劇場公開日 2019年12月27日

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男はつらいよ お帰り 寅さんのレビュー・感想・評価

全273件中、241~260件目を表示

4.5純粋に面白かった

2019年12月27日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

爆笑と云う訳でなく、思わずフフッて笑う感じでほのぼのとしていて良かったです。
最後は多くの方の拍手で終わりました。

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kachasin

5.0【寅さんはいつでも、義理人情の大切さを私たちに教えてくれた。辛いけれど、今作では”人の生と死”についても深く考えさせられる。くすりと笑った後に涙が滲み出てきます・・。】

2019年12月27日
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鑑賞方法:映画館

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幸せ

 オープニング、桑田佳祐さんが朗々と、”男はつらいよ”を歌い上げる。

 物語は、現代の諏訪家と過去の名場面を絶妙に繋いで描かれる。違和感はない。
 山田監督、流石であります。

 満男(吉岡秀隆)は小説家になっており!彼のサイン会に初恋のイズミ(過去作では泉:後藤久美子)が現れ、物語は面白さ(と一抹の寂しさ。寅さんが終わってしまう・・)を増していく。

 過去の場面では寅さんが懐かしくも可笑しきセリフで笑わせてくれるが、どの場面でも何故か、くすりと笑った後に涙が滲み出て来るのである。

 周囲も同様の様で、笑いの後、鼻を啜る音が所々で響く・・。

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 今作は過去作を懐かしむだけの作品ではない。現代社会が抱える問題を山田監督はきっちりと作中に取り入れている。

 ・イズミは国連難民高等弁護館事務所で働いており、劇中ではシリアの内戦の風景や、父を第一次世界大戦、夫を第二次世界大戦、息子と孫を内戦に送り出したという女性の言葉が紹介される。
 ”あなたのような人がこの国に来て、私たちを助けようとしてくれているだけで、この世界は”少しは”良くなるのかもね・・”

 ・イズミと不和だった父(橋爪功)は母礼子(夏木マリ)と別れ、三浦半島の施設に入所している。所謂、介護問題の現実も重く描かれている。切ない場面が続く・・。
 だが、ここで満男は寅さんの言葉を思い出し、イズミを勇気付ける。
 寅さんの気質が確かに満男に引き継がれている事を知り、涙が滲んでしまう・・。

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 物語の後半、歴代の美しきヒロインが続々と大スクリーンに登場するのを観ても、”寅さんは日本一のモテ男だよなあ、良い漢だものなあ”と再認識しながら、涙が溢れる・・。

 帰って来た寅さんの、生き生きと躍動する姿と笑うと目が線になるあの忘れ難い笑顔、張りのある良く響く声で口にする”粋な台詞”の数々の素晴らしさ。

 そして、ラストに渥美清さんが張りのある声で歌う”男はつらいよ”が流れる・・。

 涙でエンドロールが霞む・・。

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 『今作を観て、改めて山田洋次監督の凄さを思い知らされました。
 又、山田監督始め、全ての作品に関わった多くの方々に(若輩者ではありますが、)感謝申し上げます。
 20代の頃はこのシリーズの良さが余り分からなかった事もありましたが、年を重ね、様々な経験をする中でこのシリーズの素晴らしさを知り得た事は私にとって貴重な事でした。(30代の頃は、寅さんの言葉に勇気を貰った事もありました。)本当に有難うございました。』

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<提案:現代の小中学校の授業の中に、月に一度で良いので「男はつらいよ」を観る時間を設けるというのはどうだろう。
 イジメ問題(含む教職員間)を含めた諸問題が激減するのではと思うのは私だけだろうか?>

〈2019年12月27日 劇場にて観賞〉

〈2020年 1月5日 劇場にて再度観賞〉

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NOBU

3.5過去作は未鑑賞なのに何故か懐かしい

2019年12月27日
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実は今まで「寅さん」を観たことがなく、大丈夫かな?という気もあったのですが、さすが国民的映画!
置いてけぼりになることもなく、しみじみできました。

吉岡秀隆さん演じるミツオの回想を通じて、初めて寅さんにきちんと接し、こういう人だったんだ…と分かって、妙にうれしいような気持ちに。

名シーン集にならないよう工夫がされていますが、おなじみのセリフは「これこれ!」と盛り上がり、登場人物の若いころに驚き(特に女優陣が可憐で美しい)、そして大事なことをさらっと語る寅さんに、やっぱり感動します。

