の子供、人間の老いと看病・介護。避けては通れない人間の辛さや宿命に
まみれながらも、そこにある、ささやかな会話や笑顔。そして、寅さんの馬鹿話や滑稽な
やり取りから生じる、ホッとなる、気持ちが安らぐ、安心感と喜び。
「男はつらいよ」シリーズが、国民に長く愛され、親しまれてきた、笑いと失恋の淋しさ
の繰り返しが、人生の喜怒哀楽と重なり、共感を生み、喜劇名作と言われる所以ではなかろうか。是非、映画館での鑑賞をお勧めしたい。オンディマンドで何度も鑑賞させて頂きましたが、劇場公開後も、劇場で、大きな映像スクリーンで、寅さんを満喫したいと思います。
やっぱり寂しい
私は満男と同世代ですが両親が寅さんファンだったので小さい頃から私自身も寅さん大好きでした。
今回の試写会本当に楽しみにしてました。
内容は言えないけど一言感想を言うとしたらやっぱり寂しいです。私も満男と同じように寅さんにとてもとても会いたくなりました。
寅さんを知る人はもちろん知らない人もきっと楽しめるような気がします。
今改めて『寅さんロス』になっています。
否応にも感じさせる主役不在の寂しさ
アラフィフとなった満男が、伯父である寅さんとの思い出を過去作のシーンを織り込んでフラッシュバックしていく。
タコ社長とケンカしたり、歴代マドンナたちとのデレデレなやり取りといった寅さんの名シーンが洗練された4K映像で観られるという点は、往年のファンには嬉しいかも。
その一方で、『男はつらいよ』シリーズを未見の人向けに製作したダイジェスト的な内容な分、寅さん不在の寂しさも突きつけてくる。
高齢者介護という、誰しも避けては通れない事情にもシビアに踏み込んでいるが、そんな時に寅さんだったらどう向き合うのかという、「嗚呼、もう寅さんはいないんだ」という現実を否応にも感じさせてしまう。
結局のところ、寅さんの代わりは誰にも務まらないのだ。
本作をもってして新規ファンが獲得できるは不明瞭だが、過去作自体は今観ても楽しいと思うので、未見の方はチェックしてみては。
あと、吉岡秀隆は年を重ねるごとに演技が仰々しくなっていて、まだ若い頃の方が演技が上手かった気がする。ゴクミの演技は、まぁアレだ。
ファンのため
ホントにオープニングのあの展開は必要なのか。
愛は感じるが、果たして。
なんだか、そこだけ別世界な感じ。
追記
否定覚悟だが、桑田さんの参加は要らなかったと思う。
話題としては効果的だが、取って付けた感。
ストーリーは何ということもなく、
これまでのエピソードや登場人物に、のっけから涙。
物心ついた頃から寅さんを見てきたし、浅草の母の実家は寅さん世界そのまんまだった。だから、他人の話には思えねぇんだよ。どんだけ寅さんの言葉に救われ、教えられたか。
寅さんは生きているのか、どこにいるのかを、かわしながらの展開。もう、どっちでもいいのかもしれない。
俺の中にいる。
そう思っていく。
つまり、映画としてどうのこうのではなく、
スクリーンで会えたからオッケーなんだと思う。
満男君の感情表現がくどい気がした。
好きな俳優さんだけに、ちょっと心配。
否定的な事も書いたが、見て良かったし、
見てもらいたいと思う。
過去作を見直すことにしよう。
笑いながら、泣きながら。
こんな伯父さんいたら大変だろうなあ。側から見る分には面白いけど。
未見でレビューは良くないのはわかっていますが、
寅さんだけは特別扱いさせてください。
ジェームズボンドやルパン三世は代替わりできても、
車寅次郎だけは渥美清以外は有り得ない。
よって絶対に新作は無いと思っていました。
この新作に若干の疑問を感じなくもなかったのです。
しかし、寅さんだけは特別だなあ。山田監督がやることだから、面白いだろうなあと期待しております。
観たらきちんと書き直しますのでご容赦ください。
結構毛だらけ猫灰だらけって事で。
さて、正月まで待って観ました。
映画は寅次郎を知らなくても面白いと思う。
寅さんのいない盆・正月になって久しいです。
昔いつも思っていました。
こんな伯父さんいたら大変だろうなあ。側から見る分には面白いけど。
この感覚を今回も確実に味わえます。初めてでも多分同感でしょう。
この時点で山田監督流石です。面白い。
自分も日本中に多くいるであろう満男の一人だなあと思ったのです。
たまに寅さんを思い出さなきゃなあ。
エンディングにマドンナ特集。
エンドロール後にギャグ特集があれば最高だったなあ。
まくら、さくらとってくれ。
さしずめインテリだな。
寅さん、人は何故死ぬの?
そりゃ、決まってんじゃねえか。
もしもだよ、人が死ななかったら、たいへんだよ。
ただでさえ狭い日本だ。日本中、人だらけだ。ギューギュー詰めになっちまう。
え、そしたら、な、柴又で誰かがくしゃみでもしてみろ。
ハックション。
お尻が隣の人にぶつかっちまう。
その隣でまたぶつかって。次から次へと。最後は日本海に誰かが落っこっちまう。そしたら困るだろう?え?
(三十何年前?の記憶なので不正確)
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