現在進行形のミツオとイズミ(後藤久美子さん)をめぐる物語は、あれれ?という部分もあったものの、総じて年代問わず安心して楽しめる作品です。

ちなみに65歳/男性と共に鑑賞したのですが、山田洋次監督の想いとか、そういうものも含めて存分に満喫したそうです。

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めいべいびー

4.0山田洋次監督の遺言状

2019年12月26日
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鑑賞方法:試写会

最初に言っておくと、この「男はつらいよ」シリーズって、48作目の「男はつらいよ 寅次郎紅の花」のマドンナが、浅丘ルリ子さん演じるリリーさんで、最後は、寅さんとリリーさんが同棲のような感じで終わって、渥美清さんには悪いけど、その映画を最後に亡くなってしまい、私の中では、リリーさんか、八千草薫演じる志村千代さんと結ばれるといいな思っていたので、48作目で「男はつらいよ」が終わったので、私の中で大変に納得感と満足感が有ったので、勿論ですが、新作やリメイクなどは望んではいませんでした。

そして、それから時が経ち、「男はつらいよ お帰り 寅さん」が制作される事が発表され、満男のその後の話だろうと分かっていましたが、しかし、やはり大好きな映画でありシリーズだったので、どうなるんだろうと試写会当日まで大変に楽しみにしていました。

私自身、スクリーンに本作品が映写され話が終わるまでなみなみならない気持ちで本作品を鑑賞させていただきました。

で、本作品を見た感想ですが、さすが、山田洋次監督ですね。よくここまで話を作り上げたかな・・・・

山田洋次監督には申し訳ない事を言うと、本作品、「男はつらいよ」シリーズの集大成ではなく、山田洋次監督の遺言状と捉えました。

山田洋次監督自身にとってもこのシリーズはとても想い入れが有って、本人の中でも、しっかりケジメと言うか、ピリオドと言うか、今の日本の生活感にこのシリーズを通して何かを訴えたかったのか、隣、近所が有って、そこには人としての思いやりや信頼感があり、それが日本人の良い所だと言わんばかりに、私が見ても、なぜか懐かしさを感じてしまう・・・・・

また、元気だった頃の渥美清さん、三崎千恵子さん下條正巳さん太宰久雄さんが当時のシーンで大きなスクリーンに蘇えると、懐かしさと共に、会った事はないのですが、なぜか、悲しい気持ちにもなりました。

しかし、本作品、「男はつらいよ」シリーズって本当にいいですね。改めてこのシリーズの良さを再確認できました。

寅さんの幾つかの台詞がありますが、あえて言えば、何時聞いても良いですね。

あのセリフに大変に憧れました。

正直、本作品、スピンオフ的な要素の方が強いのですが、しかし、当時、まだ寅屋さんの家族が元気だった頃、誰かに焦点を向けたスピンオフが数本有っても良かったかもしれませんね。

強いて、難と言うか言ってしまえば、サザンの桑田さんの起用はミスマッチだったかな・・・・・

本作品を通して、「男はつらいよ」シリーズを知らない若い世代が、興味を持って頂き、本作品が何時までも忘れられず後年に残って貰えれば、ファンとして嬉しい限りです。

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sally

4.0メロンへの執念

2019年12月20日
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鑑賞方法:試写会

40作以降に生まれた若造が、シリーズ含め初めてみる作品に評価感想をつけるのは恐れ多いのですが。
シリーズ知らない人間にもハードルが低い(観て喜怒哀楽を感じられる)作品。
知らないから観ても楽しくないかな…と思った人こそ観るべし。
昔作品から切り貼りされた女優陣美しすぎて驚いた。

今でいうと「うっとうしい」「うざい」存在の伯父さん。「古き良き」と全部が言えるわけではないけど。「(寅さん)だったらどう思うかな、どうするかな」と浮かぶ存在はうらやましい。
リメイクなどではなくて、同じ監督が同じ俳優陣でつくる良さがにじみでてた。最初の歌、吉岡さんの演技が輝いていた。

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a0

3.523年ぶりの最新作

2019年12月19日
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鑑賞方法:試写会

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幸せ

舞台挨拶付きプレミア試写会で鑑賞。
第1作の公開から50周年となる23年ぶりの50作品目の最新作は横尾忠則さんの過去のシーンを繋ぎ合せたら違う話が出来るのではないかという提案から生まれたとか。
小説家になった満男と偶然再会した初恋の人・泉、さくら、博夫婦の現在のエピソードとデジタル化されたシリーズの回想シーンが見事に紡ぎ合った感動作。
シリーズの有名なシーンが満載であの騒動ももちろんあります。
寅さんファンは勿論、寅さんを知らない世代の人にも楽しめます。

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たのくら

4.5【ぼくらの七日間戦争】とsetで魅了\(^ω^)/!!

2019年12月18日
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鑑賞方法:試写会

主人が【男はつらいよ】が好きなので「試写会当たったら絶対一緒に行こうなぁ(^-^)♫」と夫婦で願ってただけに,当たった時は嬉しくて×➋なりませんでした。゚(゚´Д`)゚。

最初の頃【山田洋次さん作品】→“お堅いimage”があったのですが,実際に試写会で魅了後【ぼくらの七日間戦争】とsetで魅了出来た事に,只々感謝でした!
今作品は,寅さんの甥っ子さんを主人公にした,所謂“スピンアウト作品”だったので「【とらいあんぐるハート】→【魔法少女リリカルなのは】が誕生した雰囲気なんやろか...(^_^;)!?」と思ってたのですが,回想シーンで寅さんがちょく×➋登場したのが,切なくも素敵な展開で良かったです・゚・(ノД`)・゚・

葛飾の人情溢れる町並み&大好きな×➋京成電鉄&実らなかった恋愛etc...
正しく“山田監督world”な雰囲気でツボりました(←)www

東京で社会人生活を送ってた時代,綾瀬に住んでたので【懐かしさ】も刻まれてたのが泣けました...(;_;)
(※【締め】→“W不倫”になったんは流石に(っ'ヮ'c)わろっつぁぁぁぁwww)

吉岡秀隆さんのサブカルチックな演技は勿論,【桜田ひよりちゃん】&【北山雅康さん】→“ハマり役の役者さん”になったので,この❸人の役者さんを今後も☑して行きたいですね∧(ё)∧

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ゅずぽんず★

5.0これから寅さんを観てみようと思っている皆様へ

2019年12月16日
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鑑賞方法:試写会

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楽しい

ある年代になってわかってくる事がある。
例えば落語である。若い頃は古臭い演芸だと思っていた。しかし演芸場に何回か行って分かった、これは話芸の極致だと!
人の持つ力。想像する力。何ものにも代え難い力。
演芸場でこれは凄いと実感した。
談志師匠、曰く「落語は業の肯定である」

深く納得した。落語には愚かな人間が沢山出て来る。しかし愚かだが愛すべき人間だ。私達だって愚かな人間だ。不寛容とは真逆だ。
わかっちゃいるけどやめられないって言っても良いかも知れない。

例えば神社仏閣だ。ティーンエイジの頃は、修学旅行で古刹に行っても何も感じなかった。ただ古いだけ。線香臭いだけ。

馬鹿だ。その頃の私は馬鹿だ。その頃の私はただ眺めていただけだった。
今は違う。先人を思い。細かい部分に目を向けると新たな発見がある。飽きる事は無い。

神は細部に宿る。

例えば「男はつらいよ」である。10代の頃もたまに観に行ってたが、他に観る映画が無いと言う
消去的な理由であった。馬鹿な男が美女に
ふられる話かなあ、くらいの印象だった。

馬鹿なのは私だった。

かなり前の事だ。あるイベントで式根島に行った。自転車で30分もあれば一周できる小さな島だ。
しかし景色の美しさに仰天した。
半径2〜300メートル位の小さな入江。その外は太平洋の荒波。なんと海岸に近い所に露天風呂。時間がゆっくり流れている感じ。
何故か懐かしい。初めてなのに懐かしい。
銭湯に描かれている絵を想起させる。

その夜、式根島の小学校で映画の上映会が、あった。上映されたのは36作目「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」だった。

もうビックリですよ!私が見た風景が画面に活写されている!素晴らしい!
山田監督はこの美しい風景をフィルムに残したいと思った。小さな島なので「二十四の瞳」にオマージュを捧げ、第36作として「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」を完成させた。

その後初期の作品からビデオ視聴ながら見て行った。
3ヶ月位かけてで全作を見た。寅さんに対する思いがどんどん変わっていった。愚かな人間から好ましい人物に変化した。やがて大好きになった。
さらに崇敬し私の中の最高の手本となった。

寅さんは常に思いやりの気持ちを忘れない。短慮な所はあるが人の話をちゃんと聞く。また人の不幸を願うことは醜い事なのも分かっている。
柴又へも何回も通った。

この映画で初めて寅さんを観た方で旧作を見てみたいと感じた方もいるだろう。
最初から全部見るのが一番だが、私の中でこれを見て欲しいと思う5本をあげる。

① 一作目 男はつらいよ
② 五作目 男はつらいよ 望郷篇
③ 十五作目 男はつらいよ 寅次郎相合い傘
④ 十七作目 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
⑤二十五作目 男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花

五つに絞るのは厳しい、また異論もあるだろうが、個人的にどうしても見て欲しい五作だ。

日本の風景の美しさ、人を思いやる事の大切さ、下町の人情、言葉の裏にあるやさしさ、

全てが詰まっている!大好きな五作だ。

さて本作についての話に移りますが、もしかしてネタバレが含まれているかもしれません。ですからそれが嫌な方は読まないで下さい。

私は試写会でこの映画を観ました。久々に自分で応募して当たりました。場所は神田、神保町の教育会館 一ツ橋ホールです。

神田、神保町の場所を説明します。
四ツ谷、赤坂、麹町、ちゃらちゃら流れる御茶ノ水、粋な姐ちゃん・・・(自主規制)

まっ、その辺りです。

現場に着いて、ビックリ!早めに行ったのに大混雑!試写会で無料だからか?

貧乏人の行列だ‼️

まあ、私もだが・・・
上映が始まると、あちこちで啜り泣き・・・
あれ?! 私の頰が濡れてる!なんで?
泣く場面でもないのに泣けてくる。

主役は満男だ。なんと小説家になっていた!
周囲に促され仕方なくサイン会を開くことになった。そこに思わぬ人が現れた!

お話は現在パートの人、場所、物に触発されて
回想シーンが始まる。

さくらがメロンを持った時の事。くるのか?
くるのか?あのシーン?場内はザワザワですよ。
やはりきたーー!よっ!日本一!
お馴染みのメロン騒動ですよ。

もう場内大爆笑ですよ。みんな大好きなんだ!
私は前日にDVDで相合い傘観てるけど、大画面で、かつ満員の劇場で観ると格別だ!
いわば落語のような古典芸能の域だ。
わかっているけど笑っちゃう!

あの時代を代表する女優が画面に映し出されるたび、みんなうっとりですよ。
吉永小百合、今でも綺麗ですが若き日の小百合ちゃん。
まあ〜綺麗ね〜
そんな声が聞こえてくる。

田中裕子は妖艶な美女だ。想像つかないだろうなー、今時の人は。
大原麗子、大地喜和子、八千草薫、京マチ子
悲しいが鬼籍に入られたマドンナも銀幕の中では生きている。

時代(とき)の流れ。最初は電話を隣に借りていたさくらも今はスマホを使っている。くるまやもカフェになった。

しかし変わらないものもある。それは・・・

人情だ!人の情けと書いて人情。

物語の前半でお仏壇が出て来る。三枚の写真。
おいちゃん、おばちゃん、7年前に亡くなった満男の奥さん。寅さんの写真は有りません。

物語は終わり、シリーズ初のエンドロール。そこに寅さんの朗々とした歌声。
観客全員、滂沱の涙。
そして試写会にも関わらず拍手、拍手!

これ以上何を望むと言うのか?

50年に渡る長い長い、寅さんの物語。

寅さんは多くの人の心の中で生きている。
漂泊の詩人として今どこを旅しているのだろうか?

ありがとう寅さん、お帰り寅さん。

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masami

5.0日本人はクスクス笑いが好き

2019年12月14日
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鑑賞方法:試写会

寅さんいいなぁ
桑田佳祐さんの唄はいらない

ラストにいままでのマドンナのしーんがありましたが、こんなにふられていたのねー

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れこほた

5.050年かけて作られた奇跡の映画

2019年12月13日
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幸せ

試写会で見ました。

個人的にはここ数年で最高の作品でした。
男はつらいよ、初めて観たんですが
こんなに笑えて泣けて、なんだか懐かしくて
少し切なくなって、心が暖かくなってくる
ホントに素晴らしい映画でした。

パンフレットに書いてましたが
あなたにまた逢えるなんて
叶うはずもないと思っていました。
なのに逢いたくて逢いたくて
あなたを知ってる人も、知らない人も
あなたをずっと待っていた気がします等々

私も知らなかったですが待っていました。
という気持ちになりました。

観たらとても元気になりました。
お金払って劇場で何回も観たいです。
たぶん明日からシリーズ全作を観ると思います。

渥美清さんてすごい俳優です。
もちろん山田洋次監督も素晴らしい。
出てくる役者さんも全員素晴らしい。

追記)劇場で改めて観ました。過去作品もかなり観てから
挑んだので今回は味わい深い想いで鑑賞しました。
やはり素晴らしい作品ですね。

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tomクルー

4.0人情の熱さに改めて感動

2019年12月13日
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満男の記憶の中に出てくる寅さんは、やはり人情に熱かった。子供の頃から近くにいて助言されてきたとこが大人になって分かったのでないかな。勿論笑いもあり涙を誘うシーンも多々…
特に桑田佳祐によるオープニングの主題歌は涙が出るほどかっこよすぎ。往年の名役者の若かりしシーンもあり、寅さんファンには必見の作品です。

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koron

4.5気持ち良く、ほっと、一息つくことができる、同窓会でした。

2019年12月13日
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鑑賞方法:試写会

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楽しい

知的

演じていらっしゃる方も、そして、観客席の方にとっても、懐かしさと楽しさが、たっぷり、詰まった、日本映画界の同窓会でした。

それから、ファンの方もたくさんいらっしゃると思うのですが、4K技術での後藤久美子さん・・・・・、とても衝撃的でした。

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81。screen

5.0懐かしき映像

2019年12月11日
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鑑賞方法:試写会

懐かしき映像がテンポよく流れ、よくできた作品と思いました。寅さんの彼女が、みんな素晴らしい女優になっており、先見の良さを感じたの私だけではないと思います。監督の偉大さがよくわかる作品でした。

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ふんわりご飯

5.0終始半泣き。

2019年12月11日
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悲しい

試写会にて鑑賞。
以前は随分観た記憶のある男はつらいよも最近はめっきりご無沙汰で、頭の中の寅さんの存在も薄くなってきていた時に新作公開のニュースを知り、それからずっと楽しみしていました。
時は流れましたがそこにくるまやはありました。
懐かしいシーン多数。
ラストはニュー・シネマ・パラダイスのラストを観たときと似た気持ちになった。
ただこっちは物語の中だけではなくこのラストに辿り着くまで実際に50年かかってるから凄い。
主題歌を口ずさみながら家路についた。
みんなそうじゃないかなぁ。

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にしゃーん

4.0総集編

2019年12月11日
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試写会で観賞、普段観ている映画より周りの席にいる方たちの年齢層が高い(笑)
総集編といった作りで、昔のマドンナ達が続々とスクリーンに映し出される。こんな女優さんが出ていたんだと 感心してしまった。
久々に見た後藤久美子は海外生活が長いせいか、日本語に若干違和感があったが、変わらず美人さんでした♪
満男の娘、ユリ、こんな良い娘はいまの世の中には絶対にいません!

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hidezo

4.0シリーズ全部観たくなりました。

2019年12月11日
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12/5(木)
映画(試写会):男はつらいよ お帰り 寅さん
会場:一ツ橋ホール

実はこのシリーズをあまり観たことがないのですが、この作品だけをピンポイントで観てもとても良いお話しで面白かったです♪

主演は渥美清さんとなってはいますが、物語は吉岡秀隆さん扮する満男さんを軸に進むという展開でした。

過去作品は一つ一つ独立したお話しではありますが、全てちゃんとつながっていて大河ドラマのような世界観なんだなぁと思いました。

この作品単体でも十分に面白かったのですが、過去作をちゃんと観ていればもっともっと面白く、感動的に感じるはずです。

ちょっと過去作品を観てみたくなりました。

内容とは関係無いですが、吉岡秀隆さんと美保純さんが一緒に映っているシーンを観ると、どうしても北の国からを思い出してしまい、2人の会話に違和感を感じてしまいました。

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赤いハレー彗星。

5.0当たった試写会で観賞 ありがとう山田洋次監督

2019年12月10日
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幸せ

小説「悪童」読んで(図書館で借りて🙏)、NHKドラマ 少年寅次郎も見たら、当選ハガキがきた。 神様はどこかでみていらっしやるんですね。

良かったですよ。すごく。

新宿ピカデリーで2019年12月10日火曜日午後7時から観賞

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カールⅢ世

5.0寅さんは、生きてる。

2019年12月10日
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幸せ

大河原ユナイテッドシネマにて鑑賞。
涙があふれました。最後の、幕引きが、終わらないで欲しかった。このままずっと、諏訪満男の気持ちのままで、柴又で、居たかった。こんなに、笑い声が絶えることない劇場って、良いなあ。試写会場は、おじいちゃんおばあちゃん多かったから、吉永小百合のうた子さん出てきたら、懐かしー!って聞こえてきたり、笑い声、すすり泣く声、と言うかずぴっていう音、なんか良い空気だったよ〜。昔の人たちは、こんな良い映画を大画面で毎年お正月に観ていたのね。ズルイわ〜。高齢化社会の今こそ、寅さんどんどん上映して欲しい。
悲しきかな諏訪満男はヤモメになっており、いずみちゃんをどうにかすればどうにかできたはずだけど。奥さんなくしたことさえ言えずに、最後にはネタばらしするけどそれが、満男さんよね。チュッ。ゴクミは海外長いからね。フランス語もペラペラよね。森絵都ぽい設定。満男が小説家なの、デジャヴ感ね。どんな小説を書いたのかしらね。サイン会するくらいの小説。すごいじゃない!前職は、靴屋さんだったよね。新しく書く小説は、寅さんについてみたいだわね。妄想の、寅さん。
いずみちゃんのお父様の、橋爪功の隣のベッドに居たのは、寅さん?何かあった時には、満男さんの出番よね。おいちゃん、おばちゃん、御前様はとっくにお隠れになったんですね。新御前様が、登場しただけで、会場内笑い。満男の娘さんのゆりちゃんは、お祖母ちゃんが、仕立てて下さったの!!って、とっても良い子だわね。満男の子育ては、とっても上手なんですね。ハンカチに、アイロンかけてくれる娘なかなかどうして。トトロのサツキちゃんみたいに偉いわぁ。こんな出来た娘さんこの世に存在しないよー。このご時世、独身だって、良いじゃない。でも、編集部のお嬢さんが、ママになるのかな。家庭教師してるくらいだもんね。もうすでに、ママだわね。秋雨の中、電話して、結婚してくれ、とか言うのかと思っちゃった。

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ぷるぷるねいねい

5.0懐かしさに浸る2時間。歴代のマドンナがほとんどすべて登場する。お正月には「男はつらいよ」を見ていた少年~青年時代。

2019年12月10日
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鑑賞方法:試写会、映画館

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Movix堺で映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」を見た。

劇場公開日:2019年12月27日

2019年製作/116分/G/日本
配給:松竹

渥美清
倍賞千恵子
前田吟
吉岡秀隆
後藤久美子
浅丘ルリ子
夏木マリ
池脇千鶴
桜田ひより
橋爪功
小林稔侍
美保純
佐藤蛾次郎
北山雅康
笹野高史
濱田マリ
カンニング竹山
出川哲朗
林家たま平
立川志らく

劇場公開日は2019年12月27日なのだが、試写会に当たったので行って来た。
これ以前に試写会に応募して当たったのは10年以上前になるだろうか。
試写会の応募も10年以上していなかったのだがMovixからメールが来ていたので応募してみた。
最後に試写会に行ったのは確か、シュレックの3作目だか4作目だったと思う。
子どもを自転車の後ろに乗せて御堂会館まで見に行った記憶が朧気乍らもある。

渥美清さんが亡くなったのは1996年、最後の寅さん映画が上映されたのが1997年らしい。
22年ぶりに上映される「男はつらいよ」である。

物語は寅さん(渥美清)の妹さくら(倍賞千恵子)の息子である満男(吉岡秀隆)が作家としてデビューしたという設定で始まる。

満男のサイン会が行われていた書店に幼馴染で恋人の及川泉(後藤久美子)が偶然現れる。

2人の出会い(再会)によって起こる出来事とは?

子どものころは親や叔父に連れられてよく映画を見たものである。お正月はたいてい「男はつらいよ」を見ていた記憶がある。

寅さんというとぼけた、押しつけがましい、ケンカ早い、など欠点だらけだがなぜか憎めないキャラクターがどれだけ多くの人に愛されていたのだろうかと感じた。

ラストシーンで歴代のマドンナがほとんどすべて数カットずつ登場したと思う。
先日亡くなった八千草薫、大原麗子、桃井かおり他、懐かしい顔ぶれと懐かしいシーンの数々に浸ることができた。

上映時間は116分。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

5.0お帰り寅さん。50年分ありがとう。

2019年12月10日
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鑑賞方法:試写会

 桑田佳祐の歌を聴きながら、実は寅さんをスクリーンで観るのが初めてだったと気づいた。あぁ、正月映画といえば007だよな~セクシーな場面もあるし…などと、典型的なムッツリスケベ状態だった小学生時代。大人になるにつれ寅さんに憧れるようになった自分の歴史まで振り返ってしまいました。そんなオープニングタイトルからのクレジットは一旦活字になったのに、古い筆文字を使っていたのも原点回帰だったのかもしれません。

 サラリーマンを辞め、小説家になっていた満男。まだまだ駆け出しではあったが、サイン会を催されるほどの人気だったのだ。妻ひとみは6年前に他界していて、中学生の娘ユリ(桜田ひより)とともに七回忌法要へとカフェとなったくるまやへ向かう。やっぱり泉ちゃんとは上手くいかなかったんだな~と思いに耽りながらも、満男とひとみさんとの馴れ初めなんてのも訊いてみたくなった。もしや、貧乏暮らしで指輪を買えずにケースだけでプロポーズしたんじゃないだろうな?…と、これは別の映画でした(汗)

 おいちゃん、おばちゃんは死んでしまっていたけど、博、さくらは健在。あけみだってタコ社長の代わりに諏訪家を和ましてくれている。シリーズ後半から登場している三平ちゃんだって、しっかり仕事をしてるようで安心できるのです。三平ちゃんの奥さんは誰?と、細かなことまで気になりだしたらキリがない(予想としては木村加代ちゃん)。

 とにかく懐かしい!とはいえ、明け方まで復習のためシリーズ後半をチェックしたのに、これまた回想シーンでバンバン飛び出てくる。法事でも仏壇の上にはメロンが置いてあるし、棚の上には地球儀(第33作)だってある。出版社の壁には山田監督作品の『東京家族』や『隠し剣 鬼の爪』といったポスター。細かなところでは、ジャズ喫茶に飾ってあったフルートが泉そのものを連想させるという小道具の工夫があった。“メロン騒動”については、後半に回想されるので、劇場は大盛り上がりでした。

 世相の反映というか、いろんなメッセージも当然盛り込まれていて、ヨーロッパに住む泉が務めているUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の演説による、シリア難民の問題。高齢者の余生や介護、最期を看取るという家族の在り方、認知症や介護器具だってそれとなく問題意識を投げかけてくる。くるまやの中にも居室用手すりが設置されているのは圧倒的存在感があった。

 後藤久美子、浅丘ルリ子、夏木マリ、さらに倍賞千恵子、前田吟、佐藤蛾次郎みんな懐かしい(昨日も観たんだけど)。とにかく20年以上の歳月が彼、彼女たちの加齢も感じさせるが、元気そのものだったのがうれしい。あぁぁ、こんな感情、寅さんだったら上手く言えるのに、もどかしい・・・多分「元気だったか?」と優しい口調で語りかけてくれるはず。

 とにかく回想シーンが満載なので、寅さんの人となりを楽しむにはシリーズ未見でも大丈夫。もちろんファンであれば、涙がとめどなく流れる映像のオンパレードなので大満足できるはず。他のマドンナにも会いたいな~と思っている人の期待も裏切ることはありませんでした。個人的には大原麗子のワンショット(若い時のほう)で号泣。各マドンナの「寅さんに会いたい」と呟くカットがあればもっと最高でした。

 そういや、『男はつらいよ』シリーズにはエンドロールというものが無く、いつも「終」の文字でバーンと締めくくっていたのに、今回は初めてのエンドロール。その最後に6名の方のお名前が出てくるのですが、渥美清の名前がない!これは寅さんからの「ご苦労さん」というメッセージに違いない。いつでも寅さんがみんなのことを温かく見守ってくれてるんだなぁ、と思うとまた泣けた。

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kossy